白沢登山口から餓鬼岳、燕岳、中房温泉下山縦走
2012/07/28〜30
3人


白沢登山口から中房温泉までの縦走路1/20万地図

雨引山1575mから見たカシミールカシバード図


白沢登山口から餓鬼岳の1/50000のカシミール図

いきなり地図ばかりのページになったが、今回の縦走は少し甘く見ていた。今回は南アルプスにシマヤンと、去年行く計画だった山に行く、だったが、通行止で、コースが組めず、餓鬼岳を登りたいと言っていたRIKO女を思い出し、急遽、餓鬼岳白沢登山口から、燕岳経由、中房温泉に下山するコースを組んだ。下調べなどはほとんど無い。夜中に和歌山を出て、RIKO女を乗せ、ひたすら白沢登山口に向かう。そう若くないショウタンだが、寝なくても北アルプスさ、なんてルンルンと、朝7時に白沢登山口に着く
白沢登山口は、ナビで一発到着、綺麗な森の片隅に、車がズラーと並んでいる。案外沢山の人が登るコースなんだと、安心する
一人の方が、ピストンですと身軽く登っていった。2泊にしては少し多めの装備は20kgとヤヤ重い
RIKOさんが言う。この登り日本100急登のコースだって、と大阪弁で言うが、和歌山弁で、ナーニ観光コースさ、燕だって三大急登って言ってるぜ、ルンルンと、フラットな登りを登はじめる。車の数にしては靴跡が少ない??
 
道標はバッチリで、道も傷んだ部分があるが、通行にはルンルン、沢沿いを登って行く、時々渡渉という感じだが、梯子がかけられルンルン、綺麗なコースだ
 
むこうに滝が見えた。タブン紅葉の滝だろうと写真に納めるが、この通りの写りだ
  
紅葉の滝↑                       渡渉の沢                 L字

所が、此処は信州のはず、和歌山の街より蒸し暑い、三人は汗がしたたりながら、暑いなー、の連続言葉、とにかく蒸し暑い
沢の渡渉点事に一休みだ。小さなチムニーの上を巻登ると、小さな沢、此処で顔を洗い、一休み
少し急坂のL字道をフウフウ、

少し道が荒れ出した。白沢に下り渡渉、少し開けた正面に、魚止の滝が美しい姿を見せる。
女性4人を男性がリードするチームに追いついた。どちらまで、餓鬼岳小屋までという。身軽い行動スタイルだ

  
渡渉点↑                        魚止の滝↑
滝上に捲き上がるが、銚子口は見えない、くさりが張られた小岩斜面を下り、再度川沿いを上る
コースが読みにくくなる。今年の大雨でコースが傷んだのだろう
 
小岩を下り↑                            川左岸をヘツリ↑
 
小さく荒れたルートを登る↑と、谷川に橋が架かっている。その先に小さな広場があり、行過ごしそうな所に、最後の水場がある
ここからは急登だとRIKO女、ショウタンは暑さと寝不足か、何度もシマヤンに荷物取ったろか、なんて言われる始末のスローペースだ。いつもは、アクエリアス、だが今日はポカリだ、何故か口が粘つき喉が渇く、少し此処で薄めるがそれでも状態は変わらない
マア、2Lも有れば十分と真水の補給は500ccのテルモスだけにした。
 ナルホド、急坂が続くが、傾斜的にはいつも登る大峰山脈並み、疲れからか、暑さからか汗がしたたり、適宜に水分は補給するが、口が粘つき喉が渇く、真水が飲みたいが無い。マッイイカ
とにかく、大凪山までは登り一辺倒の急傾斜、大凪山の手前最後のガレ場登りに大汗を流す。
大凪山に着くが、山とは言い難い小さなピークに、大凪山の道標が有る。此処で昼食だ。
最後の水場で先に行った若者の姿がない。途中で下山者に出会うが一人二人と少なく、どの方も身軽い。
テント泊者らしい方が、こちらから登るテント泊の方は尊敬すると、すれ違ったが、未だこの地点では、その言葉を重く感じなかった。とにかく昼食だが、オムスビを買い忘れて、マタマタ、タシマヤンにオムスビをおねだりする。汗
此処で、RIKO女とシマヤンに、コッフェルとガスを取ってもらった。1kgの軽量だ 汗
テルモスの谷水で一息ついた
しばらくは浮き根の平坦路だが、ソロソロ百曲がりだろうと地図を眺めるが、ハッキリしない
この付近からだろうと想像するが、少し早かったようだ。小さな道標が道横に置かれていた。
此処までも急登が出て、いつまで登るのとぼやき出す
 

ルート的には難しい所などは無いが、とにかく登り傾斜の連続で、最後の水場までのルンルンはどこかに消えてしまった
シマヤンはコースタイムがどうのこうの、後何百メートルで小屋に着くと言うが、フウフウ、今日もシマヤンは元気がよい

 
百曲がりの斜面の様子、自然林の美しい斜面に、クネクネと道が続く

小屋まで標高100mを切っている所に、餓鬼小屋まで後10分と有るが、ウソウソ、ショウタンは10分では登れない
緊張の糸が切れたというRIKO女、好きな花を写して、ユックリ登山、シマヤンはビールビールと駆け上がる
一人汗をかく、アー、取り付きのルンルンはどこかに消えている
小屋に着くと、シマヤン、テン場はイッパイで張れない。道にでも張ってくれと言う。と言う
何とか一張りのスペースを見つけテントを張るが、大きな声で言えない所、テン場は詰め合わせればモウ二張り程度張れるのだが、ブツブツ
 
テン場は小屋より南100m位の小さな窪みに有る。見た目二人用7張り程度張れそうだったが、詰めないと5張りだろう。

 
缶ビールと水をかい出しに小屋に行く。
ビール600円、水1L200円、トイレは小屋横を利用さして下さり、チップは不要だった
テン場は、一人500円の利用料だ。
このコースを検索すると、ピストンや、いとも簡単に登った記事が出る
コース的には、体力勝負の登山道で、取りたたて危険箇所を書く程のコースではないが、私のような、団塊の世代や、その上の方達にとっては、コース図通りのタイムで歩ける方は少ないだろう。
ピストンしますと言った方は下山してこなかったし、小屋に泊まると言った私より少し年上らしいGPは小屋に着かなかったようだ
RIKO女を除く二人は、団塊の世代の60半ば、18〜20kgのリュックを背負って、余裕で登れる方は少ないと感じる
このコースで、餓鬼岳まで登られる、高齢の方は、充分な時間が必要だろう(ショウタン的)

もちろん、テントで呑んだビールはモウ最高、アッと言う間に飲み干した。
RIKO女のリュックから徐ろに出した鯖の甘露煮や、枝豆、感謝感謝でモウ一本とビールは進

コースタイム 総時間9時間30分
白沢登山口 07:50-モミジの滝08:50-魚止の滝下09:25-最後の水場10:25-大凪山13:00〜13:40-餓鬼岳小屋17:15-テン場17:20。
餓鬼岳から燕岳縦走に続く
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m
メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
 (承認番号 平23情使、 第799号)」