持経宿小屋から行仙宿小屋

2008/05/18午後
持経宿で昼食と水汲みをしてユックリと休憩、行仙宿に向かう
コースタイム

持経宿小屋13:00ー両又分岐13:40ー平治宿小屋13:55ー転法輪岳14:30ー倶利迦羅岳15:20ー行仙岳17:10ー行仙宿17:30


          
林道を南に100mで三叉路があり右に10mで奥駈道の取り付きがある

 
尾根にはいるとすぐに森の巨人達と言う桧の巨木と不動堂がある



ここから行仙岳までは自然林の巨木が有り、ミズナラ、ブナ、の巨木が多い
又、この時期はツツジや石楠花、シロヤシオが満開の美しい姿が緑に映え綺麗だったが
足はダンダンと疲れが増し、歩速は遅くなって行く

 

登り切った所が両又分岐(この尾根を歩いた事がある)ここから下り込むと平治宿小屋です
新宮山彦ぐるーぷが管理する小屋の中で平治宿小屋は一番小さい、
それでも詰め合わせれば30人は泊まれるだろう。この小屋のみ毛布の設置はない

平治宿から登りが続く、やっと登り切った所に転法輪岳1261.2mがありここは二等三角点、池峰がある

点名 池峰
等級 二等三角点
標高 1281.17m
埋標 明治34年9月14日
所在地 奈良県吉野郡下北山村大字池峰字部中767番地
緯度 34°01′28.7215 
経度 135°54′35.2079 
標石 15×15cm高さ31cm正面南二等右筆欠損なし

 

この山の特長は説法石と言われる巨石がありこの石の上で行者による説法が説かれたとか

転法輪岳と倶利迦羅岳間は道が悪く、植林帯と自然林の中を通る尾根だ
急に天気が悪くなり雨が降り出した
途中でカッパとザックカバーを取り付けようとザックを広げたが誤ってダウンのブルゾンを谷に落としてしまい大あわて
拾い上げたが雨はやまない



霞のマツさんやっぱりカッパがよく似合うm(_ _)m

小さなキレットや鎖場を登ると倶利迦羅岳1252mです。倶利迦羅岳は岩峰の小さな山、尾根絵先から景色はいい山だが何も見えない
只ツツジとシロヤシオ、石楠花が美しさを競っていた

 
横駈は尾根が細いがこの時期はやはり花が綺麗だった。
ここでドコモのムーバーを開くとアンテナが立つ、サポート、シマヤンに無事と計画通りである宗の連絡をした

 

少し広くなった所に怒田宿跡がありここから行仙岳の登りが始まる

最後の登り、行仙岳への登りは一級な物がある
疲れた足では20分を要した。久々に足が動かない状態だったがおそらくシャリ切れだろう

 

山頂からは何も見えない、
行仙岳にも三角点がある。三角点を探訪する方達の名盤が嬉しい

 

標高 1226.87m
点名 大峰山
造標 明治37年7月10日
所在地 旧住所、奈良県吉野郡十津川村上葛川字里の奥2と同郡下北山村浦向字大峰山1230、俗称サダワイ
新住所、奈良県吉野郡下北山村大字浦向字大峯山1320番地 
北緯 34°00′15.8472 
東経 135°54′17.8063 
標石 15×15 高さ30(荒石部分12)cm正面西三等右筆。北及び南西角欠損
ここからは下り込みです
白谷トンネル口分岐、継の窟と下り行仙宿に着いた
総時間、
11時間50分ショウタンの限界だった

 
行仙宿小屋では貸し切り状態、あらかじめデポしておいたビールを飲み夕飯を楽しんだ
腰の痛みが出ていたショウタンを疲れた体でもみほぐして下さった松チャンにこの場を借りてお礼を言いたい
明日は笠捨山の登りの難所が待っている。知らない間に眠ってしまったショウタンでした
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続く

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