台髙山脈
高見山のコアジサイ探して
2025/06/30
単独



高見山にコアジサイの花とその香りを楽しみたくて山に向かう
この時期なら咲いているさと何も調べない
コース的に階段に弱いショウタンは、コアジサイの群生地まで階段の無いコースで下り
山頂に登り返すつもりで、地形図を切り出す
ヤマレコのユーザーの私は、ヤマレコ地図から自分の歩いたコースが載っていることを知りそのコースを地形図にいれる
始めて歩いた時はコースは載らなかったが、今は好きものたちが歩いているようだ
小峠をスタート点にするも良いが、小峠分岐を車で行き過ごし大峠まで登ってしまった
結果は良しだった。この時期は日陰が長いほど良い、今日は風は少ない方だ

大峠には車は一台のみ人は少なそうだ

 


鳥居から階段を登り切って直ぐに旧道の自然歩道に入る
入り口には幾つかの石柱が有り、高見山の歴史を感じる
常識的には山頂の高角神社の関係かな

ハンシ山や台髙の山々が見晴らせ、地形図無しでもハンシ山や伊勢辻山等が思い浮かぶ
キット薊岳なども見えていたのだろう
案外下りで涼しい
汗は流れない
小峠に出るまで気になる看板などが有る

花はヨウシュヤマゴボウ程度だが、盗人岩の朽ちた看板が出る

 

この上の尾根はどの位置だろうかとGPSで確認すれば、看板に有る300ⅿ上は登山道をぬけてしまう
距離を表すものなら理解ができる
この看板から、冒険好きな方は登り調べたようだ
ヤマレコの足跡が薄く残る
一度は探してみたいが単独では自信が無いし体力も無いだろう
伝説的に街道を通る楽しみの伝説だったのかな

道は単純で林道に出て行けば、小峠に出る

  

小峠から更に西に林道を歩けば、新しい林道に出る
少し変則的に分岐するが、東に登れば高見山に行けるし、西方面の舗装がされているのが見える方向に行けば高見杉に行ける
舗装下の分岐に行ってみたが、道はすぐになくなる

舗装の林道を登る

  

林道は分岐もでる
方向は慎重に取ろうとしか書けない
高見杉の小屋が見えるまでは林道です
一か所、林道が大きく分岐する所は、右手に大きく鋭角に曲がる
そのまま下れば、コアジサイの群生する斜面が有る

  

沢の音が聞こえた。
ヤマレコを見れば、たかつみ温泉側の登山道と並行している
見ればすぐ下に登山道が見える。
間伐材で行きにくい所だが、最短で小屋に向かった
 
高見杉まで来る間に、何カ所もコアジサイが出るが、ショウタン的にはコアジサイは蕾だと思っている


少し小屋で休み

平野方面に下れば咲いているはずだと下ってゆく
小屋までの間でコアジサイに囲まれ香りに酔った経験がある
思い出しながら下るが、開花したものが無い

 

まだ早いのかと無知なショウタンはあきらめ、小屋へと引き返した

  

小屋横から登山道は林道に削られている
案内はそのままだが、私は林道で登った

木に大きく高見山登山道とペイントされた横に、小さな板に矢印と小の字が書かれていた

その下に林道が分岐していた
地形的に小は小峠を意味するだろうと地形図から林道を想像した
   

少し下の分岐から道成りに登ってみた
登山道よりは遥に遠回りだろうが、嫌な階段は無いはずだ

道成に登れば、重機が置かれた分岐近くに出た
出た道は経験があり、ヤマレコに軌跡が載るルートだ
ナルホド、ピストンが嫌な方なら、平野から登り大峠を周回できるコースが取れると納得だ

  

少し林道を歩き正面から、日陰を歩こうと尾根を越えた
林道は汗を流さないかもしれないが、傾斜は有っても日陰は涼しい
直ぐに林道に出た
その先は林道にしたが
やはり日が当たるルートは相当に暑かった

