岬町の山
甲山から白ヶ谷山、四国山、周回と沖根戸山時間切れ敗退
2011/02/27
単独

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コースタイム
猿坂峠13:20-甲山13:38-白ヶ谷山14:20-西畑14:40-地蔵様15:00-四国山広場15:18-P20615:39-
西畑16:06-猿坂峠16:47

総時間3時間27分休憩なし
マピオンによる登山口
昨日電話でA-team例会の不参加をTELした所、dancyoさんが甲山でCQCQとアマチュア無線を楽しんでいるとか
午後からなら山行時間があるから、私は明日甲山に行くとdanchoさんに話した
で、昼食を食べながら地図を片手にコースを決めた。
時間が有れば甲山212m 白ヶ谷山220m 四国山241m 沖根戸山244mと決めた
予測時間は山勘で4時間だろう。里山だエスケープは何処でも取れる
モグモグ、味が分からないほど早飯だ
地元の方達の健康歩きコースの甲山、主に和歌山の方達が歩いている
麓には八幡台小学校や ハーブ園 看護学校と施設も多いが見晴らしの良い車道には歩道が有り健康歩きには最高のコースだ。大阪側は岬町、大阪最南部の過疎の地佐瀬川(西畑)などはハイキングが楽しい所だ
そんな所にショウタン流里山歩きコースだ
テープこそ無いが踏み跡があり人の気配が感じられる面白いコースが取れた
時間的に猿坂峠登山口まで車で行き路駐、甲山に向かうが、モウこの登山口から見る和歌山市内の景色は最高だ
  
何も考える事はない道成りに登ると民放のテレビアンテナが出てその先の無線設備に向かいさらに奥の無線設備まで歩く
そこが甲山だ 二等三角点兜山が鎮座する。山名に甲、点名に兜、ナカナカ面白い二等点だ
基準点コード
ICタグ(ucode)
等級種別
基準点名
北緯
東経
標高(m)

民放電波塔から車道に下り               その先の電波塔           その奥に三角点がある    
  
山頂は見晴らしが最高で和歌山市内と紀伊水道が見事な景色を見せる

三角点がある↓
 ここからの紀泉高原の山座同定は面白い

少し戻って車道に出る
出口からの登山口は甲山に一番近い。景色を見るならここから行けば5〜6分だ
掘割りの峠から白ヶ谷山に取付く
                               白ヶ谷山取り付き
 
モウこの付近の不法投棄は目に余る物がある。余計なものは見ない方がよい
電柱の横からゴミを見ないようにと、取付くと、アララ踏み後が有るではないか
それもハッキリと有るが、テープが一つも打たれていない、ハンターかそれとも秋のキノコ道か??
小さな尾根は位置特定は難しいが、尾根が適当に曲がっている。慎重に角度を測り進
ダンダンと踏み跡が薄くなるが歩くに問題はない。小さなピークにシダが出た。やはりと思うがシダを越えるとやはり巻き込み道があった。
  
地図上で尾根が難しいだろうと推測した地点もはっきりと尾根が出てスイスイだ
和歌山の県木、ウバメガシの木が多い、備長炭の原木だ、切り出した跡が出た。見晴らしが良い
それにしてもどうして木を出したのだろう。尾根下に林道があるのだろうか ??

  
後少しと言う所で小道が出てテープが巻かれていた
道なりに進むと山頂にテレビアンテナが出た。山名版が一枚、この道は鉄塔管理道だろうと推測して下ると下に鉄塔が出て
管理道を下った
  

  
岬造園土木さんの敷地に出て車道に出る
振り返ると白ヶ谷山は直ぐ上だ             登山口↓
  
道を超え、西畑150電柱の横から尾根に這い登る。急傾斜だが登りよい
尾根に出ると小道があったがおそらく古いものだろう
  
尾根通り歩くとシダに突き当たるが少し尾根をそれると歩きよい
とうとうシダに囲まれた。右手が植林の谷だ、これをトラバースしようと少し入ったが上はやはりシダ
左手に入ると花木(ビシャコ)取りが入るのか小枝が切られている。ルートが見えたが遠回りだ
エーイとシダに入ると、アラ足下は小道だ。ウン、アレ、立派な地蔵さんが鎮座していた
ここはやはり古道だったのだ

  



下山後、佐瀬川(西畑)の方にこの地蔵のことを尋ねた
昔、和歌山の西ノ庄の地蔵堂が火事になりお堂と地蔵様が燃えたそうだ
その地蔵堂を修復するときにこの地蔵様を復元した地蔵堂にお祭りしようと話したそうな
山で地蔵様にお経を上げていると、コノ地蔵様はここに置いてくれと言ったそうだ
今はもう知る人も少ないであろうコノ石地蔵様はヒッソリと鎮座していた
又、この方が佐瀬川から四国山に登る古道を教えてくださったが、ちょうど地蔵様の位置と一致する
加太や西ノ庄と結ばれている道跡だろう
太平洋戦争時代コノ付近は軍事基地でみだりに山には入れなかったという
その境界を示す境界石がやたらと多い、そんな石のところに飛び出し、車道を四国山登山口に向かう
                                                         ↓四国山登山口
  

地図など持って登ったことが無い四国山、アララ、山頂広場は山頂ではなかった
少し手前の241m地点が四国山山頂だ、山頂広場に四国山の山名板が、マッイイカ
時間が迫る
慎重に尾根を特定して沖根戸山に向かう
と、小道が思う方向に走っている。しめた行けるぞ、dancyoさんは猛烈ブッシュで悲鳴を上げたとか、で私は上からなら猛烈シダブッシュでも行けるだろうと考えこのコースにした。ふふふ やったーだ
小道が思う方向に向かっている。ルンルンだと思ったのもここまで
P206m地点で出ました猛烈ブッシュ、ここで決断だ、戻るか、行くか 下るか 時間は3時40分 最短コースで下ろう
あと1時間がタイムリミットだ。又充分の時間で再挑戦だ
東に下る。少し尾根を外したようだ、かまわず下る。行けるはずだ
ウバメガシの木が切られている。道がある あったー
道どおり下った。車道に出た

道跡                           206m地点 陸軍道標             下り尾根
  

木出し道↓
 
十分な計画が無いにしては読図が楽しめた
まあ満足度が高い里山ハイカイ登山だった
四国山から素直に道を帰れば一般的かもしれない
又コノ付近に挑戦したいな
 
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号)」