堂鳴海山869.7m 有田川町、飯盛山803m

2007/08/04
和歌山県海草郡紀美野町〜有田川町(旧清水町)
ショウタン

コースタイム
札立峠13:25ー近畿大学生石農場14:15ー堂鳴海山15:15−飯盛山16:00
下山
飯盛山16:15-札立峠18:20

和歌山県には東西の山脈が3通り通っている。
大阪との境に紀泉山脈、北部に長峰山脈、そして中央部には果無山脈が東西に走っている。どの山脈も古道、熊野街道の(世界遺産)難所の峠越えがあった
長峰山脈の藤白峠越えは有名な話だ。長峰山脈は海南市下津町の紀伊水道から高野山まで続く1000m未満の山脈だ
今は踏み後すらないがこの尾根に古道があったと聞く、今回もその名残の道標を一つだけ見つけることが出来た

今日も朝から暑い、同じ暑いのなら山でも歩こう。
山行の準備をしていると、ショウタン農園の用水路に水が流れる日だったことを思い出し、午前中は農園の水やりにかかった
帰ると11時、仕方がない山行は午後からにするか、堂鳴海山あそこなら時間的にも行ける。早い昼ご飯を食べて紀美野町の札立峠に向かう。
初めての山だが、ズート行きたくて暖めていた。何度も何度も地図を眺め山容や方角は頭に入っている。
先日、隣の山大峰山に行ったときもズート眺めコースを頭に描いておいた
ようし、冒険登山、地図、コンパス、時計を持たず古人の登山方法、太陽の位置と景色のみ行ってやろう。道や尾根が分からなくなったときのためにガーミンは持った
水は2L、行動食はない、代わりに水にカルピスを入れエネルギーを取った
1時25分、札立峠から林道を近畿大学生石農場に向かう。

札立峠、林道入り口

札立峠公衆トイレの横にある近畿大学生石農場の看板が、農場までは3kmとある


歩き始めるとすぐに自然林の中、いろんな鳥が多いのにビックリ、くねくねと曲がりながら未舗装路を登って行く
途中にオニユリやカワラナデシコが美しい

 

又虫採集のGPが長い柄の大きな網で珍しいカミキリムシを採取していた。ここにあったという情報を得て二年がかりで探しているらしい
一人が産卵中のカミキリムシを見つけ大喜びしていた
1〜1.5cm位の小さなカミキリムシでした

名前が分かりました
スネケブカヒロコバネカミキリ
だそうです。ネムノキの枯れたのに幼虫は育つそうです



歩いて行くとアスファルトとコンクリ舗装の分岐にでる。アスファルト側を進むと近大農場に出る。帰りはコンクリート舗装側からここに戻った
NO1


アスファルトの道を進むと近大農場が現れる。学舎らしいログハウスの建物とプレハブ学舎がある。多くの学生がいるようだ。薬草や高原野菜、などの研究をしているようだ
ここで、教授らしい人に道を尋ねるが、20年前まで道があったが今は分からないだろうとのこと、大峰山に登り完全に尾根を見て行けば良かったが、学舎の北側、牛小屋らしい後ろから尾根に取り付いた。動物の踏み後に沿って東に進むが尾根上で無いことに気づくがもう遅い、そのまま進むと、急傾斜になりその下に林道が見えた
この林道も頭に描くことが出きる。ひとまず林道に降りることにした。後少しで林道というところで木イチゴがすごい、シャツやズボンに襲いかかる。小さくあちこちが破けた
鎌を持ってくるべきだった。反省反省

近大農場、事務所                        堂鳴海山

 

近大農場裏手から山に取り付く 紀美野町と清水町の境界杭付近にはマークがあるこれに沿って行けば堂鳴海山に行けるはず。
そこが甘かった。尾根の境界ではなく、農場の境界らしい、やがて急傾斜になり、木イチゴや雑木ガ行く手を阻む。下に林道が見える
ひとまず林道に降りた、

 



