ナベワリ谷から伯母子岳と夏虫山周回
2013/04/16
ショウタン

コースタイム
登り、2時間20分
下山 2時間40分 林道歩きを含む
総時間、5時間35分
何度も登った伯母子岳だがナベワリ谷で山頂に立った事がない
山仲間のモンさんがこのコースで山頂に立った記事を見て登りたい度が増していた
下山は夏虫山から、夏虫山古道跡を下ったが尾根先で苦労した

今が頃と少し遅い11時前にスタートだ。四月というのに25度の夏日に剣付き長靴で登った
野迫川村の小辺路大股登山口には県外ナンバー車が三台、ショウタンはトイレをお借りして、橋を渡り北股川の右岸をナベワリ谷へとはいる。道は未舗装路だがフィットでもルンルンと走れた。
下谷からナベワリ谷への分岐少し奥でゲートがあり此処に路駐した。学者の車が深層崩壊の研究と書かれ止っていた
  
ここからはひたすら林道を歩く、夏虫山から林道に下山するポイントはないかと地図を片手に探したが、先ず懸垂下降無しで下山できる場所は無さそうだ。下山ポイントは以前夏虫山から伯母子岳に登った旧夏虫山、伯母子岳登山コースを下山すると決めた
右手下にナベワリ谷の川が綺麗だ。淵を持つ滝がいくつか有った。沢登りで行くには適当なコースだろうが、大滝の巻き登りは難しそうだし、堰堤の巻き登りは難易度が高そうだ。
林道終点まで長靴で歩くには少し気温が高く、足が暑く感じた
終点から入渓する。
谷は小さな流れだが美しい、初めての長靴沢登りだが、ナベワリ谷は登山靴でも問題なく登れる
右岸左岸と渡るときに長靴は便利だ
  
綺麗な日光猫目草が咲いていた
マダマダ冬枯の沢筋は綺麗だが、鹿が一声残し斜面を駆け上がる
テープが2ヶ所巻かれていたが意味は不明だ
  
水線が切れる頃コンパスを取り、伯母子岳登山コースに直登だが、斜面は美しい自然林だ
  
登山道標が見える。ヤレヤレと緩やかな斜面道を山頂に登るが、気温が高く汗が噴き出る
山頂で和歌山ラーメンとオール和歌山ブランドで昼食だが、風は流石に四月だ、爽やかで涼しい
  
景色を堪能して、夏虫山に向かう。
大股登山口方面に小辺路を下り、鞍部から尾根を登る。多くのマークが付けられている
尾根は歩きよい、少し倒木がある程度だ
  
 夏虫山を見る                鞍部から尾根に               尾根

一つ目のピークから西に尾根を伝う。10年も前ならスズタケがジャマをするコースだったがその面影はない
少し馬の背尾根を登るとその先に三角点が鎮座する夏虫山が出る
  
三角点の記
等級種別 三等三角点 点名 檜峠 標高 1348.75
北緯34°05′15″.4161 東経 135°38′05″.9422
所在地 吉野郡野迫川村北今西字ヒラ平488、俗称檜峠

点名や俗称からこのピークは檜峠と呼ばれていた時期があったのだろう
野迫川村人は、夏虫山道はもう通る人がいないから生え込んでいるだろうな、何て会話を交わした事がある
その昔は古道が通っていたという
以前かかっていた点の記板、今回は見あたらなかった
夏虫山から少し西に下り植林が出る頃目標尾根にコンパスを取り、少し手前からトラバース下山で尾根を掴む
境界杭か測量杭か不明だが白いプラスチック杭が出るとそこが尾根だ
  
傾斜はソコソコ有るが危険などはない尾根だ
古道はクネクネ登っていたのだろうが今はその陰はない
 
歩きよい尾根を下るがピンポイントで橋横に出ないと下山は難しいだろうが、尾根中央に細いソマ道が出る
このソマ道を少し探索してみたが、東に斜面を下って行くのがルートだろう
ショウタンは、エーイと尾根を直下した物だから、ブッシュと傾斜とで一苦労、コース誤りと言うより尾根違いだ

小さなソマ道を見つけ下れたが、後少しで懸垂下降だった
 
ルート尾根とソマ道予想図を載せて置くが、あくまで予想です
登ったときはうまく登れたがやはり下山は難しい
とにかく植林内だ、どこかにルートがあるはずだがハッキリと分からない
小さな橋横に出て、後は林道をテクテクと歩くが、三つ葉ツツジが美しい季節だった
 
林道が見えた                        橋横の古道取付き
戻る
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画
像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、
数値地図50mメッシュ(標高)及び数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第898号)」