沢遊び
2017/08/20
3人
 
大台山系の竜口尾根の南部に荒谷山がそびえる。笹とコース取りに悩まされる山だが、その下は荒谷と、西の谷に囲われ半島のように坂本ダムに突き出している。
その谷から荒谷山に取り付いた経験があるが、沢遊びと共に新しいコースが取れないかと下見を兼ねた。
他の仲間は写真やつりで楽しみながら一日を過ごした。
上北山のサンギリトンネルを東に出た下の谷が西の谷だ
沢登りなら3〜4級と難易度の高い沢で、下部には美しい滝が林道から見える
そんな谷に、サンギリトンネル北少し上付近から尾根を下り沢に出た。
傾斜は有るように見えないが、沢靴なら三度も滑りこけてしまうショウタンだ。傾斜があるのだろう。
沢まで下り右岸をヘツリながら下れるだけ下ろうと、古い道跡を下ったが、直ぐに滝が出て、道は抜けトラバースには補助ザイルが要るだろうと、滝下まで下った
 
1人はクライミング達者で、木の根やコース読みでスイスイと下ってしまうが、ショウタンは8mm30mロープで懸垂だ
 
結果滝はジャスト30mで直縛では無いが綺麗な滝だ。
これなら、トップロープなら登れるとクライミング達者の仲間、ショウタンは更に下り下部に滝の様子を見に行った
滝下で釣ろうと二人の仲間は楽しんでいるが、アマゴは無くアブラハヤだとワイワイと楽しそうだ
 
二段目のナメ滝は小さなポットホールを持つ。
その下は細い切れ込みのゴルジュ。その先は50mは有ろうかの直漠で下れば私では登り返せないでしょう
30m滝までカラビナバックマン風にカラビナ利用で登り返した。
クライミングでは使わない手だ。
30m滝上に登り返し、私は地形図をGPSで確認しながら荒谷山に登りよい尾根を探った
二人は、つりだ釣りだとワイワイ、残念ながら水は少なくアマゴは釣れずアブラハヤの外道ばかりだ
やっと一匹をゲットしたとワイワイ
ショウタンも釣ったらと竿を出すがアララ、アブラハヤだワイワイ
 
二人は源流部に登っていった。
 
源流部では猪さんが挨拶をしてくださったとか、人が入らない谷の動物は人を恐れないようだ
又、荒谷山は熊さんが住んでいることでも有名だ
私は単独昼食で、地図を見ながら荒谷山面白コースを探った
昼寝でもと河原に横たわるが、アッ、ヒルがと頭をよぎる

1人で荒谷山に出るであろう難所を設定して、ロープ登攀や笹ブッシュを懸垂下降する練習を繰り返して遊んでいた
三人は各々好きなことで遊び、尾根を登り返したが、久々の尾根登りはフゥー、シンド
着替えで靴を脱ぐと、アララ、ヒル君がニョロニョロ、熱いアスファルトにクネクネ逃げるが、ヒルサガリのジョニーの実験台に成ってもらった
一吹きで、5cmが1cmにも成らないくらい小さくなって動きを止めた。
もしヒルに吸い付かれれば、ヒルサガリのジョニーを一吹きすればヒルが離れるという話は本当のようだ。
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