紀泉高原西部
四国山から甲山と経塚二番
2023/02/26
単独


ヤマレコ地形図にリンク

 

紀泉高原で紀淡海峡が見える山は、高森山と四国山だろう
久々に歩いて、石ころアートや整備状況が気に成り、又近畿自然歩道と整備が進んでいると知り、甲山と四国山を尾根で繋ぎたかった
四国山と経塚二番の尾根は、道横が林道?が走り歩く気に成らなかった
所が、そんな尾根上にコースが出来て踏み跡やテープが濃い事を知り歩いてみた
近畿自然歩道は整備はされたていたが、甲山付近は掃き清めたように山に落ち葉ひとつない事に驚いた。

  

四国山登山口の駐車場前の直登コース階段から登った

通常はトーテンポール横からだが直登の階段コースを経験してみたかった
足に合わない急階段は一度経験すれば十分で、にどさんどと登ってみたくなるような体力はない私だ
尾根の縦走路に突き上げて、四国山展望台に行く
気温は低く風も有るが、その分見晴らしは最高で、友ケ島から淡路島、四国迄見通せた
 

360度のパノラマを楽しんでいると、28宿経塚めぐりの青年が孝子から来た
コースタイムを聞くと案外道は良くなっていそうだ

トーテンポール側に少し歩き道上の尾根に入る
踏み跡が濃い
  

古道は四国山ピークの東側を巻くが241mピークを越えて古道に出た

  

道成に行くと立ち入り禁止のロープが出る
マッタケ山だろう
右手のピークに登りピークからテープに沿って尾根を歩いた
道路とはほぼ平行に道が有る

200mピークの東側を巻くようにテープ道が誘い、古道を感じると石仏の地蔵様が出る



未整備の頃この地蔵様と出会ったときは感動したものだが、古い謂れに、西ノ庄の地蔵寺が火災に遭いお堂と地蔵が燃えた
この地蔵を、燃えた寺でお祀りしようと成って、地蔵前でお経をあげていると地蔵様が、私はここに置いてくださいと行ったと言う
依頼、道が無くなった後もここに居座り続けた
地蔵の位置を動かすものでは無いと言う事の教えを解いたものかもしれない
今も近畿自然歩道が整備されてもその位置は少し外れる

地蔵と初めての出会いの記事です
階段を登り返し林道の近畿自然歩道道標を確定する

  

地蔵の場所を忘れないようにS子さんに書いてもらった字が消えずに残っている

長い階段を下る
竹林内に休憩所を設置したのだろうが、何かの関係で使えない状態だ
  

佐瀬川の出口には入山禁止の古い看板が有った
  

車道を少し歩けば経塚二番への軍道が有るが、先ずは慈眼院(観音寺)に立ち寄る

 

天正期時代の観音像や鐘楼は元禄期の物と書かれ、ここも二の宿とされているとか


車道を甲山に向かう
養魚池の堤を渡ると金網の隙間から道が見えた
小さな道標に甲山最短コースと有り、ロープや鎖が見えたので、これは面白いと取付いた
  

距離は近いだろうが、時間はかかるだろう急傾斜で鎖補助まで有る
途中は羊歯が刈り取られ道が出来ている。
好きもの道だった

コンクリ舗装の道に突き上げる
  

案内で甲山に登る
山頂には電波塔と二等三角点が有り、椅子が設置された360度の展望が有るが、木が切られてのことだ
山頂は落ち葉ひとつない山らしからぬ山頂だ
   

二等三角点の点名は兜山で山名と字が違うのが面白い
標高は241mです

少し下の椅子でパンとカロリーメイトの行動食で休憩だ
木が切られ見晴らしが有る
ここも掃き清められた美しさで凄いが、ここまで綺麗だと山と言うより公園庭のようだ
 

猿坂峠に向かう
案内はバッチリで道横は完璧に下草や笹が切られ、小木は無く見晴を作っている
マア綺麗な公園の道より更に綺麗だった
  

猿坂峠からバリエーションで西ノ庄堡塁に向かう
少し前まで西ノ庄堡塁とされていた旧陸軍の砲台跡?はグーグルは佐瀬川高堡塁跡と名が変わっている
  

猿坂峠の金網の隙間から入る
以前は生えこんでいたが、隙間も出来テープも有り踏み跡も濃い
道成に登れば、自然と経塚2番に誘導される
最高所で、堡塁への案内は無い
下の写真を参考に右手に少しで堡塁が出る
  

堡塁を廻り階段から写真の門に行く
 

門までにはトイレ跡、中に入れば二部屋が有り井戸や炊事場跡が有る
 

 

堡塁を一周反して経塚二番の尾根に行く
自分なりの目印が無いと尾根を外すかも

テープに沿って尾根を歩く
  

テープに沿って尾根を下れば尾根先手前で急傾斜を下り、軍道と呼ばれる林道に出る
そこに アララ下の写真が出た


行って気が付くが、炭焼き小屋の裏を通りマークなりに行けば、観音堂跡に出て、下りよい所で林道に下ればよい
私は
テープなりに下って、アララ立ち入り禁止の道標にごめんなさいを感じて経塚二番に行った
 

軍道から炭焼き小屋の前を通り林道出合の経塚二番、観音堂跡の石柱の上の観音堂跡に登る



少し南の手ごろな所から登った
  

観音堂跡の墓や燈篭が倒れている
ここで気が付くが、尾根を道有りに来れば、この観音堂跡に出る
ここから、下りよい所から林道に出て、経塚二番に行けば、立ち入り禁止の道標は見なくて済む

表現は難しいな

観音堂跡石柱の堀切から尾根に登る
目立たないテープが電柱横に有り這い上がれば猪の箱罠が有りマークと踏み跡が出る
  

林道横の尾根芯は道とほとんど幅は無い
私はこの尾根に、元陸軍要塞を記す石柱がいくつも有り、勝手に坊城の峯と呼んでみた

テープに誘われ踏み跡に沿った
誰が整備したのか踏み跡も濃いしマークも目立つ
  

こだわらなければ舗装路でも良いが私はこだわった
ところが地図を見るかGPSを見ればいいものを、踏み跡とテープを追って道を外すアルバイト
方向と地形がオカシイと気が付くまでルンルンだ
(二回目に出る鉄塔で気が付いた)

  
  

急傾斜を引き返し、道沿いを北に歩けば、近畿自然歩道の標識に出た
記事表現は上手く書けないが、何方が開いたか、坊城の峯ルート
アスファルトを歩くよりは楽しい

道標地点から林道の車道を歩いて駐車地点まで帰った



ヤマレコ記事と、この記事を読み返して、地形図を見れば意味は少し理解していただけるかな
表現が出来な私です
ご理解ください
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