登山道に出て、ここからは登山道に従う
杉谷から小峠のコースに出会う

 
コアジサイが出ても花は無い
まだ蕾だと信じるショウタンだ
 最後の急坂が始まる

国見岩、息子岩、揺岩、笛吹岩等の案内が出る
看板に書かれた、藤原鎌足と三度言ってみたり、笛吹岩で口笛を吹いてみたりしたが、岩の振動や、雌雄の大蛇は現れなかった
マア、バカをしたのは、クマよけの意味も込めたが
何方もいないからできたが、金剛山なら110番されたかも W
  

流石に汗が出る
1200mの山だ、平地より7度は低いと思うが、その気温は平地と同じと感じたが、谷からの吹き上げがあれば流石に涼しい

冬の樹氷は綺麗だが、緑の山も綺麗で、神武東征の話や山頂に、それを思わす高角神社がある意味が理解できる

単独峰のように、360度が見晴らせ、昔人の視力は相当なものだろう
360度の地形から多くの地形が読み取れるだろうし、ヤタガラスの伝説はのように、案内人がその地その地でいたのだろう

山頂の高角神社には、伝説のヤタガラスのカモタケツヌノミコト(賀茂建角身命)と高倉下命(神武天皇に刀を献上した人)と謎の神様、瀬織津姫命(雨の神様か)祭られていると
ショウタンはググった
まあハッキリしないらしいが、伝説からつじつまが合うだろう WW <m(__)m>

高見山の古い名は、高角山だそうで、麓のたかつみ温泉はそれから名付けたとか
マア、ショウタンのググりは甘いからもっと調べてね
マア伝説は豊かなほど面白いし日本人の豊かな心が物語を面白く下いるのかな
マア良く出来た話ですよね

  

高角神社の写真は取り損なった m(__)m

  

 点の記
基準点コード TR25136501701
点名 高見山 (たかみやま)
種別等級 二等三角点
標高 1248.35m
設置日 1976年(昭和51年)10月19日 低下改埋
  
大峠に下る
こちら側にもコアジサイが見えるが花は無い
あ~あ早かったのかな

大峠に下れば下から地元の方らしい人が登られる
装備から、ベテランさんのようだ

コアジサイの話を聞けば、先週末で花は終わったと、携帯写真を見せてくれた
あらら、あれは蕾ではなく、開花跡だと言う

アララ、無知とは怖いものです

マアあきらめは付くが、一つは見てみたい
木梶林道を思い出しもしあそこなら残っているかもと大峠に下る
  




 


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高見峠(大峠)から車道で木梶林道に入り不動滝の前の駐車場に行く
お不動様の前の水場にはコバノギボウシが満開に咲く

  

確かに林道際にコアジサイが有った記憶がある
木梶山から奥の梅尾にはコアジサイの大群生地が有ったが、食害で花は咲きにくくなっていた

木梶山と梅尾

そんな記憶が入り交じり記憶があいまいだ

ゲートから歩く

  
 
木梶林道も舗装が進むが最近利用が無いのか落石が多い

山側には花類は減り続けているようだ

木梶川の瀧めぐりコースをハン時計周りで歩いてみる気も有ったが、体力的に無理だよと足が言い出した

 

各所で崩落が有りハッピノタワ口までは車も入れたが、今はジムニーでも行けない所があった
ユックリと花を探すが無い
ハッピノタワ口で引き返し、やはりないとあきらめ気味だったが、瀧周りの出口を覗けば、小さな10円玉ほどのコアジサイが咲いていた

 瀧ルートの案内

香りも感じない小さなものだがマア花は花、一枚を写した

足元に青大将が動かずにじっと私をにらんでいる
気の大きな青大将だ

笛吹岩の大蛇が姿を変えて待っていたのかな W



何時もならペロペロと舌を出すが、じっと眺める
そうか、ショウタンの口笛が聞こえたが、妻が行くのは嫌だと言い行けなかったと言いに来たのだな
今度は行くからなんて言いに来たのかな

風はあれば涼しいが今日はあまり風は無い

今年はコアジサイはあきらめた

 
山の神様も静かに見守っている
急激な雨予報もある中、マア歩けたことに感謝だし
あることは知ってはいたが、木梶三滝周りの案内を読んでみたのは初めてだ



見れば川沿いを歩くようだ
夏場には良いのかもと眺めた
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