紀泉高原ルート踏査
鳴滝不動から紀泉高原縦走路他
2023/10/24~25
単独と二人

コース図



和歌山市の紀泉高原は主に札立山、俎石山、雲山峰、等の山に登られる方が主に多い
札立山からは岬町の飯盛山を得て孝子、みさき公園、への縦走が多く、平井峠には少ない
山名は無いが鳴滝不動から旧花木団地に登り縦走路に出るコースは幾つかあるがそれも最近は利用する方は少ない

今回忘れられたようなコースを踏査して道が残っていることを確かめた
少し生えこんでいるが鉄塔管理道は整備が有りましたが、尾根縦走路は少し笹やススキが生えこんでいる
秋に、和歌山労山がJR山中渓駅から南海紀の川駅まで縦走を主催する。
毎年、和歌山の労山所属のクラブが縦走路を整備して下さるが、さて今年はどうなるのか
私も少しはお手伝いはしたいが、何せ和歌山の労山系のクラブに所属しないし単独で草刈りを出来るか自信は無くなった
 2023/10/24
二人で

鳴滝不動から午後一時と遅い時間から地形図に載る破線道を登ってみた

ヤマレコに同行のkurineさんが記事をあげてくださった
先ず埋め込んでみよう



鳴滝不動から一般的には札立山に登られるのが通常だが鉄塔管理道利用で縦走路に出て行く道が有る

  

鳴滝川沿いに入り道が分岐する所を30m直進すれば左手に管理道道標が有る
少し見えにくいかも。今はテープヒラヒラ
2m程度登れば広い小道が出る
少し行けば尾根に道が伸びる
これが急登だが、常態良くあり整備やマークも有る
今回は乾燥した落ち葉がやや滑ったが、危険などは無い
道成に登れば鉄塔が出る

  

鉄塔からの見晴も良く更に上に道が続く
テープが賑やかな所で道がT字路に出会う。左に行けば後日の踏査ルートで、右側に伸びるルートが今日の踏査ルートだ
右ルートは道は残るが、道上に小枝が多く積もり歩きにくそうで正面の尾根にテープが打たれテープに沿って登る

 

登れば最後の方はブッシュに成る
左手に花木団地時代の道が残るがここも生えこんでいる
マア、突き進めばコンクリートの水タンクの三差路に出る

樹走路の札立山側は過去にないほど笹が伸びていた

一休みして、平井峠側に向かう
平井峠側に向かう
ススキがやや背を伸ばすが道を隠すほどではない


 

写真は無いが、幼稚園児が冬に登られる広場の三差路を下る
園児の名が書いた札が多くかかっているところだ
一般的にかぜの子広場と呼ぶところだ

園児が登られる頃は道は整備されるが今は少し生えこんでいた
写真は無い

かぜの子広場から下る
クネット下れば舗装の道に出て途中から鉄塔管理道を下る
そのまま舗装路を下るにはあまりにも単純だ

  
 
下り口には鉄塔道標が有り下りよい道に見えるが、これが途中で手摺の有る激下り
プラ階段など有るが落ち葉に隠れる
慎重に下れば、広い舗装の林道に出る 

 

林道途中でコーヒータイムで休憩した所は一つの登山口だった
上には、札立山、鳴滝不動、林道には花木団地 平井峠と有った
花木団地とは、1960年ごろから日本庭園風の家がはやり植木の生産をする畑を山に開いた。
その畑を花木団地と名前を付けたようだが、今は廃園だ

明日、ここから道を踏査してみようと思い立った

あとは車道を鳴滝不動に下る
普通の生活道で車に注意が要る

ここまで距離は4.9㎞、時間は3時間30分程度だ
 
2023/10/25

今日は単独で踏査だ
昨日の踏査で道はほぼ読めている

何方も管理道で道は続いているはずだ

GPS軌跡を取り忘れ軌跡は記憶からの手書きだ
緑色がそれだ


 

バイクで林道入り口のゲートまで行く、
ゲート先500mが昨日の休憩地点だ

 

カーブミラーから取りつく
道は笹が刈り取られ歩き良い
道成にルンルンと登ると昨日の道に出るはずとたかをくくる
しばらくは道も良い地図を見ない
悪い癖だ
所が、アララ道が抜けて方向はと見ていると抜け道の10m程先にテープが見えた
昨夜の雨が道を濡らし滑れば危険と左手の凹部に下る



その先に道が続くであろうとアマイ考えだが、道は無い
よく見れば測量杭とテープがチラホラ、これが道かとテープで登る
道がハッキリすれば右手尾根に登るようだ
登れば道がハッキリと出て昨日の道に出会った
簡単に書いたが現在地読みは出来ないが、今回の地理院地図破線は狂いが少なかった

昨日のT字路に出た

予想通りだとは思ったが、途中の道抜けから上の谷中は踏み跡は無く、テープを頼った

  

写真などでは分かりにくいだろうが書きようがない

昨日は縦走路まで登ったが、地図から黒線道に出てみよう
と黒線道に向かう
黒線道は道は分かるが笹が生えこんでいる

今日はここまでと、最短で往路に下ろうと目視したが思ったより急傾斜の斜面
えーい下っちゃえと下れば、アララロープ補助の有る道に出た
ここは何処と地図を眺めれば、尾根に鉄塔がありそうだ
道を登ってみた

 

鉄塔周りに空き缶空き瓶とゴミが多かった
たぶん、マッタケ取りの跡だろうとキョロキョロするがあるはずはない

鉄塔下に平面地図の観測地点の図根石が出た


紀泉高原にはこの図根点がずいぶん多と多い 
 管理道を下る
ロープは11mmのクライミングロープで登山経験者が取付けたようだ

 

道を下れば道標が出て216ピークに登る破線道を下ってみた
尾根の極一部は笹をかき分けたが216ピークからは破線道に準じて下った
薄い道跡や堀切状態の道などが出るが、下りよく下った

途中に子供のラケットが出たのには驚いたが、たぶん子供達も登ったのであろう
往路に出た

  

とても道は文章で書けない
地形図に載る道は今も生きている
多少の生えこみは有るが、少し以前のこの道を利用していた方達の時は通りよかったのだろうな

往路取付きに出て、林道を下った

 近畿大学和歌山付属高校

総時間は2時間40分程度だった

何度か踏査して道を確定したいものだ

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