蔵王峠から野谷林道周回
2024/07/27
単独



蔵王峠から府道61号を北に下り、野谷林道に入る
府道61号は細い厳しい道ですが車の往来も有ります
少し大きな車なら行きちがいは難しい所が多く有る
歩けば、季節の花が湿り気の多い道沿いに多く咲き歩くに楽しい
今回は、イワタバコが満開で、カメラ好きな方達の撮影も見られた
 

花類についてはまるで素人の私ですが、登山仲間に花好きさんや、花目的の登山の方も多く最近は少しずつだが花を見付けるのも楽しみになった

蔵王峠から野谷林道までの道沿いには水気を好む花達が多い

   

キンミズヒキ ヌスビトハギ? ミヤマタムラソウ

和歌山と大阪を結ぶ一つの古道だったようで、和歌山葛城の方は高滝寺や槇尾寺の道として、大阪側は堀越観音や高野山への道として栄えたようだ
峠の蔵王権現は今も大切に祀られている
街道に有る地蔵が今も残っている
  

道沿いに流れる谷川は厳しく滝やゴルジュが見られる

歩くに涼しくルンルンと下った
 野谷林道入り口までは下りで花など写しながら余裕だが、野谷林道から桃ノ木の垰までオール登りだ
時期が悪いのか花などは見かけなかったが、花先生たちと歩けばそれなりに花が多いそうだ
舗装はされているが、年々林道は痛みが有るようだ

林道終点で作業用の軽トラを見た事が有るが、今はまずはいる事が出来ないだろう
野谷林道沿いも谷川が流れ吹く風は涼しい

  
アキチョウジを見つけた

途中に綺麗な実と花をつけた木が有ったが、写真がぶれている

林道終点から道らしい形は無い
小屋跡らしい石積みの下にマークが有り、沢沿いを踏み跡を追って登る
幾つか渡渉を繰り返し、少ないテープを追いながら、今日の目的の花探しに目をやる

  

途中で目的の花、ヤマジオウが見つかり、やったーと写真を写す
  

ヤマジオウは和泉葛城山や三国山にも咲くが、私が行けば花が無い
今日が最後と、野谷林道を登ってやっとであった

探すことも無く道沿いに花を咲かせている

遅い昼食を食べて、桃ノ木の垰の分岐を地図で探るが??、もう行き過ごしているようだ
其のまま南葛城に登るも良いが、少しお疲れのショウタンだ
最短で登る

少し引き返し対岸(左岸)を見れば一巻きのテープが有った ヤレヤレ

又渡渉でテープを頼る
   
 地形図は山を巻くが、踏み跡は直登だ
桃ノ木の垰て前で道が出合うようだが、踏み跡は残り直登を選ぶ
谷は段々畑を感じる
山ワサビでも育てていたのか、2~3株の山ワサビを見た
直登はやはり厳しい

道が良く成れば広い垰に出る

 

ヤマレコで現在地を確認すれば、広い垰は桃ノ木の垰ではなくその先に有るようだ
現在地から野谷の峰経由で蔵王峠に行くにはアップダウンが有る
下りが続く、桃ノ木の垰から下る事にした
桃ノ木の垰⇓
 
緩やかに下る
道も良い。ルンルンだが段々と傾斜が出て、ゴロ石道に成り足元注意での下りだ
大畑集落に下り回り道でもと考えるほど足元が悪かった
ソウコウしていると、矢印が出てこれに従った

やはり道が悪い

道が良くなる所に廃屋が出て、大畑に下りこんでゆく
ここまで来たのならと、小さな分岐から尾根に登り返した
  

緩やかだが登りには汗が流れる

尾根道に登り切れば後はルンルンだ
 
蔵王堂上で、踏み跡が薄い道に、槇尾道の道標が出る
踏み跡は薄いが、古い道だ
直ぐに蔵王堂に出る

   

蔵王堂に手を合わせ、路駐点に帰った
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