雪面の焚き火法

ビバーグ術として覚えておこう
冬山でビバーグを迫られる事態が起こったときは、雪洞やツエルト、テントといろんな低体温症を防ぐ術は心得ているでしょうが、究極は、焚き火で温まる方法がいい、服装の乾燥も兼ねる事が出来る
では、雪の上や、湿った木々に火をつける方法は意外と簡単だ
ただ、鋸や斧等の道具が無い場合、又は周辺に、枯れ木や倒木が無い場合はむつかいい面があるが、たいていの、里山や、樹林帯にはそれらは有る。
ただ森林限界以上や積雪が数メートルを越える場所では難しいだろう
一つの知識として持っておき、雪面で焚き火を練習しておく事も必要かと思います
今回は積雪50cm、周辺は雑木、短時間で下山の条件で焚き火を行いました

先ず、雪面を踏み固めて、直径10cm長さ50cm程度に倒木を切って、踏み固めた雪面に並べる
その上に新聞紙を軽く丸めて置き、その上に牛乳バックを適当に切り置く、その上に細い小枝を20cm程度の高さにるみ上げ
新聞紙に着火する。通常はこの状態で小枝は燃え出す。ここで失敗すると再度同じ事を繰り返すが、その材料が無くなればアウトだ。
小枝を動かさず静かに燃え出すのを待つ
完全に着火すると、細い枝をさらに置き、火の勢いが増せば、枝を段々太くすればいい
今回は一度で着火に成功した


今回は温まる事が目的ですから木は井桁状に置き、火勢を大きくした
長時間のビバーグでは、火を長く持たせなければ材料が無くなるだろう
そんな時は、木を同じ方向に並べ隙間を少なくする。
完全に火勢が有る場合は、その方法だと生木でも燃える事ができるだろう(あまり太いと駄目)
谷風や山風の方向を見極め隙間から風を入れれば火勢は強くなるだろう
幼少のショウタンは竈でご飯を炊いた経験がある
竈で薪は必ず並べて入れる
材料が少なくて済み、火勢が強い

火を大きく燃やす場合は井桁状に木を置き隙間を増やす
長く燃やすときは同じ方向に、川の字状態に数本を並べておくと良い
ハンターや山師は大きな火は燃やさないで、川の字状に置き、小さな火で暖を取り、少ない材料で温まる
焚き火と、キャンプファイヤーなどと混同してはいけない

台高山脈でビバーグの経験したときに、ツエルトの前で小さく火を起こし、直径5cm程度の木を並べて燃やした
このときは、雪は無かったが、朝には完全に燃え切り、出立のときには火種は無かった

強風のときは、風を極力避けなければ焚き火は危険だろう
岩陰などがあればそこがベストだ
無ければその状況はきわめて難しい。

焚き火の不始末は山火事の元、知識と経験が必要だ
沢や広場、キャンプ場などで練習すればいい
完全に火が消えるまでその場を動かない事が必要だ

救命のための焚き火は、小さく燃やし火勢を強くする事だ

焚き火の出来ない時、雪からの低温を避ける方法は、小枝や雑木の小枝の葉の付いたものを雪の上に厚く敷く
その上に座れば多少雪からの冷たさは避けられる
リュックの中身を出し、その中に足などをいれ暖を取れば少しは低体温症を避けることが出来るだろう

もちろんできるだけ風は避けるべきだ
ほんの少し知識があれば、助かる事もできる

私は少しの知識しかないが、その知識を少しでも公表すればその知識は広まるだろうと思いここに書きました
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