滝谷尾から見返り山 大福山、下山は八王子社跡
2022/01/13
単独


ヤマレコ地図にリンク 
オミクロン株のコロナは、和歌山でも過去最高の患者が出た
しばらくは密は避けて個人山行で人の少ないコースを選んで歩く事に心がける
そんな中、紀泉高原の滝谷尾コースを単独で整備してくださった知人は、整備状況の発信をとの依頼、
まず歩いて状況を見て記事に書いた

自宅から大関橋までスクーターで7~8分、気温は寒波で低く、オマケに風が強い
こんな日は登山者は無いだろうと、大関橋に向かった。
登山者の車はゼロで、土木事務所の車が一台だった

千手川沿いの市道を登る
 

墓の谷の道標に従って市道を登る
畑地区はずれ手前から滝谷尾が見える。その畑の隅に今日下山の、八王子社跡に有る灯篭の片側が建っている


すぐ先の小川地蔵前に小さな道標が有り、大福山に向かって100m入れば尾根先が滝谷尾の登山口だ
 

尾根側が滝谷尾、谷は滝谷道だが、滝谷道は長らく整備は無い


2ⅿばかし木の根を持って登ればテープが巻かれ、尾根芯に小道が登る
羊歯が邪魔をしたコースだったが綺麗に刈り取られ歩きよいが、道は傾斜はそこそこだ
適宜にマークが有る
 
振り返れば見晴らしもある
 
最後のピークに昔の村界石が有り、村界争いも有ったとか
少しの差も雑木が燃料として高価だった
ピークから下れば六十谷道だ
 

 100ⅿ先で見返り山道標が出る
地形図には載らないが直進は大福山への六十谷道です


整備の良い道を見返り山に登れば、見晴らしが抜群で、泉南飯盛山、大福山、せんぽうヶ岳、くじ方が岳(懴法ヶ岳 地形図表記、里人はくじ法ヶ岳と言います。)や青少年の森や雲山の峰が見える
 
道標で奥辺峠に下り、大福山を目指す
 奥辺峠から大福山は1.4㎞と有、少し急げば大福山までは行けると見て大福山に向かう
 
 
途中で4人の女性団体に出会うが、深く頭を下げ声のあいさつは無し、(^^♪はにこやかにした
今日登られている方達は、やはりオミクロン株を気にしているのだろう
和歌山は過去最高の100人越えだ

大福山下の大福山地蔵は、高圧線下の雑木伐採で保護されていた
ここは冬の風裏だったが、雑木伐採で風通しが良くなり不向きだ
直径50㎝まで切られている
木は何かの役に立てればいいが朽ちるには惜しい
 
山頂でコーヒーをたて休憩、温まる
南一段下の椅子は風除けシートが有り風除けに成る
 

ピストンで引き返すが、淡輪林道先が六十谷道まで伸びたのか、マークが有りヒラヒラとテープ、
まだ時間が有るとそこから下ってみた
  
真新しい道だが踏み跡が濃い ??
直ぐに林道に成り、植林内だ

後ろから人が近づく
斜面に除け、聞けば鉄塔作業者の方達
この道は鉄塔管理道ではないが、近いからと整備したとか
10人程度が下る

林道から奥辺峠の分岐を見のがさないようにビスタリー歩きだ
分岐下の橋は真新しい
橋から草刈り機を担いだ若者が二人、作業用だろう
 

奥辺峠手前で管理責任者が降りてきた
此方が正規道ですが少し遠いとか、でも道は良いと言う

奥辺峠で休みも無く六十谷道を八王子社跡分岐に向かう
 
分岐から下る↑

道は細いが踏み跡がある
このコースに有った木製階段は朽ち残った段止めの鉄筋が引っ掛かる
それを注意すれば、問題の無いルート
尾根中央を下ったが分岐間違いでも道は平行だ
 尾根道下り分岐点の椅子
道標は朽ち、王子社跡は行き過ごしやすいが、石積みが有ればそこがそうだ
一度、倒木を取ったが、また大きな倒木が社跡を隠す
 
これは一人では撤去は危険だ。
知人の協力を依頼した
木の間の枝を折り抜けて社跡に出た
 
寛政12年(西暦1800年)庚 申とある 222年前のものだ
灯篭は一つだが、社が合祀された時に一つを村中に下ろしたとか
今もそれが残っている
少しだけ通りにくい所も央有るが道は濃い
林道に下り道標で小川地蔵に向かう
  
大雨で道が流された処も有るが、通行はできる
足元はゴロ石もあり急ぐことは危険だ
ユックリと下る

滝谷尾登山口の30ⅿ手前に、滝谷地蔵が有り、おねしょ封じの地蔵様とか
若いころに、祠を作り整備した地蔵様だが、3つの双体地蔵様は珍しいだろうな
小川地蔵様の前に有る道標も下の白いものは不思議と朽ちない
相当古いものだ
 
此処から市道を駐車場まで帰るが、畑地区の住人様と長話

畑地区は住むには良いが不便で、上水道すらない。
買い物も不便で、タクシーすら来てくれない
オマケに土曜日日曜日の登山者が多い日は、大関橋駐車場がいっぱいに成ると 凸地に車を止める
行きちがいができないための凸地は、行きちがい場所だ
そこには停めないでほしいと言う

知らず知らずに迷惑をかける登山者、山しか見えない私なのかもしれない
反省反省

暗くなってしまった
いつもの事だが
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