大池遊園から
鶏冠山、大旗山(楊柳山)
2018/01/12

緑線は車道
波線はハイキング道
昨年12月19日に和歌山電鉄大池遊園駅から鶏冠山を周回したが、今回、鶏冠山から大旗山を加えて周回してみた
術後の体調回復を急ぐ私は、少しずつ歩行距離を伸ばしている

和歌山電鉄大池遊園駅は乗降客も少なく、冬場は寂しい駅だが、駅前整備が有り公衆トイレも出来登山口にふさわしくなった
今日は、私のサポートをして下さる親友が1人増え3人で山を楽しんだ
貴志方に100m歩いて踏切を渡り西に車道を歩けば、大池の縁を通り、トンネルを抜けて県道の上に出る
出た上の橋を渡り切ったところの山裾に道が有る


 
取り付き
昨夜の雪が少し残り橋から見た線路は綺麗だった
車に注意しながら道を横切り山裾に行く

山裾には小道が走り状態はよく、大池の堰堤に出る




山裾を巻くように小道が走り、地理院の地図に載る尾根上の小道を歩こうと尾根に登る地点を探すが、羊歯ブッシュで太刀打ちが出来ない
諦め、前回のコースで尾根に出ようと谷から取り付いたが、コンパスを合わせなく記憶に頼り、コースを外す羽目になった
少しアルバイトで遠回りと羊歯の攻撃に有った

前回のコースには道跡を感じた↓

 ←この看板の所から谷に入る
谷の沢は少し水が流れる。
問題なく歩き良いところを歩いてゆこう。
コゲラだろう杉の大木に沢山の穴を開けている木が有り、オッ人が入らない所だろう
今回はコンパスを取らず記憶に頼り、コースを間違って少しシザの抵抗に有った
 
兎に角尾根の暗部に出て、道を探ればハッキリと出る
破線と少しコースが違うが、登る尾根は確認でき山裾を巻くように道が有り100mも歩けば又コルに出てコルから尾根に取り付く
 
後は尾根を伝うが、ここから距離100mばかしは羊歯ブッシュだが、動物道を探しながら登れば案外簡単だ

登りきったところから、竜門山と名草山が綺麗で、貴志川の町や和歌山の町が綺麗な展望が有る
  
シザのピークを越えれば、雑木内の里山が美しい
次のコルから時々テープが見られるが、テープは西に下った方達の物だ
登りきれば、巨石が鎮座するいかにも何か有りそうなピークが、鶏冠山山頂と双耳峰の奥山
この付近は、和歌山市山東中字奥山と言う住所から、鶏冠山三角点は奥山の点名を持つ
双耳峰の一つに奥山の名を残したい

 
次のピークに登りきれば三等三角点、点名 奥山が鎮座する、鶏冠山山頂だ
 
多くの方は大谷峠から三角点ピークで引き返すが、あと少し足を伸ばせば巨石のピーク奥山が楽しめ、休憩や食事にいい場所だ
尾根の踏み跡を南に下れば大谷峠で大谷峠は車道になっている
  
道標は有るがこのコースは伊太祁曾、大池遊園を歩くコースのものだ
車道を読図で大旗山に向かう
気に成る看板があるが、地元の方がミカン畑にバイクで来られていた
通行には支障が無いように思う
 
鶏冠山↑
読図から地形図158mピークを越えようと計画したが、158mピークに出る手前が、廃棄農園と竹薮でコース取りは失敗だ
通常皆様が載せられている鶴者峠に出るのが良いだろう

私達は観音寺からのコースに出ようとしたからこうなった。
マア良いコースではなかった。
 
 
 
鉄塔下まで出てミカン畑の横でお昼を楽しむ、見晴らしも有って山座同定を心見るが、分からない山が多かった
竹薮の中から鉄塔管理道を下り、観音寺からのコースに出る
丁度地蔵が有る近くに出た
 
通行者が少なく成ったのか古道が荒れていたが通行には問題は無い
古道沿いには幾つかの地蔵が有り、生活道の中でも賑わったコースだったのだろう
地形図には小さな池が書かれているが、どの池も壊れ水は溜めていない
途中に五輪の塔の一部が転がっていたので、山肌の地蔵まで持ち上げて置いた

この先に、宝光寺跡が有り、ビオトープ孟子が宝光寺縁起を書いた看板を残している
この看板に出る地名を地図上に残したい思いのショウタンだ
 
地形図とは道の形が少し違うが道成りに登れば、道標が出る見晴らし地点が出る。鉄塔線の下付近だ
ここが鶴者峠との分岐で、鶴者峠には尾根越えで行く
私達は山頂に向かう
 
少し見晴らしが出る
 
道と言うより踏み跡を登りきれば大旗山(楊柳山)山頂に出る
此処は四等三角点がある
四等三角点で点名は楊柳山を取っている
標高は244.66m 北緯34°11′07″.5300 東経135°16′47″.6839
所在地 和歌山県海南市孟子字大谷1139 俗称 大旗山
設置 昭和44年7月25日
 
山頂は山城跡で篠ヶ城があったと言う、以下の看板に書かれている


多くの看板は大旗山だが、楊柳山の山名が一つ有った
山頂は気温が低く長いも無駄と引き返し、鶴者峠に向かう
鶴者峠に向かう途中のピークも城跡を感じるが私には分からない
鶴者峠から、ビオトーク孟子のある方向に下る
 
道を下ればため池に出る。名は知らない
堰堤からビオトープの建物に出る道が有るはずだが分からず、水路沿いを歩いた
 
何処か出るさと、いつものショウタン。
途中に水は少ないが、小滝がでる
更に進めば不動山那賀寺にでた。ここが蒙古のお不動さんだ
水量の少ない小滝が有り、山寺の雰囲気がぷんぷん。もちろん無住だが綺麗に整備が有る
 
ビオトープに人はいない
静かな里の谷を大池遊園に向かう
細い舗装道をくだってゆく
途中に大旗山への登山口が有るが、道標は倒れ見落としやすい
ここにもビオトープの案内が有るが道の整備は無い
 
地図を見ながら大池遊園に向かう
孟子の村は歴史の感じる里だ。
静かな村を三人で歩けばハイキング感が漂った
 
歩行距離は10km、時間は9時10分から15時50分とユックリと里山を楽しんだ
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