根来さくらの里道の駅から
昭和山と四石山
2016/02/22

コースタイム
道の駅8:35-四等三角点楠畑09:41-峠10:08-楠峠11:25-昭和山11:47〜12:20-槌の子峠14:00-四ッ石山14:23〜14:43-信達楠畑15:26-
峠16:35-道の駅16:55
総時間約8時間20分
岩出市、根来さくらの里道の駅から、昭和山と四石山を周回したが、岩出市境谷の住民は、秀吉の紀州攻めで、根来寺を攻めたときに通った道を信長道と呼んでいると聞いて久しいが、そのコースははっきりとしていないらしい。
尾根を通ったと言う人や、谷から入ったと言う人がいた
何度も歩いたコースだが、マタマタ読図誤りや、コンパスがオカシイと感じる地点や、私が根来寺を攻めるのなら、なんて考えながら縦走を楽しんだ
私の勝手な想像だが、根来寺の北側谷に押川と言う所がある
そこにも根来攻めの民話が残っている。
根来寺は北側と南側は天然の尾根が寺を守る地形だが、西側は開けている。
本隊は西側、大門から攻め入ったのだろうが、北側の完璧な守りの天然の尾根も住民の話から弱点を知り、裏からも攻めたので根来寺は落ちたのだろう。その裏側に攻め入ったのが、今回歩いた尾根道ではなかろうか???
又、槌の子峠から信達楠畑、復路に利用した尾根を越えて、道の駅付近から押川に攻め入ったなんて、
楠峠から、下り西側から攻め入ったとか、想像は勝手だ
小野小町も同じように境谷から逃げてきた。大阪からは近道なんだ
勝手に想像しながら、此処は何処、あの山が四石山だから、コンパスで現在地を見るにはこうだ。なんて、読図勉強も兼ねている
道の駅に車をデポして、北側の尾根に鉄塔管理道があるだろうと目星をつけて、車道を北に下り、尾根先のフェンス向こうにそれを見つけて取り付いた。
  
道の駅                          取り付き尾根                      この建物の南側フェンス際を登る
  
取り付き30m程度はブッシュ気味だが、階段が出てその上からは良く整備された道だ
道成りに登れば、鉄塔が出て、更に登れば竹薮に出る
この付近から、テープが出だすが、私たちはコンパスを信じてその方向に進む、一度この付近でコンパスが狂い目茶アルバイトした経験がある
地形的には合っているが、コンパスは微妙に狂う。何故どうしてと、頭をひねりながら地形の違いやテープから四等三角点、楠畑を探った
  
帰りこそはとバックペアリングで元の竹薮付近に帰るが、ウン?、コンパスが合う。
この意味が分からないショウタン、今日のメンバーが所属している会もこの付近でコンパスが狂い苦労した話を聞いたという
多分、鉄塔が高圧線がいたずらをするのだろう。
高圧線は改修され高さが少し高くなっているようだ。
  
復路に越える谷(峠)に下った

此処までは単に、三角点に行くだけの歩きだ。
縦走なら大きなアルバイトと言えるだろう
下りこんだ峠に、大阪労山の和泉山系60km縦走コースと書かれた古い道標がある
ダイヤモンドトレイルの延長コースだったのかも??
此処から尾根に乗る。
始めて来たときは羊歯が邪魔をするコースだったが、今年刈り掃われたのだろう。綺麗に整備されていた
ルンルンだ、ショウタンは読図は任せ、ユックリト汗を流しながら歩いた。
風吹トンネルが見える地点で、トンネル入り口にコンパスを合わせ、現在地を推測した。
その先で、四石山にコンパスを取ったり、合わせたりで現在地を知る。
  
歩きよい和歌山と大阪の府県鏡だ
この尾根道がやはり信長道だろう。なんて根来の山を読図する
今は、採石場で大きく姿を変えている
 
第一号府県鏡石があった。
これを基準に府県鏡を決めていったのか??
  
