大塔山の沢 前の川から尾根下山
2010/11/24
4人


コースタイム
路駐P08:30-林道終点登山口09:30-河原10:16-三階の滝三つ目10:40-水線終わり点12:45〜13:40
-境界尾根14:20-三郎山15:30-林道16:05-車16:20
総時間7時間50分
秋も終わろうと言うこの寒い中大塔山、前の川の三階の滝を見に行った
今日の4人は団塊の仲間、ショウタンを除き沢が好きだ。何度も三階の滝を見に行く話が出たが、ここに行くには超蛭攻撃を受けなければ成らない。そんなのイヤだと駄々をこねていたが、トウトウこの時期なら蛭はいないと冷たい水の中を歩く事になった
百間山渓谷の大原を通り、板立峠から木守集落に入り、木守平井線から地図の通り前の川に沿う林道終点から前の川に下った。この林道終点が大塔山の一つの登山口と言う。少し前までこのダートな林道に車が入れたと聞く、今は林道木守平井線の峠から西牟婁郡と東牟婁郡の境界尾根を歩くかたが多いと聞く
マピオン地図にリンク
林道終点の登山口                 尾根登山口の境界にある石     尾根登山口の看板
  

登山口林道入り口に、大塔山の登山口として生きているのかこんな看板があった
大塔山山頂保全についての看板
林道終点の石に上大塔山、下前の川と書かれていた
ここから下道の植林内を踏み跡に沿って下って行く、尾根先に出て右手に下り支谷に出る
ここで沢靴に履き替える。沢装束は足下だけで水に入る気などサラサラ無いショウタンだ
本流まで20m程度、前日雨が降ったはずだが水量は少ない
直ぐにゴルジュの上に出た
 
今日のメーンは三階の滝 直ぐに上右の写真の滝が出る
チョット拡大してみよう

3〜4mの滝が小さな淵に落ちていた
沢登りならこの滝の左手をなんなく登れるだろうが、右岸を高巻いた
後で分かるが三階の滝とはこの滝から始まる三つの滝の事を言うのだろう
コノ谷に詳しい寺ちゃんがそう言った
とにかく水量の無い前の川、ゴーロー帯もなければ難所もない、沢登りとしてはごく簡単な 一級の沢 
続いて出た二番目の滝はヤヤ多きな淵を持っていた。落差は5〜6mか??
 
ここを攻めるのはヤヤ難しいだろうが、登れない事はないだろう
この時期はやはり濡れはイヤだ。少し戻って左岸から高巻いた
高巻き、沢に降りた所に小さなな斜爆、これが三つ目の滝だ、三つ合わせて三階の滝か??

三段目と二段目の間に下って写真を写したが、水は綺麗だが沢の美しさはまるでクソ谷、沢登りとしての魅力に欠ける
このまま引き返すのもモッタイナイ、地図で水線の切れる所まで登り、四時まで下山できるルートで尾根に登ろうと沢を遡る
地形のハッキリした前の川、現在地の確定もルンルン、
とにかくなだらかな沢で、濡れがイヤだから小さく高巻きながら遡った
私は踝より少し上までしか水に入らなかった
それでも小さな滝の巻き込みに少しは楽しんだ
とにかくなだらかな谷は沢登りという物では無い
出合った小さな滝の写真を載せておこう
  

  

  
本当に綺麗さの無い沢だ
地図通り水線の切れる所で水が無くなり、昔の何かの設備が川に橋のように丸太がかけられ、その上から急に水が無くなった
  

この上で遅いお昼を楽しみ、コノ橋のような人工物手前の沢分岐、左岸尾根を東牟婁、西牟婁郡境界尾根に登り返すが、尾根には境界杭があり、尾根中央に踏み跡らしい跡がありルンルンと登れる

 
尾根縦走は、今年2月に歩いた記事を参考にして下さい
境界尾根で現在地特定を楽しみながら歩くが、P905mを間違ってしまった
前回も間違った記憶がある。どうも手抜きが出来る尾根で気が緩むのだろう
反省反省 
チョット三郎山の三角点を踏み、木守平井線に向かう
最後のピーク802m越えは足が重かったが、計画の4時に林道に出ようと先を急ぐ
予定は五分遅れたが、バッチリと4時五分に林道に出た
後は木守平井林道を車まで歩いた
マア、美しいとは言い難い一級の沢、蛭と戦いながら登る価値は感じなかったが大塔山の一つのルートとしては使えない事もないだろう。
三郎山から見た法師山は綺麗だった
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