コアジサイを尋ねて
木梶山から梅尾
2019/06/22
炉端山友会にて

総時間7時間 距離約11km

シルバーボーイさんのヤマレコにリンク
台高のエアリアマップに載る梅尾のピーク下にコアジサイの群生地が有る事を知ったのは2017/07/02の山行だった
あまりの香りの良さに再度2018年に再訪したが、残念、開花時期に早く香りも少ない
もう一度アノ香りとコアジサイの群生を楽しみたいと炉端山友会で例会を取り組んだ
花好きが多い炉端山友会、参加者は16名と多く本当に楽しく歩い山行だった。
高見トンネル東出口の駐車場に数台をデポして3台に分乗して木梶林道のゲート前駐車地に移動する
準備してスタートだが、このゲートの滝の名がキワラ滝と呼ばれているが、詳しくはキワラ不動滝で、林道下の見えない部分がキワラ滝と言うらしい
漢字では木原滝と書くらしい事を検索から知った
 
 
林道ゲートから歩き始める
緩やかな登りだが軟弱な私にはフー、
しばらく歩けば、木原第二橋に落ちる見事な滝が有る
名が有るだろうと検索すれば、雲ヶ瀬本滝と言う名が有るそうな
 
林道サイドは樹木やコアジサイの花が咲くが、名は覚えられず、困ったショウタンだ
 
以前はハッピノ田和取り付きまで車は入れたが、一般者は通行止めで渓流つりの鑑札所持者は乗り入れが可能なようだ
この駐車場はいまだ駐車が可能だが普通車はさて
さらに入り木梶川の橋を渡り地蔵谷分岐をさらに進めば、木に登山口の案内が出る
植林内の急登をジグザグと登れば痩せ尾根に成り、さらに登れば二次林の自然林が美しい
緑も美しいだろうが秋の紅葉や樹氷期も綺麗だろうな
 
 
一汗流せば山頂だが、木梶山は三峰に別れ、馬駈け場の台高縦走路と今回の梅尾の方向尾根に分かれる
丸い小さな山頂で、中央に三等三角点木梶が鎮座する
点の記は 等級種別は三等三角点、点名は木梶、北緯34°23′35″.9932 東経136°05′46″.1669 標高1230.38 所在地は三重県松阪市飯高町木梶
木梶山
休憩も少なく梅尾に向かうが、方向は確実にコンパスを取ろう
支尾根に釣り込まれないように注意が要る
 
下山ルートを地図上から確認する
帰路は木梶川に張り出す尾根を下るが、踏み跡やテープマークなどは無い
付けてほしくないほど綺麗な自然林尾根だ
兎に角此処まで戻ると確認して梅尾に向かう
荒れた林道に下る地点も確認して、尾根を進めば、ニセ梅尾なんて書かれた道標地点からの見晴らしは最高だ
 
姿が信じられないほど穏やかな高見山、トクマ山、遠くに青山高原、鎧兜に曽爾村の山々が見晴らせる 
ニセ梅尾からの下りこみは方向注意ですが、尾根は素晴らしく歩き良い尾根です
大きなミズナラが出ればコアジサイが匂ってきます
 
梅尾のピーク1118mは山頂の条件は整っていますが、次の1120mピークの方が山頂らしく感じます
梅尾の1118mを越えて少しでコアジサイが出てきます
それにしても、尾根の左右に群生するコアジサイは多くあり、私の知る限りでは最も多いですが、手軽に見に行くにはチト遠いです
 
 
ユックリと花を楽しみ、引き返して、ニセ梅尾から再度見晴らしを楽しみ
 
木梶林道に一番早く下れる尾根から帰路に入ります
先ず地図から現在地を知り、後はコンパスGPSと各々方向を探ります
分岐のみにマークが有るが尾根にはマークは一切有りませんしそのほうが楽しい尾根です
一ヶ所尾根方向を間違うと尾根が変わってしまいます。慎重にコンパスを取って下さい
 
少し急傾斜も有りますが歩き良い尾根です
広尾根から痩せ尾根となって行きますが、途中の岩ゴロゴロ帯は挫きや歩行注意です
 
細尾根の雑木の中を下れば、右手植林の尾根先に出て、そこから下りこみます
見た目は急傾斜ですがルンルン下りです
慎重にユックリ下れば良いと思います
 
直ぐに林道が見えてきます
可視で下れば下りよいでしょう
林道は少し荒れていますが、慎重に下れば問題は有りません
 
 
木梶川を渡り木梶林道に登り帰せば、駐車場までは一歩きです
 
山野草の開花時期は本当に難しいが、山行そのものは楽しいコースの木梶山、梅尾コース
その先の、岳山、帝釈山には又日を改めて、尾根先からでも登れば良いだろう
キット楽しい山行が出来るコースだ
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