南奥駈道、誠証無漏岳から奥八人山1286m、中八人山1396.5m、南八人山1408m

2014年現在スズ竹は勢力を失いすべてかれている
このページに有るスズ竹ブッシュは無い


2007/12/15
ショウタン、シマヤン

奈良県吉野郡十津川村大字内原

昨夜の宴会は飲み過ぎることもなく早起きシマヤンは4時頃起きだした。
囲炉裏に薪をくべ暖を取って朝食準備にかかっていた
ショウタンはユックリと5時起き、昨夜のキムチ鍋に餅を入れ頂いた。
気温はマイナス2度程度そう寒くはないが風が強い
昨夜降っていた雪が小屋前の椅子にうっすらと積もっている。
夜が明けだした。窓から見る夜明けは綺麗だ



大きな地図にリンク


コースタイム
登り
持経宿小屋→35分ー阿須迦利岳→30分ー誠証無漏岳→2時間40分→中八人山→30分ー南八人山

下山
南八人山→1時間10分ー奥八人山→1時間50分ー誠証無漏岳→45分ー持経宿小屋→1時間5分ーゲート



後かたづけ、火の始末と準備してシマヤンはアタックザックに荷物を詰め、ショウタンは不必要品をデポ6時45分に誠証無漏岳に向かう小屋を出ると直ぐに急登、一汗流す頃、阿須迦利岳1251mに着く、雪は少ないが堅く凍りよく滑る

 

阿須迦利岳から急坂を下り誠証無漏岳1301mに登る。

 

誠証無漏岳1301mから西に大尾根を奥八人山に向かう。以前誠証無漏岳を通ったときは西に中八人山と小さな道標があり、
これはかなわないと思うくらいのブッシュが生えていたが、通路が開け10mも奥にはいると立派な境界道?踏み跡が有る
5分ばかし休憩,地図を確認する

尾根に入り
尾根がハッキリし出すとブッシュは無くなる。
 

南方面が開け、行仙岳、笠捨山、地蔵山、玉置山と大峰の尾根が美しく見える



先ず1340mのピークを登り、続いて1182mのピークにとアップダウンはそこそこ厳しい
前方に中八人山1396.5mと南八人山1408mが見えだした

 

南八人山と中八人山が見える
これから通るルートを地図と照らし確認することが出来る



一カ所1182mのピークで方向を間違わないように慎重に地図確認を行った。
この付近は尾根が広い。帰りのために少しテープを打ちながら歩いた
少しブッシュが出るがブッシュは勢いが無く立ち枯れた物も多くそんなに気にしない
少し急登を登り切ると、お椀を伏せたような奥八人山に着いた
訪れる人が少ないのか山頂の山杭付近にわずかなテープと山名板が一つだけ有った

 

奥八人山から緩やかに下り、キレット風の○危部分を通り急登を登り切ると中八人山に出る

 

中八人山1396.5m 中八人山には二等三角点がある




 

三角点の記

等級 二等三角点
点名 内原
緯度 34°02′05.6348
経度 135°51′33.0052
標高 1396.48 m
所在地 奈良県吉野郡十津川村大字内原字中八人山257番地 
選点 明治34年7月19日
造標 昭和53年6月10日
埋標 明治34年10月10日
観測 昭和53年8月25日 
昭和53年11月10日更新

国土地理院は高塚川からのルートを推薦している

中八人山で小休止、地図確認と記念撮影をして南八人山に向かう

中八人山から見た南八人山



少し下り見晴しの良い尾根を行く
少し登ると山頂に出るが山頂はなだらかで山名板は一枚もなくシマヤンが一枚取り付けていた
北側が開けてはいるが山自身は魅力を感じなかった

南八人山に向かう                   山頂付近
 

山頂からの景色 中八人山と西八人山を見る



風が強い、直ぐに引き返した。

 

中八人山と奥八人山

 

奥八人山から少し下ったブッシュの傾斜地で風を避け30分で昼食、暖かい物をいただいた

 

ブッシュ帯の急坂を下り又登り誠証無漏岳に向かう
風が強く雪が横殴りに吹き付ける。気温はマイナス1度とそんなに寒くはないが体感温度は相当低い


 


誠証無漏岳に2時半に戻り、小休止
少し早歩きで持経宿小屋に帰った
 

小屋で30分ばかし休憩、コーヒーで体を温め休憩、休憩らしい休憩はこれが初めて



15時44分小屋を出て
白谷池郷林道をゲートに向かう

 

暗くなったゲートに16時49分についた
雪はぼたん雪に変わっていた
面白いルートだが日暮れの早いこの時期はあまり適さないかも知れない



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