この林道を歩いて適当に直登すれば行けるがそれでは面白くない。どこからか再度尾根に出よう。高圧送電線が上を通る。そうだ鉄塔は必ず尾根上にある
この道を見つけ尾根に出よう。予測は当たり鉄塔送電線管理道の道標があった。コンクリの広い道を北に登り尾根に向かう

ここから尾根に登り返す。午前の水やりが堪えてか足がだるい、15Lのバケツに30杯ほど水を提げたのが堪えたか
コンクリの坂は急登に感じた

NO2


やがて尾根上に鉄塔が見えるが、鉄塔まで行く必要はない、適当にブッシュに踏み込み、尾根を目指した。得意の動物道を見つけてはくねくねと尾根上に登る
尾根らしい所に出た。ここに境界杭が有った。この延長線上に三角点があるはず、又この境界杭の打たれている所が古道らしい。溝状に浅く踏み込まれているようだ
やがて境界見出し表や、テレビアンテナが出てきた。ここにも長らく誰も来ていないようだ。

 



なだらかな尾根の境界を登って行くと三等三角点が現れた。予想通り登山者は少ないが、H13年に三角点ピークハンターと書かれたテープが朽ちた木に巻かれ倒れていた
堂鳴海山869.7m


少し休息、時間もある。この真東に飯盛山があるはず1km位のはず。行こう。太陽もマダ高い、木間から見える太陽からして真東に向かったつもりがやや北に、尾根が違っていた。緩やかに下って行くと下に林道が見え。その向こうが飯盛山だろう。だが林道から下は急に谷になっている。林道を通り谷を大きく巻くことにした
林道から来た方向を見ながら位置を確認すると尾根を間違ったようだ。目で尾根をおわえるとよく分かってきた。後でガーミン軌跡を見ると大きく回っていた
時間ロスも甚だしい。


とにかく東に向かう。途中に古道だったのだろう。古い石の道標が現れた。左白山道と有るが?分からない。進んで行くと道が新しく尾根に入っている。ここだろうと尾根道に入って行くが頂上らしい所がない。右下にも先ほどの林道が通っている。ダメなときはこの林道に出よう。植林の中を進んで行くと。大きな石が三個並んだ小さな山頂が現れた。ここだ。少しブッシュ。笹や雑木を踏み、周囲を見ると何時の物だろうか朽ちた一枚の看板が見つかった。少し開けた所から南を見ると遠く果無の山々や、矢筈清冷方面が見晴らせた。

道標



飯盛山803m

 

少し休憩して、下山にかかる。尾根を行こうか林道を元来た道を引き返そうか少し考えるが、時間がない間違いが怖い。元来た道を戻ることにする
足下がなにやら涼しい。下を見るとアチャー。穴があいてる。



堂鳴海山に引き返し、境界杭に沿って尾根を大峰山まで引き返そう。順調に下って行くが太陽の方向から見て少し南に寄っているようだ。気づいたときは遅い、
下に林道が見えた。



モウ時間がない、林道を下る方向に進むことにする。登ったであろう尾根が右手に見えた。間違いないこの林道は尾根に取り付いた林道に出る。
やがてアスファルトの林道が見えた。大きく巻いて林道に出るようだ。エエーイめんどい。直に下った。これが間違いだった。ブッシュと林道の削り取った崖上に出た
ずるずるずる 草を持ちながら林道に滑り降りた。
又新しい穴が開いたようだ。トホホホホ

緑線、ドクロマークNO22で尾根間違いをしたようだ

林道に出た。
モウ尾根に引き返す時間はない。すぐに尾根に取り付いた分岐林道に出た

NO2写真

林道はくねくねと曲がり緩やかに登って行く、やがて近大農場の看板が出た。これに向かって登ると写真NO1の所に出た
青色軌跡

後は未舗装林道を下ればいい。
結構時間がかかった。地図のない山行は難しいが天気の良い日は太陽が結構自分の行く方向を教えてくれる物だ。又目標物の高圧電線が有ったことが又良かった



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