和歌山県日高郡由良町の白山神社から
雨司山 明神山、小城山、と金比羅社周回
2013/01/24
ショウタン

コースタイム
P09:20-白山神社09:40-雨司山10:40-明神山11:30-祠11:43-水越峠12:35-
小城山13:20-金比羅社14:50-炭波線道分岐15:30-P16:30
総時間、7時間10分
由良町の国道42号線を挟んだ北と南の尾根を周回してみました
南側は1月17日に周回した大平山と小坊師峰の北側ですが、北側は初めての雨司山と明神山のある尾根です
北尾根は、風力発電が出来て尾根は管理道が走り、登山雰囲気はないが、湯浅湾やその向こうの太平洋が見晴らせる
雨司山(あめしやま)は里山ピークだが、地図明神山は半分が道に削られ痛々しいが、見晴しが良い
明神山の名前の由来は、やはり明神社が祀られている事からだろうが、ソノ明神社が垂直岩の上に祀られていた
  
先ず駐車点を探すのに苦労した。取り付きの白山神社鳥居から少し下った所の道横が、国有地だと聞きそこに止めたがお奨めできない、鳥居から白倉池に向かうと池の下に、駐車可能な地点があり、そこでこの山の測量隊と出合った
民有地だが、何度も停めているとの事だ、自己責任でどうぞ
先日の小坊師峰ルートの帰り、熊野古道で雨司神社を知り、東の山の240m地点に神社が祀られていると書かれていた
エッ、雨司山は一山越えたそれより西なのに、??、先ず今回の雨司山に登り次回、雨司神社に登って見ようと今回のルートを組んだ
登って分かったが、雨司神社の有る四等三角点雨司(日高町、雨司山)と、雨司山は南北一直線上にある。何か謂れがあるのだろうか

国道横の鳥居から北に歩くと白倉池の堤防下に出る。(駐車可地点有り)右手道から白山神社まで歩く、
白山神社の少し手前から右手尾根に取付く、古道跡があるがもうソノ跡は薄い
  

神社手前から尾根に取付くが、道跡はほとんど分からないが、ここに古道があったと聞いた
測量隊はタブンこの道を測量するのだろうか
  
取付き、白山神社手前30m?      途中は羊歯だが動物道が有る      ケーブル埋設道(古道も同じ所を通る)

途中で少しシダが出るが、動物が道を作っているし距離はない
登りきると、風力発電のケーブル埋設道が出る。これはルンルンだ
後少しで、主尾根という所で、古道は右手にトラバースしている。私は地図から、右手コルに出ていると読んで、古道跡をトラバースしたが、ケーブル埋設道を登り切るも時間は変わらないだろう
  
途中に一巻きのテープがあったが、その付近は道跡は分かりにくい
その先で竹藪だが、テープ5m上付近に古道が走るが見分けにくいだろう
尾根は3〜40m上だ

とにかく、コルに出ると、管理道が走り向こうに湯浅湾と有田町の矢櫃の村が半島に張り付いた景色は最高だ
直ぐに尾根にはいり進と鉄塔が出てその向こうが雨山だ。尾根は歩きよい
岩が露出する頃、その上のピークが、四等三角点雨司山が乗る雨司山ピークだ
山頂は平らで、大きな岩があり雨乞いの森としての雰囲気はプンプンする
見晴しはない
  
尾根の様子                  見晴し                     鉄塔の先が雨司山だ
            雨司山手前                  山頂↑                     山頂の岩
ピークから下り込むと、風力発電管理道を通る以外手がない。
数台の車が通ったが、何も問題はないらしい
タダ、ランドマークの三角点は無くなり、位置特定は高圧鉄塔とその線が目印で、位置特定は難しい
私は、鉄塔道を印す道標を頼りに、この先に鉄塔があるから此処と、地図を読んだ          
雨司山と明神山との間の三角点はなくなっている。(風力タワー4号機と8号機付近)
  
