和田尾山から若藪山、城ヶ森山、龍神街道下山
2011/12/05
単独

コースタイム
福井橋08:25-和田尾山09:43-若藪山11:21-城ヶ森山12:30-札の辻13:03〜13:20-登山口14:53-福井橋15:25

総時間7時間
札の辻の位置が間違っています。正しいページにリンクします
白馬山系の山々は林道が走り、麓からの登山は難しいが、紀州の殿様が、お城から龍神温泉に行く道を龍神街道と言い、今もその一部が残っている
2008/01/02に龍神側の小森から登り、2009/03/08に偶然北側の四等三角点中野股を知り後日このルートが北側の龍神街道である事を知った
これを利用して、有田川町福井から、これ又気になる和田尾山経由で前回残していた若藪山に登り、城ヶ森山を踏んで、下山を龍神街道とした
今回のコースはブッシュもなく、オール小道があり、ルートもやさしく、体力勝負の周回だった
福井から龍神街道の登山口を知る方が少ないかも知れないが、登山口が解れば登りいっぺんのコースだ。
これほどハッキリと古道が残っている所も少ないだろう
流石、紀州の殿様が通った道だ
 図U

R480からナビ任せで、県道19号線沿いにある福井集落に行くと、村はずれの掘割り横に公衆トイレとバス停があり、ここに路駐、直ぐ横の湯川川に架かる福井橋を渡り、大きく曲がった林道は距離があると、20mばかし上の道まで踏み跡で直登した。和田尾山までは、尾根直登だが、尾根には小径があり体力勝負の道、途中で小道は分岐もあったが、ひたすら直登だ。650m付近で登山者テープが出るが、読図の出来る方だろう。コノ尾根を下った事がテープの打ち方で分かる
尾根分岐の間違いやすい地点に打たれている
測量テープもあるが、ひたすら登れば小道中央に三角点和田がある
  
福井橋↑                          取り付き↑                   尾根の道↑
  
尾根の様子↑                    初めて出た登山者マーク↑        和田尾山↑
三角点 和田

三等三角点和田 北緯34°02′55″.1537 東経135°28′30″.9978 標高897.26 
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字下湯川字和田315番地の4
点の記から推測して、コノ尾根はタブン和田尾と言われているのだろう
  
和田尾山からさらに登って行く、途中で水ヶ宝形山が見晴らせる。この付近は伐採で小木がある
登る程に踏み跡が薄くなる。
多少アップダウンが有るがひたすら登ればいい、途中で間伐材がヤヤジャマをするが歩くには問題はない
少し肩が触れる程度の小木帯がでる、下りルートでテープがあった。
マアこの付近でコンパスを取ってみたが
  
白馬山脈に出会うと、左手に反射板がある。吐く息が白い、ここで服装調整、行動食をほおばった
反射板を回り込んで尾根の境界杭に沿って、若藪山に向かう
境界尾根は広く道のように綺麗だったが、広尾根付近で少し尾根を外した
  
                            境界尾根↑                  広尾根↑
一つ目のピーク向こうに、城ヶ森山が綺麗だ
歩きよい境界尾根を登りきると、若藪山だが行過ごしそうな山頂だ
山頂に熊野三六峰の会成る山名板がある
ここから五段の滝に下る小道があるはずだが、踏み跡は分からなかった
そのまま境界を歩くのも良いが、1138ピークの登り返しがイヤで林道白馬線にでた
この時期は、林道歩きも悪くない

境界尾根↓                     若藪山山頂                    林道に出る↓
  
                       

地図、札の峠は誤り 札の辻に訂正
  
                               林道分岐↑
正面に城ヶ森山が綺麗だが遠いなー、ひたすら登り続けた足に疲れが出た
白馬林道はまだ国土地理院の地図に反映されていない部分もある。
城ヶ森山下に林道が延びているが、これはもうヒドイ荒れ方だった。
これに入るが通行には問題はない、読図で三角点に直登する尾根を登る。
赤いテープに城ヶ森山と書かれていた。
林道をそのまま進と、これが龍神街道だろう
 
ここから取付く↑
尾根を登りきるとアメダス点検道に出て、アメダス裏の三角点に直登した
雪の三角点でシマヤンと記念撮影をしたのを思い出す
2008年1月2日
一等三角点 城ヶ森  北緯34°02′10″.2817東経135°30′29″.6565 標高1269.26
所在地  和歌山県日高郡竜神村大字竜神字亀谷1023番地
選点 明治18年11月   
最短距離で荒れた林道に下り、白馬林道に戻って札の辻下で遅い昼食
 
                                 ↑札の辻下、龍神街道は削られて写真状態だ
 
写真の所から札の辻に登る。
2009年にはテープがなかったが、赤いテープがあった
札の辻の名が忘れられそうだ、札を挙げておいた
  
龍神街道はハッキリと残る
道成りに下ればいい、まだ地図に反映されていない四等点中野股を記憶から特定して、下山を急ぐ
龍神街道ばかしは、途中でソマ道分岐もなく、ひたすら下ればいいが、986ピーク下からはマア、クネクネも良い所、小さくクネクネ、目が回りそうだ
私は、意味はないが986ピークを踏んで下った
 
龍神街道は道として測量されているのだろう、県の距離標が出る
少し急な下りになると、沢音が聞こえ出す
沢に飛び出すと、12号台風や15号台風の爪痕が生々しい
                                                ↑下山口は壊れた橋桁から上流50m程度の所
  
壊れた橋桁↑                     林道に出る道↑
林道の龍神街道登山口 

渡渉は簡単に出来るが、正面の流木は凄かった
右手に壊れた橋桁が有る。
その下付近から林道に登る道が有るが、相当古い整備跡だ
林道に飛び出すと、城ヶ森の登山道案内、掘割り状の右手上に、祠がある

 
下山は林道通り歩いた
ここも台風の影響で荒れていた。
龍神街道登山口から1000m程度で、福井橋に出る
福井橋の横に付近の滝の案内があった
五段の滝、2.4km 銚子の滝4.4km さがりの滝6.1km 又春先にハイキングで歩くのも良いだろうと、写真に納めた

この県道19号線は12号15号台風で荒れている
途中で河原に道が造られていた
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」