大福山とバリエーション
2022/06/18
単独


ヤマレコ記事を補足する意味で記事を書いた
ササユリを楽しもうと大福山に向かう
大福山にはササユリを人工的に増やした花園が有る
大福山に続く里人は、登山愛好家で無くても、ササユリの開花時期を楽しみにしている

和歌山市の麓に住む私もその一人で、開花時期には大福山に向かう
 
一番距離が無い東ニュータウン登山口から六十谷道を登る
ニュータウン登山口は駐車地が少ない
駅から徒歩で登る場合はhttps://goo.gl/maps/y9epMRV8tLaSrGSC9此処をグーグルでナビれば近道が分かりよいだろう 

登山口は大福山と札立山付近の道整備をしてくださる方がいつも綺麗にされている
  

登山口から道成に登れば、六十谷道と呼ばれる林道に出る
有功中学や大同寺霊園登山口も同じ所にでます
道成に登る
途中に観音尾分岐や岩神山分岐などが有るが大福山は林道を登る

  
途中に滝谷尾道標が出てその先で見返り山分岐道標が有る
見返り山への道は廃道だったが、道はかろうじて残り一人のボランティアさんが手刈りで復活させた
地形図が読める方は、この道が地形図に載り、一般的な六十谷道は地図にはない
そんな見返り山も最近の悪戯に遭い全ての道標と山名板当が無くなった
現在、迷いも出た所から仮に道標が設置されている
この山は、紀泉高原縦走路の主たる山々が見晴らせるところから、通称見返り山、修験道は金剛童子山と言い、歴史は古い

奥辺峠に下り道成に登れば大福山につく
ササユリは満開だ

  

山頂につけば数人がササユリを楽しんでいた

法螺貝の音が聞こえていた
那智青岸渡寺の山伏たちが勤行を唱えたようだ
知り合いの方も来ていたのかな、ニアミスを悔やむ


大阪側を眺めていれば、尾根にハゲ地が見える
ここ最近特に綺麗になったようだ
お昼を楽しみ下山するが、どうもハゲ地が気に成る
  
鉄塔の管理道だが良く踏まれている
道横にトンボソウを保護していた
鉄塔先にハゲ地が見えた

  
草ひとつない平地は何もない
先日来からの高圧線工事でヘリポートにでもなっていたのか、それともヘリポートなのか 
近くから眺める大福山と俎石山は綺麗だ 

引き返せばいいものを
尾根を覗けば行けそうだ
地形図は沢池の池尻に出る
下ってやれとバリエーション好きが頭をもたげた
 

最初は小枝を抜けながら歩けた
気が付けば尾根を外して支尾根に向かっていた
尾根先は余りにも急傾斜で主尾根にトラバースで尾根を修正した
修正すれば杣道が出て┐(´∀`)┌ヤレヤレ
  
所がその先で羊歯が猛烈に出た
引き返すことも有りだが突っ込んだ。杣道は何処だと足で探る

記憶では尾根先に林道がついていた
そこは何処か全くの不明
えーいと尾根芯を下る ダニさんいてませんように
代わりに、マムシさんが此方を見ていた。
にらみっこを楽しんだが、これ怖いよね
羊歯が無くなれば尾根中央に境界杭が有る
後、100m以内で尾根先だろう
段々と傾斜がきつい
こんな時は案外凹地が下りよさそうだが此処は無い
記憶から林道へ逃げようとしたが何方も同じような傾斜だった
 
右手に林道が有るはずと右手に下った
後、4~50mだが、多分林道に降りるに垂直だろうと思いながら下る
ヤハリ3~4mの下りは木の根があるのみだ
ドスンと落ちれば、足のインプラントが壊れれば歩けない
困った足だ
シュリンゲ4ⅿを出して補助しながら緩やかに下った

沢池の池尻に出た
昭和の道標が有る
谷の名前は知らないが、登れば平成の道標があり、ここ最近踏み跡が出て、倒木も撤去されている
共有林組合の方が手を入れてくれたのかな
 
倒れていた道標も整備され踏み跡やテープを追った
新しい境界見出し票などが出来ていた所から測量もされたようだ
足元は悪いが歩くに楽しい

尾根に突き上げれば又平成の道標が出る
登り切って道標で大福山に向かえば六十谷道に出る
 
  

奥辺峠、で一休み
東ニュータウン登山口手前のコクランは、地味がゆえに保護活動が無い
踏まれてはと、笹の枝を数本差して目印にした

ササユリを見るつもりがバリエーションになったが、下から林道を探れば案外杣道が掴みよいかもしれない
チョット裏山も面白い
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