一体山と石仏探索リベンジ山行

2022/12/20
二人

 
ヤマレコ記事にリンク
奈良市大保の凸地に路駐して大保の報徳橋から一体山に向かう
前回2022/11/30に一体山に登ったが、目的が達せられず今回は其のリベンジです
そもそも大和青垣の山々と言う古書に載る山々を登りたくてWEB検索に引っ掛かった石仏み~つけたと言う動画からのコース再現だがこれが難しい
今回柳生の観光ページから石仏位置を割り出してコースを変えリベンジした
 和歌山市からは大保や柳生は遠いが、京奈和道ができ同じ和歌山県内の南部に行くよりは近くなった
奈良県民より多く奈良の山に向かうようになったと思う私だが、ご近所の若いsunaoさんが暇暇にお付き合いくださる
読図やコースの見分けがとても早く最近はお任せ状態だ
今回もほぼsunaoさんが摩崖仏や石仏を目ざとく見付けてくれる
前回と同じ凸地に停めて報徳橋に向かう
  

橋を渡り右手に大保の山裾に有る共同墓地を目指す
気温はマイナス二度、とっても冷たいが空は晴れている
思ったっより傾斜の有る道を登れば小さな共同墓地横を通る
墓地中の岩に二体の石仏が彫られている
 
思ったより小さいがよくまあこの地区は石仏や摩崖仏の多い事か、花崗岩の岩が多い事からかマタマタ他の宗教的意味合いか、歴史の濃い奈良県
見どころは多い

その先で林道が分岐する

経験から轍の濃い方が目的道とは思うが、地形図と道の位置が違う
コンパスで測るもその方向は曖昧で判断に困る。GPS判断も良いが読図で頑張って、左手が旧道だろうと判断した
所が、登っても道が地形図から割り出せず困っているショウタンに、このような急カーブの所はここしかないと地形図を示し、その位置を当てた
一回目のお助けだ
状況判断で目的の、前回アルバイトした峠に出た。
  

後は前回と同じコースに成る
読図もおろそかに記憶でルンルン、四等三角点泉に行かないつもりだったが、少しコースを変えてヤハリ登った
尾根から林道に出て今回は林道を歩こうと林道にこだわった
途中で大回りの林道をパスできると小さな尾根を横切ることを提案したsunaoさん、笹ブッシュを感じなく登れたが、後2~30mは猛烈な笹
ショウタンは敗退宣言で引き返すが、sunaoさんは最後までコースを探していたがヤハリ敗退宣言だ
急げば廻れと言う事か ( ´艸`)
  

道成に登れば分岐林道下に茶畑が見える
何所だろうと地図を探すショウタンにショウタン前回見た茶畑だ
帰路はこの茶畑から下ろう道が有り寝地蔵に近いと見分けるsunaoさん。冴えてるね
 
道成に登れば小さな林道分岐
前回登ったコース下側に成る
大した笹も無いだろうと林道に入り、目的の尾根に有る二重線の道先を狙う
少し笹が出たが、動物の跡を追えば問題は無かった
  

一体山山頂に向かう
快適な道とは行かないが、二人にとっては問題はない
 

山頂の二等三角点大柳生にタッチして、電波塔下の陽だまりでお昼を楽しむ
  

山頂からは二重線の林道から茶畑が見えた分岐まで下る
最初は二重線の広さは感じないほどだが、段々と広くなり快適になりだした
自然林が出れば目は自然林に向けられる
食用のキノコは無いかと目はきらきら、
現在地を気にしないで自然林を見ていると、アラ、石作りの小さな祠が見えた
前には石積みが有り手の込んだ作りだ
  

ご神体は何処かに移されたのだろうか
隙間からのぞくが分からない
大きさは小さいが手が込んでいる作りだった


茶畑が見える所まで林道を下り茶畑に入る
舗装された道を下り、適当に寝地蔵が有る分岐まで下った

  寝地蔵

寝地蔵前の林道を登る
杉落葉の下は舗装がされている
轍も感じる所から、主要な林道だろうと感じた
石仏み~つけたの方の動画が写す映像と一致する所で下った道は分かったが、綺麗に舗装された道が小ピークに登る
  

なにも無ければ立派な道は無いはずと判断してとりあえず登っていけば、土葬時代の共同墓地が出た
土葬では無いだろうが、真新しい埋葬地も有った
  
墓地だけでもニ体の地蔵と六地蔵がでた
さらに奥に道が続くが、ここまでとした
引き返し国道に向かって下る
道は六尺道だ
キット動画の摩崖仏が有るだろうと岩が出れば目を向ける
 

一つ目は無い
谷に目を向けていると、ショウタンと後ろで声、振り向けばsunaoさんが一体の摩崖仏を見つけた
ショウタン、また見過ごす所だ
摩崖仏は思ったほど大きくはない 小さなものだ

少し下れば、今度は大きな石に三体地蔵が彫られていた
 
これで石仏みーつけたの動画の道が確定できた
後は国道上の巨石に掘られた三体仏を再度見に行くだけだ

六尺道を下れば、笹中に柚や八朔が笹の背丈に勝って実っている
余りにも大きな八朔だ
マア持ち主も放棄したものだろうと。、急傾斜に入り笹を掴んで一つもぎ取った
と、その足元に地蔵が埋もれていた
笹を刈り取るsunaoさん
見れば、石積みのように地蔵や石仏がゴロゴロとある
その上に墓地が有り、墓地には2022/12/31日まで墓を移動させてください
移動が無い時は場所を移転いたしますと地主の看板が有った
その数は2~30も有り、見た事が無いような形や石仏、墓石、現在の形の物、その下に地蔵や石仏がゴロゴロと有る
  
六尺道を下れば舗装に成り、前回大根を頂いた民家の方に情報を仕入れようと立ち寄ったがお留守でした
最後の巨石の三体石仏に登った

  
前回は二体仏かと思って写したが、三体あった
たぶん巨石が転げて落ちたものだろう
かがんで写していればその横に石積みのように地蔵が並べられていた
今回このような石仏が見られた
無造作に山斜面に置かれたものや、土に埋もれたもの
文化的価値は分からないが、本当に石仏が多い一体山斜面の村、大保地区だった

国道から巨石の石仏が木の下にヒッソリと見える
 

一体山もコースによれば楽しい探索が出来る
西側の忍辱山町(ニンニクセン町)側から登ったり忍辱山町の三角点や神社仏閣巡りも楽しいと思った
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