梅畑廃道、下山は西谷西尾根
2022/02/27
二人 


ヤマレコ地図にリンク 
今山仲間が廃道に成ったコースを復元しようとブッシュをかき分けている
山友から同行を願われ、ルートを探し復元のお手伝いをする機会が出来た
下見や倒木撤去、倒竹撤去と汗を流しているが、真剣に地形図を眺めればおかしなことが次々に出る
コースのずれは当たり前だろうが、今回の作業で府県境界が地形図と違う所に、境界石が有った
何故とPCをググれば今昔マップ on the web のページが出た
古い地形図と新地形図が見比べられる。もう最高のページ、このページに出る過去地形図は今昔マップ on the webに手を加えたしたものです
先ず、今日の作業を少し載せておきます

なるべく作業時間を増やすために、地図の割谷弁才天女入り口の小屋前までバイクで乗り付けます
マア、地元民の特権かも、
小屋横をワイルドに下り(修復予定)渡渉して弁財天神社横から林道に登ります
  
八王子社跡登山口前の橋を渡り、西に50mで西谷の池コースと分岐します
簡単な整備が有ります。
50m先の分岐を左に進み、梅畑と言う所の小屋を目指します
整備は此処からですが、笹や草の刈り取りは行いませんが、ブッシュとまでは行かないレベルの生えこみです
途中、道が流されていますが渡れます
 この付近からゴロ石が出ます

倒木を少し撤去して行けば、石積みの畑跡が出て荒れた道を登ればクネット曲がり、その先で竹が倒れアララ凄い状態でした
少し時間をかけて作業しました
その先で梅畑廃屋が出ます


ユンボが捨て置かれています
そのバケットの先5m?の木にテープで登り口をマークしました
最初は此処のとりつきを探すのに時間がかかったのですが、道は10m程度土砂で埋まっていますが、問題なく登れます
尾根に登れば直ぐに道は分岐しますが、尾根に準じ登り、次の分岐で右手に入ります
マークを打ちました。テープは道が確定するまでは残していただきたい所です
  
トラバース道ですが傾斜は感じない程度の登り、高圧線下を通るころから倒木、倒竹、雑木等のブッシュに成りました
今日は、人が通れる隙間を作り倒竹を取るまでの作業です
 
時間はかかりましたが、完全に取り切れていませんが通行は可能です

竹部分は何とか成りますが、笹部分は手作業では何ともしがたいほど生えこんでいましたが、突破ししました。
動物跡らしい所を見ればどうやら道跡の様でした。
二本の大木の倒壊は撤去できていませんが、越えられました
笹部分を過ぎれば、急斜面ですが登れるように登れば、ピークか、西谷の西尾根か大福山登山道にでます
険路はこの5~60mのみで他は緩やかな傾斜です
 山頂下の境界杭で休憩していれば、アレ読図からここに何故府県の境界が有るの??
地形図では大福山登山道の六十谷道の西に府県境が有るように書かれている 何故??


帰ってパソコンを検索すれば、今昔マップ on the webが今昔の地形図を公開していた。
全国は無いが嬉しいかな和歌山は明治迄見ることが出来た


1908年版と1934年版とは府県境の書き方は違うが同じように、府県境は西谷の西峰ピークを越えている
どれが正しいやら全く分からないが、何故こうなるかは全く分からない
地形図に興味が有れば 今昔マップ onn the webdeで検索をかけて調べてください
コロナワクチンを打って2日目、今一つ調子が出ない
最短で帰ろうと、西谷の西尾根を下山した。
距離も短く尾根は快適、次回の為に小枝を落とし、私が跨げない倒木一本を切り落として下山した
  

落ちた橋の手前に降り、橋下を渡渉して、林道を割谷まで下った
割谷弁才天女の案内で、割谷の小屋前に出た
渡渉する所に下る道は少し荒れている
此処もボチボチと修復する必要がありそうだ

マア、ややこしい地形図の話に成ってしまったが、地形図が好きな方調べてみれば面白い事が山積みですよ
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