餓鬼岳から燕岳縦走
2012/07/29
三人

コースタイム
餓鬼岳テン場、7:00-東沢乗越11:30〜12:10燕岳15:15-テン場15:50
総時間、8時間50分
マタマタ大きな地図を載せてしまったが、地図からそのコースの感覚を掴んで欲しい
餓鬼岳から燕岳までは、後立山連峰を見晴らす絶好の縦走だと聞くが、朝、目覚めるとガスがかかり、今ひとつだ
五時に餓鬼小屋前から、餓鬼岳山頂に向かう。時間は10分と係らない距離だ。

 
山頂には祠が祀られ、ガスが無ければ、後立山連峰から立山まで見晴らせる素晴らしい山頂だろう
おまけに裏銀座の後立山連峰は登った経験がない、山座同定も出来ずにピークを踏んだ。
             
点の記
基準点名 餓飢、 等級種別 三等三角点  標高 2647.19
北緯36°26′50″.0117 東経137°44′09″.7038 
点の記から、三角点名が餓飢と山名の餓鬼の字が違う所が面白い
 
テントに向かって下るが、縦走路は岩稜が向きだし面白そうだ。
ケンズリと書かれた2644mピーク付近は見るからに険しそうだ。
昨夜の、ニュー麺とライスの新メニュー??で朝食をかき込み、少し遅い7時のスタートだ
昨夜、燕山荘の明かりが見えていたが、あそこまでと、遠くに燕岳の山容が見え、その向こうに、穂高や槍ヶ岳が美しいが、少し霞がかかり、見え隠れだ
ハイマツの中をコース通りに歩いて行くが、東沢岳までは小さな梯子や、岩稜越えは面白い
途中で、小学校にも行っていないであろう子供が両親に連れられて、岩を登ってくる
特別な恐がりでない限り、整備された梯子や、岩は問題はない

 
     

 
各写真にロールオーバー効果を加えている
 
落石注意の看板↑
 東沢岳はピークを踏まず、真下を巻いたが、落石注意と有った
東沢岳を回り込むと、足場の悪い斜面を下り、大きく岩稜を巻き下り、東沢乗越しに向かうが、2500地点はマダマダ樹木が多い
振り返ると、下り巻き込んだ岩稜が美しい

 
思ったより時間が係るが先は長いとユックリペースで東沢乗越を目指す
東沢乗越からの登り返しが、気にかかる
 
東沢乗越でユックリと昼食、行動食で歩くも良いが、休憩を兼ねて食べるが、ショウタンは今ひとつの食欲だ

東沢乗越からの登り返しは450m、傾斜はダンダンときつくなるが、後150m程度でお花畑が綺麗だ
小さな雪渓も残り、高山の雰囲気が出る。雪渓の雪解け水を飲んでみたが、美味しい
雪の欠片を、帽子に入れ首筋を冷やすと生き返る。

 

 
なだらかな稜線を、燕岳に向かう。
途中で、RIKOさんこの花のために燕岳に行きたいと希望したコマクサが出始めた。
餓鬼岳にも咲いてはいたが、この稜線の花々はスケールが違う
 
コマクサと ↑                                   イワギキョウ↑
 
途中東側を巻き下り登り返す斜面の花は、無骨者の私でさえやすらぎを覚える
 
時々、ガスが上がるが、気温は高山にしては高い
向こうに、燕岳に人が蟻のように登っている。ツアー登山客の多いこの山は、20年前に登った時と変わらない
 
山頂の三角点は、一番高い所にあるわけではないが、この三角点に腰を下ろし独占するふとどき者に、一喝、直ぐに他の登山者がその回りで写真を取った。
向こうに燕山荘が美しいが、やはり我が町より賑やかだ

三角点の記
等級種別 二等三角点 基準点名 燕岳 標高2762.85
北緯36°24′24″.5411 東経137°42′45″.9217
所在地 長野県安曇野市穂高有明中房7568番地1(中房国有林207イ林小班) 

   
餓鬼岳と違いテン場は広い、一番下にテントを設営して、ザックを放り込んで、駆けつけたのは、ソリャー、ビヤガーデンだ
  
飲めないお酒を付き合ってくれるRIKO女、おつまみもチャンと用意してくれた。嬉しいね
あっという間の、生大2杯、霞の向こうで槍ヶ岳が笑っていた。
テントに帰り、ご飯だが、マダマダ飲むと酒豪のシマヤン、夜中に喉が渇き、シマヤン横のペットの水を飲んだ
中身は酒で、マタマタ飲んでしまったショウタンだ。
 
餓鬼岳が見える。よくぞあそこからと思う山容だ。
白沢登山口、餓鬼岳に戻る
中房温泉に下山
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m
メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
 (承認番号 平23情使、 第799号)」