鈴鹿山系 竜ヶ岳1099.6m

三重県いなべ市大安町

2007/04/26 晴れ時々雨
シマヤン、ショウタン

ルート図

コースタイム

宇賀渓駐車場9:00ー鵜の巣裏登山口9:20ー尾根11:20−竜ヶ岳11:55〜12:35

下山
12時35分ー駐車場15:20

昨日は藤原岳に登り、宇賀渓キャンプ場に前泊したがこれが大変だった
マダシーズンOFFの為か連絡済みのキャンプ場は誰もいない、予約のセンターに電話すれども誰も出ない
看板にある番号に連絡するが、かかる相手は別の所?困った。
宇賀渓駐車場の横の食堂のオバサンが一生懸命経営母体である大安町の森林組合に連絡を取って頂き、
予約した係りの方のミスが判明、なんとかキャンプ場に入る事が出来た。
いつものように宴会用簡易テントを張ってしばらくすると強力な夕風、テントは風に飛ばされそうになる。
ショウタンのツエルトは木と木の間に吊していたら凧のように舞っていた。しばらくすると風も止みヤレヤレ
楽しい2人宴会で、ショウタンはチョットビールの飲み過ぎだが、9時半頃ツエルトに潜り込んだ


朝5時半起床、シマヤンはいつものように朝ご飯と、昼の弁当を作ってくれる
ショウタンはキャンプの整理、すぐ傍の駐車場に車を回し、
森林組合の組合長さんにルートの状態、オススメルートを尋ね、
ルートは裏道を登り中道下山、竜ヶ岳登山としては厳しいコースとなった。
スタートはそんな訳で九時とユックリスタートとなった

駐車場から真っ直ぐに渓谷を渡り林道を20分ばかし歩くと、鵜の巣と書かれた休憩所のある。
裏道登山道登山口に出る。下山も中道からここに下山する周回コースです。
コースは非常に分りよく下の写真のように自分の位置が分る案内看板が所々にあり全く迷う心配はない。
ただコースは危険場所と言ってよい山肌をへつる所が多い。

この形で自分の位置が一目で分る。龍ヶ岳は厳しい山だが迷う心配はまず無いと思う。
案内板の整備された観光登山道でした
ただ、道は険しく○危カ所は数カ所有り登り一辺倒の登山道は体力が要る



駐車場を9時に出発、林道終点の裏道登山道に向かう

 

途中で竜ヶ岳が顔を見せるがナカナカ厳しい事が山容から想像出来た



最初はクネクネと植林の中を通るが、だんだんと傾斜が出て、
小さな岩や山をへつるような細い道を進む、道下は真っ直ぐに落ち
ホタガ谷の深さが良く解る。雑木が安心感を与えるが油断は出来ない。
渓流沿いに出るとホタガ谷の小さな滝が疲れた足を慰めてくれる美しさでした。
 

 

時々現れる橋



上の橋を過ぎると杉林の中の急登が始まる。
途中ヤヤ道が崩れた所にはトラロープが張られていた。
やがて枯れ沢状の所に出ると尾根は近い。
水場は案内番号20番付近が最終と思う方が良さそうです。
私の場合は18番まであったがこんなに水が豊富とは思わず
4Lの水を用意して登ったのが間違いでした。
涸れ沢でミチオシエがぴょんぴょんと跳ねながら美しい姿を見せてくれた

 

 

尾根に出ると竜ヶ岳の美しい姿や鈴鹿の山々が美しい姿を見せてくれる。
いつも登る台高や和歌山の山にはこれだけの笹野原は無い。
シマヤンと2人でしばし景色を楽しんだ。尾根から水平道を進むと、昨日の山藤原岳が美しい



正面に竜ヶ岳のお椀を伏せたような山容も美しい



最後の一登りで山頂に着く、
山頂は強風が吹きヤヤ天気は下り坂、景色は霞がかかりハッキリしなかったが、
御在所や御池岳、藤原岳がその姿を見せた。山頂で記念写真を写し、
中道方面に下り込み風を避け昼食を食べていると雨が降り出した。
雨の中の昼食は久しぶりだ。合羽を着て食べるシマヤン弁当は美味しい物だ
 

40分と短い休息食事タイムで下山に係る。
今日は昼食以外は休憩をほとんど取っていない。
下山は最初は笹原を下り雑木帯になり
大ガレ付近は木を持ちながら下った。
道は少し荒れ気味で足下に注意が要る。

 

 

大ガレはツツジが綺麗に咲いていた

 

やがて沢に出る。沢沿いや沢を巻く形で下って行くが石がゴロゴロ、足下注意でした。又沢を何度も渡り返しながら下る

 

案内板と地元登山クラブが付けたテープで道は分りよい、やがて堰堤が現れだし、一カ所ながい梯子の下山となった

 

又沢を渡ったり、巻き込んだり、
小さなロープ場を下り危険と書かれた道や少し崩れた道を下って行くがそんなに危険は感じない

 

やがて橋が現れ右岸に渡り続いて吊橋を左岸に渡るとその上が裏登山道登山口のある鵜の巣休憩所です

 

登山口



20分歩いて駐車場に戻った。
中道下山は変化にとんだ面白いコースでした。
体力的に自信が有れば中道登山も面白いだろう
途中に咲いていた花は美しかった

イワカガミ


 

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