所々で見える湯浅湾と太平洋、淡路島は美しい。ハイキング気分だ
地図の明神山は半分が道に削られ痛々しい。
一応登って見たが、見晴しはよい
  
山頂へ                     山頂                      明神社祠があるピークを見える
山頂に祠がないのはおかしいと探すがソノ跡はない
と東側の測量点377付近を見ると、3〜40mの岩が立ッているのが見えた。祠はそこだ
思った通り管理道から入る道が有り、岩下から5m程度で登れ、上に祠が祀られ、湯浅の町の展望は最高だ
  
上手く登れる↑               不安定な清水石                 祠
 北側は3〜40mの壁
岩上からの見晴しは最高だ。ショウタンは高度恐怖症で、ブルブルだ

ハイキングのような管理道歩きだが、此処で満足する
後は境界尾根を水越峠に向かう

  
                         ブッシュ                          この道を下ろう↑

水越峠への下り尾根は削られ15号機がが建つ、横から尾根に乗るが、アラー笹ブッシュ。笹を漕ぎ分け下ると50m位で猪囲い金網横の小道に出た。笹を漕がなくても、雑木の中を上手く下れば、この道に出るだろう。
結果、この道を下れば水越峠に出るが、知らない私は、途中からブッシュを漕ぎ、急傾斜を下った
水越峠から南上の鉄塔に向かう。少し傾斜があるが右手側は登りよい。直ぐに鉄塔が出て行動食を取る
  
水越峠                      向こうの尾根から取付く         鉄塔は見晴しがよい↓
                                                  
管理道を登ると、猪囲いが出るが、これはゲートがあった。出入り口の後始末は必ずしよう
後は、小道を歩けば鹿ヶ瀬峠(ししがせとうげ)に出るが、私は途中から408mピークに登った。
一つ手前の鉄塔から早く尾根に乗れば良かったと反省する急登だ
 
小道                       408ピークへ     
鹿ヶ瀬峠は、世界遺産、熊野古道の中でも人気のスポットだ。此処に足を延ばすのも良いが、一度通った経験があり今回はパスだ
408m小城山は古城跡(鹿ヶ瀬城跡)でソノ址はハッキリと残る
細長く、小さなピークを二つ持つ、二つ目のピークを下るまで尾根はハッキリしないし、測量調査の時に木が切られたのか、雑木が有る。城跡を過ぎると、ルンルン尾根はメチャ歩きよい。ひと抱えも有ろうか、見た事がない大きさのウバメガシが何本か有った
  
ルンルンと歩く、四等三角点回り谷、357.9m、途中でフェンスが出てしばらくフェンスに沿う。そこから急坂を登り切ると 三等三角点原谷340.6mと位置特定しながら、三角点から急に下り込み今日も金比羅社にお参りだ。
今日は裏側から真っ直ぐに登った。案外簡単だ

  
                         四等点回り谷357.9
  
                         原谷ピーク
金比羅社から下山して三角点原谷を巻こうと巻き道に入ったが、尾根を間違いかけ汗だ
自信がなければ尾根越えが良い。古道跡を目的尾根までルンルンと歩く
後は尾根を下るだけだ北に下る波線道は簡単に分かるだろう
少し倒木があるが測量されている。少しクネクネ下り後は真っ直ぐだ

所が、この波線道、後少しでと言う所に猪囲いが出る。出入り口が見つからない
とにかく左手に網沿いを下った。少し下るのが怖いような傾斜に成る所で、左手にソマ道跡が出た。
少し見分けにくいが測量杭があった
ソマ道に沿って大きく回り込むと、古い畑跡が出て、その下で川が出る
その下をくぐろうかと思ったが、濡れるのがイヤだ。
もう少しと金網沿いを歩くと、シシ罠檻が出て、オッ 人が出入りしている
その先に出入り口があってヤレヤレだ
   

廃農園が谷にあった
 
畑跡                      この猪囲の上の線は高圧電流が流れているから注意が要るだろう
畑内を歩かせて頂き、八朔収穫中の農家の方に、話しかけると、私の山行に驚き、八朔をくれた
 
後は、国道に出るだけだ。
この付近は、猪囲いが多く下山に注意が要る。
金網が出ると焦らずその金網に沿って歩けば、必ず出入り口があるだろう
機会を見て四等三角点雨司の尾根にあるという、雨司神社の祠探索をしてみたい
日高町下垣内の熊野古道にある雨司神社の遥拝所
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