伯母峰峠から三角点多古辻1187.8m、伯母ヶ峯1262m 三角点人見1266.6m

2007/11/25
単独



前日行仙宿に泊り行仙宿から大台ヶ原ドライブウェイの伯母峰峠から三角点、多古辻と伯母ヶ峯、三角点ピーク人見を廻った
三角点、多古辻のあるピークと三角点人見が有るピークの山名がら判らず行けば分かるさで登った
コースは大台ヶ原ドライブウェイの伯母峰峠の大台口隧道北口から伯母峰に取り付いた

伯母峰峠ー60分ー多古辻(伯母ヶ峯北峰)ー40分ー伯母ヶ峯ー20分ー三角点人見
下山
三角点人見ー15分ー下山分岐ー20分ードライブウェイ



上の地図は国土地理院の地図サービスの切り抜きです。伯母ヶ峰の位置を見て欲しい。
先ず伯母ヶ峯北西にある三角点ピークが多古辻(伯母ヶ峯北峰)1167.8mです
伯母ヶ峰北東に有るピーク1266.8mが三角点人見です
ショウタンは

車をトンネルから少し行った所の展望ドライブイン(休業中)に車をデポ、トンネルを抜け大台口トンネル北口から伯母峰峠に取り付いた
デポ地点から見た大普賢方面



トンネル北口と伯母峰の尾根

 



植林と雑木の境目を綺麗な尾根道が通る。東に向かって行くと伯母ヶ峯、西方向は和佐又に続く人気のコース
東に向かって行くとピークを巻くように古道が尾根からはずれる。私はそのまま植林と雑木の境を直登する
これがなかなかの急登です

巻き道分岐


急登を登り切ると左尾根、北に入る。しばらくするとテープが現れるが尾根は単純で分かりよい

ピーク分岐


北尾根にはいると右手に台高山脈の支尾根にある白髭岳が樹間から綺麗に見える。今日の天気は最高だ
しばらく行くと左手に大峰山脈がこれまた顔を出す。大普賢岳 竜ヶ岳 、和佐又山の小屋が見える

 

尾根にはテープが打たれているが間違いなど起こす尾根ではない



一度下り込み小さなピークを過ぎやがて尾根が痩せ出すとその上に三角点ピーク多古辻がある
山名板には叔母ヶ峯北峰とある
山頂は平らでいかにも辻が存在した感じがする



三角点デター

等級 三等三角点
点名 多古辻
緯度 34°14′37.0262
経度 136°00′51.0324
標高 1187.82 m
造標 明治36年5月9日
埋標 明治36年5月15日
観測 明治36年9月18日
所在地 奈良県吉野郡川上村大字伯母谷字ワナテ谷28番地
保護石 無し

多古辻で20分ばかし休憩、引き返し伯母ヶ峯に向かう。分岐ピークを過ぎ下り込むと巻き道と出会う
出会い



二つ目のピークが伯母ヶ峯1262mのはず二つ目のピークに山名板などはないアレーーー
これだけ人気のコース、アノ人見にすら山名板数枚があった。
おかしい
下り込むと直ぐに伯母ヶ峯を示す道標が木に打たれている???
ここに分岐がありドライブウエイに下る事が出来る
 

おかしいと思いながらそのまま進む、少しブッシュを濃き登り帰すと三角点があるピーク
ここに沢山の山名板?????
ショウタンは一瞬伯母ヶ峯に三角点があったのかと地図を見るが無い????
ガーミンで軌跡を見るとどうもおかしい。
マッ良いか。ここは間違いなく三等三角点人見で有る



三等三角点人見

 

三等三角点人見のデーター

等級 三等三角点
点名 人見
標高 1266.64 m
緯度 34°14′12.9461
経度 136°01′53.9908
選点 明治36年5月28日
埋標 明治36年5月15日
観測 明治36年9月26日
所在地 奈良県吉野郡川上村大字人之波字人兎18番地 
俗称人見ツキアゲ

ここでおかしいのは選点日と埋標日が変わっている古い資料で間違いがあるのだろう
そこで山の事だが
国土地理委員の三角点場所の歩道状況には

伯母峰まで行き、そこから尾根づたいに進む。藪こきあり

とある
伯母ヶ峯の所在地にこだわる事はないだろうが
マッいいさ

大峰奥駈の国見岳や孔雀岳は大きく位置が違っていた所に山名板を掛けていた事もある
ショウタンの地図には磁力線がない
三角点の方位印に地図を合わせ再度山容を確かめた
実際人見から馳せる北尾根を歩き地図と確認した
そこで新しい発見があった。
大迫ダムに架かる入之波大橋付近からこの三角点までの尾根上は歩きよい尾根である事が分かった
次回の山行目標に置いた
南東の尾根に下山してみたが面白くない
三角点ピークを巻きながら引き返し尾根に出た
途中のドライブウエイ下山分岐から下ったがこれがかなりの傾斜でした
虎ロープが張られていた
境界尾根をドライブウェイまで行こうとしたが途中の下山案内に負け急勾配の山肌をクネクネと下る
デポ地点から10分くらい大台ヶ原よりの道に出た

下山案内


虎ロープと尾根から山肌に下る分岐地点

 

山肌の様子



大台ヶ原ドライブウェイ下山口
ここにショウタン名盤をつけておいた



ドライブウェイから見た大峰山脈大普賢岳方面



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