夏虫山から伯母子岳、大股から古道を登る
2010/11/10
単独

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コースタイム
大股09:40-取り付き09:56-夏虫山11:47-伯母子小屋13:00〜13:24-水場13:30-伯母子岳14:15-大股16:02
総時間6時間22分
夏虫山、ナカナカ響きの良い山だ。もう十年以上前に野迫川村大股から熊野古道、小辺路を伯母子岳にシマヤンと登った時、夏虫山の看板を見て、チョット行ってくると登った記憶があるが山の様子はあまり記録にない、
奥高野に興味を持って地図を見ていると、オオ、夏虫山はルートが多い、私の手持ちの奥高野マップの昭和61年番に夏虫山ルートが波線で書かれている。地図をジックリ眺めてみると、今回のコースが最短で伯母子岳に登れる事が分かった
タブン、おそらくコノ波線道は小辺路の一つのルートだろう。想像する事が楽しい
山頂は紅葉は期待できないが、高野山から天狗木峠経由で野迫川村大股に向かうが、山は最高の紅葉で鈍感なショウタンもヤッターマンだった。
   
大股のトイレ前駐車場に車を止め、河原樋川沿いの紅葉に酔いしれながら登山準備、トイレ前駐車場は4?台程度が駐車できるが、大型車は駐車が出来ない、今日は先客が一台、新潟ナンバーだった。世界遺産登録から良く遠くの車が見かけるようになった
河原樋川を渡り、熊野古道のルートには入らず河原樋川沿いをナベワリ谷へと向かう
  

 途中のアマゴの養殖池で老人が働いていた。夏虫山ルートについて訪ねると、老人は夏虫道はモウだれも通らない、私も50年通っていない、道はあるが生え込んで道がないかも知れないと言う
ブッシュは覚悟の上だ、記憶にある夏虫山はスズタケをかき分けながら歩いた記憶が有るからだ
 
登り口は簡単だったが、
地図の出島のような地形を右手に見て直ぐ先の水線のある谷の尾根先から登るが、失敗する時はこんな物だろう
小さな橋を渡って直ぐ左に小道が川沿いを上って行くが、早合点して橋の手前から河原におり、奥に見える道から取付こうとルートを探す。取水口横から小道に入り左かな右かなウロウロ、谷沿いでは無いだろう、尾根中央から登ろうと林道に向かってトラバースすると、
アララ、橋を渡った所に道が出ている。登山道は丁度尾根中央付近に整備されて上に伸びていた
登山口を探すのはいつも苦労する

今年整備されたのだろう。小道は整備がされていた。植林の整備のためか古道整備のためか、ルンルンだ
いきなりコンパスをとなり尾根と出合う所に取り、ルンルンと登るが常夏の国から帰り今ひとつ足が重い
だが想像と大きく違いこれはしめた。ルートがある、ヤッター、だった。登って行くとやや広い道に出合い道は左右に走る
かまわず尾根直登で登って行くと又左右に走る小径に出合う。かまわず直登道だが今考えるとコノで出合った道は巧く登れるのかもしれない、とにかく尾根を直登する。途中で小さな雑木が生えているが問題はない、タダ私から見れば道跡がハッキリあるが、全ての人がそれを道と見分けられないだろう。かまわず尾根を直登すると又整備された小道に出た
後は道なりに直登だ、
  

1150m付近から広尾根になり植林と雑木の境を登り、最後は植林内を登る頃踏み跡が消えるが、目印の杭が二本ほど有った

   尾根に飛び出す所に見事な木が、ここから二次林の雑木が細かく生えヤヤ歩きにくいが、大きな体の私でも問題はなかった

  
夏虫山には三角点檜峠が鎮座する。点石も痛みが無く勢いを無くしたスズタケに囲まれた山頂で保護石三個を従えていた
点の記は宝来の鈴さんのプレートをお借りしたい
 

造標 明治36年7月28日、吉野郡野迫川村北今西字ヒラ平488、通称桧峠
マタマタショウタンの空想が始まる
所在地からここが通称檜峠だとすると現在道標のある檜峠の位置がおかしい
峠とは言いにくい地形だった。ここが桧峠だったとすると、今回登ったこの位置が古の桧峠ではないか 空想は楽しい
天気予報は外れ小雨が降っている。グローブがない、手がかじかんできた。吐く息が白い4度以下だろう
尾根通しで伯母子岳に行こうと地図を読み登ると途中のピークの板切れに夏虫山と加筆されていた
オイオイ 違うだろう。
このピークから南に伯母子岳を目指す。テープが打たれていたが古い物ばかりだった
  

         
  

小辺路道に飛びだし、伯母子岳に直登する変則4差路から先に伯母子峠の小屋に下道を歩く

小屋で昼食するが直ぐ前に団体さんがここでランチパーティーを開いたと書いて有った
20分で昼食を済ませ、この小屋の水場を知らない
この付近にあるらしいとは聞いてはいたがハッキリとは知らない
小屋前の伯母子峠から三田谷に向かって小辺路を下る

7分とか10分とか言われているがチャンと整備した水場ではなかった
私の足で6分の所にある鉄の橋の下とその先1分の谷に水が流れていた。取水の設備や看板はなかった
  ←水場の写真
そのまま引き返すのも面白くないと伯母子岳に尾根を直接登り伯母子岳山頂から小辺路を大股に下った
  ←直接登った尾根

天気予報は外れたのか山頂は霙交じりの雨、モウ山は完全な冬だ
防寒グローブがない、困った。リュックをがさごそと探すと沢で使った100円グローブが出てきた
無いよりましだ。
小辺路は整備された林道風の道、少し下ると紅葉は綺麗だ。落ち葉は雨に濡れ綺麗だ
途中の夏虫山登山口や桧峠、新しくできたという萱小屋、等を特定しながら下山した
萱小屋は囲炉裏があるが泊まる事は出来ないだろう。緊急避難には使えそうだ。個人の持ち物風に見えたが分からない
11月は日暮れが早い、4時までに下山しようと下山は急いだ
  

萱小屋
  昔の萱小屋
下りばかりの小辺路道イイカゲン嫌気が差した頃、紅葉真っ盛りな大股集落が見えた
 
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号)」