投石の滝から栂坂山

二つの牛ガ平山と穴の尾山、西杉峠
20211008
単独


ヤマレコ記事にリンク
今年は丑年、牛の字の付く山に登ろうと三人で登る計画が、二人が事故で不参加に成り単独で決行した
牛ガ平山はS61年昭文社地図に栂坂山の別名として載っている


2016に読図山行で登ってからここが牛ガ平山と信じていた
計画は実行しなければ腰砕けに成る
単独で、東吉野村滝野の投石の滝からコースを組み周回した
軌跡はヤマレコに取ったが、アプリに詳しくないショウタンは取り出しに失敗して軌跡を失った
記憶からコース図を乗せている。また写真は日にち設定を間違って一部は一年前の日程に成っている
先ず、投石の滝Pに駐車して滝見学だ
   
先ず県道28号線の標識91番横の中蒋谷に向かう
中蒋谷入り口はグーグルマップ、航空写真の道路写真から調べた
入り口付近の林道はゲートが有り林道の状態も良い
  
足が完全復調なら、ゲート尾根先からP842を狙う方が良いだろうが、距離を縮めるために林道奥から尾根を取りP803を目指した
後少しで尾根と言う付近で林道は流されてない、どうやらこの付近まで耕作地が有ったようです
少し倒木が出る
  
尾根先を掴むまで奥に入れば、トヨタのハイエースかマツダのタイタンが朽ちていた
林道が有った証拠だろう

尾根先は登るに不向きだった
少し奥に入り斜面の緩そうなところから、尾根を目指す
尾根には六尺道跡が出る
杣道なら道に植林は無いが、道にも植林が有る所から古い生活道かも知れない
 
道跡に沿って登った
小さなコブ状の所は掘り取られている。杣道ではなさそうだ
少し生えこんでいたが、道に準じた
少し馬酔木が邪魔をした。イヤなら尾根直登すればよい
後少しで道は隣尾根に向かっているようだった。
そこから50mばかし直登して縦走尾根に出る
綺麗な尾根だ
  
久々に測量点に目印を残した
今日来れなかったメンバーへのサービスだ

尾根を栂坂山に歩く
小さなコブも上手く巻くように道が有る
六尺道の生活道だったのだろう

栂坂山(牛ガ平山)への直登尾根で道が消える
遠目で見れば東の山裾を巻くように道が有ったように見えた
地図から見れば、栂坂峠に続くはずだ
少しワイルドな尾根を栂坂山に直登した
  
栂坂山の東斜面はコアジサイが群生していたが、花跡は少ない
鹿が食べたようだ。もし咲けば見事のコアジサイ群生地だろう
登った

  
尾根は平らだが、牛の背と言うより馬の背が似合う細い尾根の山頂 
点名版は朽ちているが、昭文社から拾った山名、牛ガ平山が書かれている
少し点の記を書こう

等級種別 三等三角点 点名 添ガ谷
標高 882.41 北緯 34°28′36″.4856 東経136°04′15″.3466 
所在地 記載なし
切り立った尾根に倒木、足が上がりにくい、遠回りでも降り良い所から下りればいいが、マタマタこだわって宇陀と東吉野境界を下る
急傾斜だ。注意注意
 
経験の有る林道に出て、カシノ木谷の林道波線がここまで来ているかと眺めていると、ラジオの声が聞こえた
振り返れば登山者

牛ガ平山へはこの林道かと尋ねられた
私は、三角点栂坂山の別名だと答えるとそれは間違いだとリュックから本を出した


オヨよよよ
令和二年の発行本ですが、再販版か??
記事が詳しい
 
地形図も乗っている

なななんと、穴の尾山に通る尾根ピークがそうらしい
すぐ先だ
林道で行けば、そこから尾根に上がる
  
本の写真から女性グループか楽しそうな写真が載っていた
山容からまさに牛ガ平山そのものだ
私は何方がどうと言う確定はできないが、宇陀室生、82山を支持したい
出会った方も又奇遇で、同じ団塊の世代、誕生日は五日違い、私は足に、出会った方は手に障害が有った
笑って記念撮影だ


次の目標の穴の尾山の山名の謂れも書かれていた
山頂の手前に大きな凹みの窪地が有るとの事、
 今日の収穫は大きい

穴の尾山迄テープが賑やかに成っていた
  

チョコっと地図を眺めながら西杉峠分岐尾根の先に有る凹地の窪地を見に行った
 

穴の尾山から引き返し、西杉峠への尾根は間違いが無いかコンパスで確認したが、テープが賑やかだ
モウ何時も油断する歩きだ
急傾斜が出た
その上が観音山であることをすっかり忘れてしまい、ルンルン
山名板が無ければ行き過ごす所だった
  

地図を見れば、次の尾根変化は注意がいると片手に地図を待った
先取コンパスでコンパスも見やすく出しておいたが、アララ、見事にマークが有った
 分岐下り尾根

この分岐下り尾根は、地形図以上に急傾斜を感じた
少し足も熱を持ったように感じる。
ビスタリー、ユックリゆっくり、テープを追った

  

高山か黒石山か見晴らせたが同定はしない
車に地形図とコースを残しているが、長時間駐車は遠慮しなければと、長話で時間が予定より遅れている

少し枯れた熊笹の中を下ると西杉峠の祠と道標が見えた
  

山仲間の道標が残る
これも宝来の鈴女が担いだものかなと想像するが、この付近宇陀の山々が好きな彼女だ
一応コンパスを取り方向を確認して下る
下りの弱い足は、少し違和感が出た
ユックリ、トボトボ
やはり古道だ地蔵が出た。その時地図を見なかったので位置は不確かだが、地形図に書いてみた


位置は地図では難しい
時間も無いし、チラッとGPS確認でマークを頼りに下った
何処かで指定コースが間違ったのか、倒木が多く出たので一休み
ワイルドだが道が有る。ふと沢の左岸を見ればマークが有った
道を変えた
そろそろ、カシノ木谷出合だろうと前を見ればそのようだ

笹に隠れた道標は見えにくそうだ
  

やはり見えにくい
刈り取るものも無い、何本かを纏めてテープでとめた
少しは見やすいかも

カシノ木谷の林道からも登れるかもしれない思う

最後の林道は少し舗装も出る
草花なども感じながら、帰路を急いだ

モット西杉峠には登山者は多いと思ったが案外少なそうだ
冬に人気の高見山、激しいコースで登れる方は健脚達だろう
ヨボヨボ ショウタン、一度高見山も目指してみたい
登れるかなと一抹の不安が有るが、ユックリを歩ける仲間に又相談したい
なんて思いながら、投げ石滝を目指した
  

無事に下山したが、土日ならこの駐車場は満杯かも
路駐の方が迷惑をかけないかな
凸地は有った
 
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