紀泉高原
大関橋から青少年の森、雲山峰、ホウギ松、俎石山、大福山、観音山、周回
2022/07/15
単独
 


距離15.3km
時間8時間30
 明治43年測量の地形図に和歌山、大阪の府県境の境界にホウギ松と言うピークが書かれている
現在はハイキングコースとして整備された道だが、階段と急傾斜の道で人気が薄いコースだが、好きものたちはボチボチと通る健脚ルートだ
10年ほど前に通ったが、足の調子も悪く特に階段ルートとして避けていたが、ホウギ松の名を残したくコースを歩き名板を付けた 
明治43年測量地図
          
今昔マップへリンク


 大関橋Pから100m北の道標から橋を渡って、青少年の森、雲山峰と歩く
  

雲山峰までは道標がバッチリで道も良く先ず迷いなどないコースだ
途中のエビ峠で一休み、今日は風が無い、蒸し暑く汗が滴る
  

急がず慌てずビスタリー、ユックリと登る
六角堂でも休まず、青少年の森で水分補給で一休み
  

道標は完備されている
一応、雲山峰 天下森の三角点を踏んだ
山頂でおむすびをほうばり小休憩、山頂のボランティア活動をしてくださっていた方は、ご高齢になり作業回数が少なくなり笹が戻りつつある
誰も活動が無いようなら頑張るしかないな
  

三角点も山名柱も草にまみれだした
ボランティアさんの活動は有り難い

引き返し道標から、鳥取池に下る
ハイキング道として整備されているが、険路で歩かれる方は少ない
私も10年ぶりだ
道標は有るし鉄塔道で草刈りは適宜にされる
  

急傾斜だけではなく階段も多いコースです
その中央に420mの小ピークが有る
10年ぶりに来てみれば、雲山峰整備ボランティアさんが一休山なんて山名を付けていた
そこが、ホウギ松の名が有る
何かの謂れが有る山頂なのだろうか、明治には鳥取池(池は当時なかった)、府県境の境がホウギ松から直線で書かれている
方技(ホウギ)の漢字を当てるのなら、不老不死の松と成るのではないかと推測するショウタン (;^_^A
大きな松が有ったのか??
   

 昭和の道標も残る厳しいピーク

 殆ど階段で下りこむ厳しい下り。足元注意の険路だ

  

 見晴らしも出るが今日は風が無い
尾根先はトラバースで、整備は有るが痛みも激しい
  
 
林道を北に少しで西に登る俎石山の道標が出る
はじめは林道風だが登山道に変わり急傾斜をクネクネと登る
  

谷が流された処から急坂が始まるが、標高差は150m程度だが、何百メートルと感じた
なだらかになれば、箱作から俎石山のピークに出る縦走尾根に突き上げる
図根点や由良要塞の石柱と遺跡も出る

  

後はルンルンのハイキング道だ

休憩所が有る。
汗が引くまでユックリと休んだ

 
 俎石山の展望台から三角点ピークに向かい、ピークでは休息をしないで大福山に向かった


大福山に向かう鞍部で、山作業姿の若い女性が測量用のポールを杖に足元は地下足袋といかにも山師らしい格好だ
話し込めば、アルバイトの国有林巡視員とか
本職は山師と言う。
山が大好きらしい。長く話し込んだ
大福山で行動食を取り休憩をして大関橋に下る

  

 初めて見る花が咲いていたが、園芸種かな
途中で桔梗が咲き始めていた
誰かが種をまいたのか?長年登るルートだがここ最近急激に増えだした

下山は六十谷道、紀泉高原で一番美しい道だ
 

奥辺峠、観音尾根分岐、観音山ピークと下る

  

観音尾根は一度林道に出て100m程先でさらに尾根に入りワイルドに下れば、大関橋北150mの車道に出る

  

天気予報通りに日差しも出たが、久々に蒸し暑く、しこたまの汗、ホウギ松が又忘れられない地名に成ってくれれば嬉しいのだが


静かな道をバイクで帰路についた
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