大福山、俎石山、旗立山
2022/07/31
単独


ササユリは花も終わり、来年の為にとユリ根は大きく育つ時期

ササユリにとっては花を咲かせ実をつけ種を作り、来年咲かす
ユリ根の栄養たくわえと忙しい時期だろう、所が、ササユリを保護
して、登山者に花を楽しんでもらおうとボランティア活動の方もいる

ショウタン10年無事だった、奥辺峠のササユリが無くなったと言う
これは大変だ、何か対策は無いかと現場に駆けつけたが、花は無いが
人が荒らしたものでは無かった。どうやら動物がユリ根を食べたようだ
花は無くなったが、人では無かった事に安どしたが、実生の小さなササユリの
球根が残っているかな、残っていれば又時間をかけ花を咲かせてくれるだろう

  

東ニュータウン登山口から奥辺峠に向かう。早い方はモウ下山してきた。
モット風が吹くだろうと期待したが、風はない。階段を登り切れば汗がポタポタ

急ぐわけではないが、足が動く。
花好きお爺さんでもないが、ヤハリササユリは心がなごむ初夏の花で
可憐で今にも折れそうな茎に白い肌に頬を染めた少女を感じる花だ

今年も、彼方此方で楽しませてもらったが、何十年も前に花先生と休憩所を作り
そこに実生から育てたササユリが咲き始めて10数年、残ってほしいと祈る思いで登った

アキノタムラソウが一度は刈り取られたが新芽を出し群生化して咲いていた
ポツリポツリと桔梗も咲く、多年草や宿根草の両花は刈り取られても花は結ぶ

花も美しいが球根も食べれば美味しいイユリ根、食通の猪は良く知っている

現場に着いたが、ヤハリ茎が倒れ引き抜かれたように感じるが、これは動物だと直ぐにわかった
堀跡は案外浅い、穴熊さんの悪戯なら球根が無事かも、少しだけ期待もある

付近のヒオウギは満開で美しい
ヒオウギも強い花だし私は好きだ



前回大福山に登った時キツネノカミソリらしいものが咲いていた
その時は名は知らないが、先日の町石道ハイキングでその名を教えていただいた
 

花先生はアレは園芸種だろうと言う
キツネノカミソリは彼岸花と同じで花期には葉を無くすと言った
大福山の花は無いが葉はいっぱい残っていた
和歌山ではヤハリ希少種なのだろう

 

まさかニッコウキスゲでは無いだろうが、誰かが植えたのだろうかなんて

ユックリと休憩していると、知人がトレランで登って来た。
ユックリと話、更に長く休憩して時間もあると
俎板石山から、旗立山に向かった

  

俎板石山から旗立山への尾根はやや生えこんでいる
時にはボランティアさんが手入れで倒木や雑木や草を刈り取ってくれるがやや生えこんでいる
登山者も少ないコースだ

  

途中に見晴らしの休憩所や箱作への分岐も有り、好きものはブッシュで登る旗立山だ


ヤハリ旗立山は草木が生えて見晴らしが少なくなっていた
手をあげて写真を撮った


往路に俎石山の展望台でお昼と思ったが、木陰は無い


少し我慢で大福山下の地蔵前でと急いだ
地蔵前は和歌山市内や紀ノ川、和歌浦湾の見晴らしがよい
期待通り南風だが風が吹く
ユックリとスーパーのチラシ寿司を食べたが、ビールが無い 😢


下りでもう一度奥辺峠でササユリが残っていないか見たが分からない
掘り起こされたヒオウギの宿根が有った
手で土をかぶせたが残ってくれるかな






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