五社山 壁山 熊野古道編
2010/02/16
3人
素早く昼食を済ませ五社山に向かう
地図で見ると五社山は林道が通り登るに足りない山のようだが、車道直ぐ上の尾根は素晴らしい尾根で山好きにはたまらない。
問題は五社山から尾根伝いで壁山に行くコース取りだ
先ず測量点612mをめざしそこから下り込んで壁山を目指す
612mから壁山ルート取りが難しいだろうと読んでいたが、一つ尾根を間違い、アララ尾根がない と周回して612mまで戻り
再度尾根を探した。わずか20m標高差で尾根を間違っていた
又先日昭和山で磁場狂いでコース取りを間違った現象が出た]
高圧線が通るコースを歩く時は本当に注意が要る事を実感した
又、古道は熊野街道で、皇太子徳仁親王が歩いたコースとか、彼の山好きは有名だがこんな片田舎の道にまで来た事に驚きだ。


コースタイム
昼食後13:00-五社山13:36-三角点北大實僧城13:41-P612、15:18-コル15:23-壁山15:46-三角点15:55-コル16:30
古民家17:08-蔵王橋17:50
午後の時間
5時間50分
全コース周回時間
9時間8分
昼食場所から小さく尾根を越えると高圧線鉄塔があり、そこから五社山の尾根に取付く
車道は直ぐ右手だ、小さく傾斜を登るとその上は見事な尾根、五社山までルンルン
小さな山頂は何もないが、小さな山名版が一枚架かていた

 

その先の三角点北大實僧城(きたおみそぎ)は30mほど下った所にある
四等三角点だが北大實僧城(きたおみそぎ)と何か由緒が有りそうだ
北大實僧城(きたおみそぎ)の三角点位置は間違いが無かろうが、地図にある電波塔の位置が少し違っている
時々起こる地理院の地図の間違いの一例だろう
 
TR45135038101 
点名 北大實僧城 (きたおみそぎ)
冠字選点番号 K城 8 
種別等級 四等三角点 
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°04′31.6849 
経度 135°23′49.1096 
標高 591.45 m
基準点現況
現況状態 正常 20091113 
三角点から地図にある林道をP612に続く尾根に向かう
思ったより林道は長いが夏ならススキで悩む所だろう。林道が無くなる頃少し立ち木が邪魔をするコース、上手く道らしい所を
歩ければ問題はなかった。途中に猪の共同浴場があった
ここから少しブッシュ気味だがショウタン達には問題はない
そうそう、途中に星田山と読める山名道標があったが意味は分からない
 
P612へ向かうピークはナカナカの傾斜だが落ち葉が美しい           612のピーク↓
  
612mからの尾根続きが難しいと読んでいた。まさにピンポーンだ
北西に40m下り真北に尾根に入る。高度計を合わせ、慎重に地図を読んだつもりだがアララら
下る尾根は北東に下って行く、コンパスは左だ左だと示す
間違ったー、で登り返すにはあまりの急登、上手くトラバースして612mにぐるっと回って再度挑戦だ
今度は本当に慎重に尾根を探した。間違った地点から20m以内の下に尾根がはせていた
現場はあまりにも地形図が違う。マッ最大19mの地形の狂いは生じるが、読図が甘い三人でした

ハッキリした尾根だが傾斜がある。途中でまた尾根が分かれる
分かってはいるが、進行方向にコンパスを合わせたが、やはり鉄塔が近い、わずかな狂いが反対尾根を指していた
Tshikun、ショウタンこっちだと地形を読んだ。流石、
直ぐに左手に鉄塔、時間が有ればこの尾根を下る計画だった
尾根を下って行くとコルに古道が現れた
これを帰ろう。計画は変更された

尾根から見た壁山             コルの古道にある鉄塔標識
  
コルから正面に壁山がある。登り返す。測量された尾根は歩きよい
と、後少しの所で岩稜が出る、5〜6m問題はない、登って右手に、関電鉄塔道らしい
整備があり階段もある、登りきった所が壁山だ
 

三角点には50mも下らなければ行けない。T女行く気満々の体制だ
リュックをデポ、急坂を駆け下りて行く
基準点コード TR45135130201 
点名 壁山 
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°05′31.06 
経度 135°24′09.1973 
標高 492.88 m
基準点現況
現況状態 正常 20070811 
所在地 和歌山県有田郡有田川町
壁山山頂まで登り返し、一休み、
古道のコルまで下って、古道を下って行く、地形で進む方向を推測しながら下るが常識的に境川口に下るだろう
途中に古道の証が有ったが、学の無いショウタン、字が読めない 涙
古道は歩きよい、この時点で熊野古道とは思いもよらなかった

  
下って行くと棚田??の跡がハッキリと出てごく最近まで作られていたような畑跡に出た
その先で道が分かれ少し迷うが右手にとると境川に橋が架かり道なりに進むと一軒の古民家前に出た
コースは成功だ、良いコースだった
等と話していると一人のご婦人が話しかけてきた
この家から嫁いだ方という
聞けば、熊野古道で、以前皇太子徳仁親王も歩かれたとか,道への取り付きは少し違う所から入ったらしい

  

  
民家の方に美味しい谷水を頂き、境川橋からR480号を2km歩き、蔵王橋まで帰ると
日が山に姿を隠す寸前だった
 
戻る
烏泊山に戻る