346m測量点や楠峠で現在地を知るが、古い楠峠道標と新しい楠峠道標が30mほど離れてある
以前新しい所に私も楠峠と記したが、一週間で無くなった。
地形的には、新しいほうが峠ピークだ。刈り払いも新しい方が行われている
縦走路は、府県境界に準じているが、地図をよく見れば、道は境界から離れた所がある
今は雑木で歩けない所も有るが、シッカリと残っているところもある
マッ、拘らなければ問題は無い
後一登りで昭和山だ。踏み跡は良く踏まれ、テープは賑やかだ
昭和山でお昼を頂いた
  
昭和山は、紀ノ川平野の和歌山市から有田市の海まで見張らせる
多分だが、条件がよければ、四国まで見えるだろう

三等三角点、靭峰(じんみね)は明治36年6月3日の選点だ
標高374.56m
どの尾根を靭峰と言うのだろうか?三角点名は面白い
所在地 岩出市安上字東谷824番1
昼食を楽しみ、槌の子峠を目指す。
此処までは整備が良かったが、西半分は整備が無いが道はハッキリしている
コンパスなど合わさず、地図だけ眺め、左手に鉄塔が見え、此処だろうなんて、スタコラ歩いた。
鉄塔が出た。まだ境界線上を歩いていると思い込むメンバー、ワイワイ、
アララ、正面はブッシュだ。管理道は右に下る
ブッシュに入った。急傾斜が出た。アラ、地形がオカシイ
アララ、此処は以前も間違った所だ。気が付くショウタンだ
同じ間違いを二度もした。
急傾斜を木を持ちながら、木を曲げ倒してロープ代わりに下る
途中に、の道標があったが、自分達の予定コースと違うと無視した
此処が、境界尾根に入る所だったのだ。
読図は見事に失敗したが、引き返さず、猛烈ブッシュの谷筋を下るが、地図から此処に道がある事を読んだ
  
二度ほど渡渉して、楠畑から槌の子峠のコースに出た
此処も整備され、笹や木が掃われ整備がされていた
  
楠畑からのハイキング道↑写真
槌の子峠から四石山を目指し汗を流した
 
四石山は二等三角点、四ッ石が乗る。点名には山の字が無い、四ッ石のみだ
標高384.43 所在地は大阪府と和歌山県にまたがる。
大阪府泉南市信達岡中1743番と和歌山県岩出市境谷字ウスギ谷176番だ
最終測量は平成20年12月11日だ
兎に角今日は良く間違う
下山は、楠畑の集落の西際にバリエーションで下るでコースを決めた
四石山と金熊寺のコースが有る。テープが多く巻かれているからこれを無視して行こうと尾根に準じたが、ブッシュで結局、マーク道に向かった
馬鹿なショウタンだ
 
375mの測量点は直ぐに特定できる。375ピーク下に↑写真の道標がある
此処から真剣に下山地点をねらった。
尾根に入ると、花木(びしゃこ)を収穫に地元民が入った跡がある。
コースによれば、登り良いのだろうが、目標尾根に順次コンパスを取った
私は経験尾根だから、初めて下る人がリーダーだ
 
口では言えないコース、大きなブッシュは無い、長らく木が切られていないのだろう大きなウバメガシが有った
 
下山地点はシイタケの栽培がされていた。
小さなシイタケが芽を出している。これから里山の雑木中を歩くときはシイタケが芽出しているだろうと期待が持てる
去年三回天然シイタケに出合った
 
信達楠畑地区の道に出て右岸側に橋を渡り下ると、下の写真の↓鉄塔道標から道の駅に向かう
整備は無いが通に問題は無い
 
途中に写真の道標が出た。
登り返しだ。ショウタンはクネクネと登るルートがあるだろうと地図も見ないで倒れた竹の道らしいところに入った
道は無かった。結局斜面を這い上がる事になった
少し痴呆が進んだようだ
  
峠に出た。
峠の看板

後は植林内を下る。踏み跡は濃いが最後の部分で不明瞭になる
小川の左手を下るのが良いようだ
鉄の橋が出て道なりに下ろう
峠↓
 
田の上にはゲートがある。閉める事を忘れないように
後は車道を歩けば道の駅は直ぐだ
  
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