伯母峰峠から笙の窟尾根、日本岳、大普賢岳
ショウタン、シマヤン

コースタイム

デポ地点9:10ー尾根取り付き9:13−P1505m取り付き11:10−P1505m11:23ー日本岳12:05−日本岳コル12:20

大普賢岳13:13〜14:11日本岳コル14:50−シダン窟15:10ー和佐又ヒュッテ15:48

総時間6時間38分
通年登山、月一回一年間大普賢岳に登ると決め今月で5回目です
今回は、スクーターを和佐又に置き、大台ヶ原ドライブウエイの途中、旧伯母峰トンネル上の伯母峰峠から笙の窟尾根を登り小普賢岳を捲き大普賢岳に登る計画だった。いつも眺める尾根、問題は無かろうと準備もそこそこ、腰痛が出だした腰しも調子が悪い
いつも準備している安全道具は持たなかった。所が思ったより難所に出くわしてしまった。
又、カメラを忘れ携帯で写真を取ったがこれもうまく写っていない。

朝6時シマヤン軽トラにショウタンスクーターを積み家を出る
、和佐又ヒュッテ前にスクーターをデボして登山口の大台ヶ原ドライブウェイ途中の
旧伯母峰トンネル少し先の休憩設備建物の駐車場にシマヤン軽トラを置く
伯母峰峠からは伯母峰を登った事はあるが笙の窟尾根は初めて、もちろんシマヤンもだ
いつも眺めて様子の分かる山だ、問題はないだろうと準備もそこそこに尾根のアンテナ補修階段に取り付く
尾根は予想よりも良く何と歩きよい尾根か、途中のピークも上手く捲き道が出来ルンルン


笙の窟尾根とアンテナ補修路階段(ここから取り付く)
 
尾根はルンルン、新伯母峯トンネル横の和佐又登山口出会いも確認できた

 
途中から和佐又山やヒュッテ、そして目指す日本岳が見える

 
ダンダンと傾斜が出だした。これも頭の中ではこの付近と地図を見なくても分かるくらいだが
和佐又ヒュッテ上のスーキー場に出る分岐が特定できなかったがショウタンが左に道があるとシマヤンに言った所がそうだろうと
話しながら、急登にあえぎだしたころ

 
正面に岩稜が現れた、ウン、大きな岩稜だ、シマヤンの切り抜き地図でだいたいの位置確認をするが
途中の小さなピークだろうと簡単に思い、とにかく岩稜に取り付いた。ここにテープが打たれている
テープ通りに登って行くと小さなピークに登った。アレ、と言う感じ、日本岳に登った11年前の事や色々思ってみるが
分からない、正面のピークが小普賢岳だろうとマダ地図も見ないで尾根を登る

 

それにしてもおかしい、昔ロープが無くて下りられなかった日本岳が何故登れる。
ここでこれが1505mのピークである事が分かった。シダンの窟(指弾窟)の上である
正面が日本岳だ。アチャー今日も甘く見てシマッタ、反省反省、猿より劣る

P1505mからみた大普賢岳方面

尾根も細い、注意しながら東に進むと7〜8mの岩が超痩せ尾根に垂直に落ちている
下の尾根の岩稜は足の幅ほどしかない。横に木が生えている何とかなるさ
シマヤンはそのまま下りると言うがショウタンは補助ロープは下ろそうと補助ロープを下ろした
18mロープ二重で下まで足りない。ロープと岩をつかみながら下ったが、岩はしっかりとして浮いてはいないようだ
一安心、下で足場を探すが浮き根が有るのみ体重はかけられない何とか岩に載った
続いてシマヤンが下りる。尾根は細い誰かがルート上の小さな木を切り取っていた
この木が生えているとモット難しかっただろう
緊張した一瞬でもある。何せ準備がない
正面は日本岳


細尾ねのコル



崖を下りるシマヤン

痩せ尾根から朝日窟の上の壁が見える


慎重に尾根を渡りきると小さな道標があった。これで位置が間違いなく日本岳の下である事が分かった
日本岳を捲こうか登ろうか、少しビビッタショウタンは危険な捲き道を止め、直登を提案
日本岳に向かって直登した。11年前にロープが無くて下りられなかった事を思い出すが、横から登れるだろう
マタマタ何とかなるさで直登する

 

思った通り少し右手から登ろうとルートを探していると古いロープが垂らされていた
身を預ける事は出来ないが、手がかりには成る
はい上がった。二つ目の岩が現れたがやはり右手にルートがある
何とか登れそうだ。杖代わりに持ってきた簡易ピッケルがここで役立った
身軽いシマヤンは別ルートではい上がっていた。
慎重に枯れ木でないか、岩が浮いていないか
はい上がった。見覚えのある尾根に出た
ヤレヤレ
 

ここで山名版の高度がおかしい事に気付く
ほとんどの方が1505mとある。待てよ先のピークが1505mではないかここはそれより高い
ガーミンを見ると1553m、シマヤンガーミンも1554mほぼ同じだ
25000/1で確認すると1550付近だ
一人だけ1550mと表記していた
一人の誤りが連鎖的に1505mとなったのか。又はP1505mが日本岳なのか
とにかくこの地点は1550mで有る事は間違いがない


日本岳のコル(鞍部)に下りた
今まで気にもしなかったこの位置にある日本岳1505mの表記がそうさしたものだろうか
又はP1505mが日本岳なのだろうか疑問は残る

 
ここからいつもの通り大普賢岳に向かう
ほとんどの方は下山に向かっている
二人で陣取った山頂でユックリと遅い昼食を取った

 

次回は梅雨の合間を縫って大峰山からのピストンを考えている

通常ルートで下山、シダンの窟(指弾窟)で壁上を確認した



一度この裏を捲くルートを通りたいと次の予定を検討した

和佐又ヒュッテにデポしたスクーターで車を取りに向かった
今回通った1505mピークと日本岳の写真です
このピーク上を通った、私の尊敬するDOPPOさんグループが記録した記事にリンクいたしました
より分かりよく書かれています。是非お読み下さい

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