笠山とお菊山(お菊松)
2022/08/29
単独
 


地形図にリンク
予定ではJR新家駅から笠山、於菊松(お菊山) 、堀河ダム、根来桜の里道の駅と縦走して、バスでJR新家駅に帰ると言うコースを描いていた
朝から所用を言いつかり電車移動では時間が足りないかもと、車で畔の谷に向かった
路駐場所は、お菊山登山口に2台程度の凸地が有るが、今日は先客が有り、マップコード35 652 845*13の位置に路駐した
畔の谷地蔵様上に地蔵様用の駐車場は有るがマッ良いかのマナー違反だ
 
車を山裾いっぱいに停めたが、細い水はけ溝に注意がいるし車は木の枝に擦る
少し歩いても畔の谷池下の地蔵様用駐車場に置くのがいいかなとも思う。
車道を風の谷公園上の登山口に歩く(地図参照)
  

登山口は分かりよく標識も有り、道も良い
多分だが、ボランティア作業が有るようで標識も整い歩きよい
  

登山口から道成に登れば、古い参詣道か丁石も残り、岩不動の案内も出た
案内のすぐ下に小さな岩稜に石の祠で、岩不動が出るが、燈篭には金毘羅不動と彫られていた
海が見渡せる位置だったのだろう


引き返し木陰の参詣登山道は歩きよいし登山気分の道だ

阪和高速に尾根が削られて急階段で下りこみ、ガードを潜り又登り返す
これは嫌な気分だった。
登り返せば、鳥居などが出て又気分良く登れる
  

パンパンと銃の音がする??
猪脅しにしては回数が多い、地図を見れば射撃場が有る。
まさかここまで飛んでこないだろうがいい気分ではない
銃声とは案外鈍い音だった
途中で水天宮、水飲み場の案内が出た
羊歯を刈り取ってくれて間が無い。
入ってゆくと10ⅿ程度で終わっていたが、キット時間をかけて羊歯を切り取り道を開いてくれるボランティア作業だろう
距離は半丁55ⅿ程度、羊歯をかき分けたが、道は少し傷んでいるのか、足を踏み外しオットット
水天宮は石祠だで、水場の水は清水ではなかった
 

道は良い
少し風化した石質の径、歩きは楽しい
少し切り開き見晴らしもある
大阪湾が綺麗だ


山頂は石の祠と、石の鳥居、信仰の厚い権現様だろう。
人力で持ち上げたのなら苦労がうかがえる大きさだ
笠山白山大権現とある
付近の山々の神々をまとめ、まとめ祀った物だろうか
  

少しの見晴らしだが綺麗な山頂だ
四等三角点 笠山が有る
所在地は 大阪府泉南市新家4010番地 俗称 笠山と有り古来笠山で通っていたのだろう
平成1年9月19日で、大理石の四等三角点だ

山頂に畔の谷地蔵の石柱道標が残る
畔の谷地蔵とセットの参詣されることが多かったのか、又は古道跡か

畔の谷地蔵に下る
道は石灰岩の風化道で所々に白い山肌が見え、低山だが見晴らしと合わせれば深山深山気分だ
その先にお菊松の峰も綺麗だ
  

白い山肌付近は道跡は薄くなるが、テープが有る
道成に下ると少し生えこんでいるが、此処もボランティア作業で守られている道だろう
畔の谷池の下に駐車場がある。
此処に止めさせていただくのも良いかも

畔の谷地蔵様は二階建てで二階の畳の間にお祀りされている
  

真言が書かれ、おんかかか、びんさんまいえい そわか と手を合わせた
気持ちは孫たちの幸せを願う気持ちだ

何、じいちゃん現金がいいって (;^_^A

車のデポ地に下り車道をお菊松の登山口に向かう
登山口に2台ほどの凸地が有るが、軽キャンプ車と モトクロス単車の積載車が止まっていた
  
林道風小道を登る
道は良い
案内もバッチリだ。最初の分岐に大きな案内が有る
地図を見れば破線が林道高倉線に続く側は行きどまりとある
林道側が下れるようならこれを帰るも良いなと地図を確かめる

直ぐに谷中のゴロ石を登るが、大雨でも降らなければ問題はない

登りよい道だがワイルド感が有り登るに楽しい

  

案内もバッチリで白い風化の石が登山道を作る
尾根も細い所は楽しさが出る
正面にお菊松が見えるが位置はコンパスで方向を試した

お菊松に出た
平らな山頂は公園風だが、以前であったご夫婦のボランティア作業の方が思い出された
ヤマユリが盗掘され全滅だと嘆いた
ヤマユリの事が書かれた注意書きが目立った

 

お菊松の謂れをリンクしておきます

地形図にはお菊松は載るがお菊山は載らない
基本的な、尾根が三方に分かれるピークは無い

三角点名に、四等点は 於菊山三等点に 於菊松が存在するが、三角点は山名を表すものでは無い
エアリアマップも、著名人も三角点位置を山名としていることが多い
もちろん、山名と三角点名が同じ所も多いが点名は、三角点測量の石の名前である事を理解してほしい

お菊山とはお菊松を中心にした山域の名前がそれだろう

四等三角点 於菊山から林道高倉線に出る
  

高倉線を北に下ると左手に、金熊寺に下る分岐がある
砂利舗装の高倉線は歩きよい
 

ユックリと下る
途中の見晴らし所に軽四輪が止まっていた
アマチュア無線の声が聞こえる
獣害駆除かな?と思って聞いてみれば無線通信だった
話しかければ、無線従事者の免許を持ち、無線局免許証の交付待ちの方だった
ロケーションは良い、大阪湾周辺の町との交信は良いだろうな
しばらく話し込んだ

予定の下り尾根前で再度地図を見て、コンパスで方向を確認、少し踏み込んで再度GPS確認した

道は荒れているがその跡は残る
行けると判断した
  

先での無線の方が言っておられたが、豚コレラで猪が全滅状態だと言う
以前は猪道が有ったのであろう跡が濃いし、それが破線道かもと下った
全く道の程は無いがその跡は感じる
下ると、ヤハリ登山者も通っていたことが有ったのだろう。朽ちたテープが出た
 

テープの持ちあわせが無い
古いテープを結びなおし、慎重に下り
地形図通り谷が分かれ、分かれた側の谷には測量杭が出た
道が有ったのだろう
ワイルドに下ると石積みが出て、登れば状態の良い林道が出た

 

下れば、谷に分岐する大きな看板の位置だ
何人かが通れば直ぐに道が戻るのになんて思うのは私だけだろうか

好きだねー、

後は車までボチボチと歩いた
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