モジキ谷沢
2015/08/16
炉端山友会にて
仕事や多用で登山や沢登が楽しめない八月、炉端山友会のモジキ谷遡行に参加できた
雨で一度流れ二度目の計画だったが、参加希望者が多く、超初心者組と、会員のクライマー達がリードする初心者組みにわかれ二班で楽しんだ
私達、初心者組みは初心者と言えども経験は豊富だが、何らかの理由で沢を遠のいていた人も多くあり、二級までの沢だが、滝ではそこそこ楽しんだ。
   
行動時間
7時50分から13時30分
モジキ谷の取り付きは駐車場所は狭く5台が良い所だ
ここ最近は、バリコヤの頭登山口や下山口としても人気があり、駐車が気にかかりながらR309を走る
先着車は一台でやれやれ、沢準備で遡行開始だが、超初心者組みは会の技術顧問の講習も有り後から入渓した
記事は、初心者組みを主に書いた
 
何度も上り下りしたこの取り付きは道は良い
発電用取水口上まで歩き入渓する。
 
一つ目の滝は左岸巻きで美しいなめを楽しむ
今日は水量が少なく、沢は一級程度、巻きを少なくして二級レベルに楽しむ
 
小さなチェックストーンの滝を登るが、大きな体のショウタンはリュックが邪魔で抜けれずリュックを預けた
 
ワイワイ、いつも大きな体が邪魔をする グス
流木登りは良く滑るようだったので、巻き巻き登りのショウタンだ

  

この滝では右岸側を登ったが、上級者はシャワー突破。
もちろんだが、トップロープで確保した


  ショウタン

下の↓一条の滝は一枚岩下の岩からチェックストーンに乗ってゆくが最後の幅は私は通れないと見て、一枚岩左壁際を登ったが、難易度が有った
  
ワイワイ、沢は楽しいが、登るスピードは目茶はやい、すごいウーマン達だ
余りの登攀スピードに、沢ナビで頂いた遡行図を見る間が無く、記憶で描いている。
大滝まで予定していたが、水量も少なくバリゴヤ分岐谷で打ち切り沢を下る
  

会の指導者が、経験した懸垂下降時の小さな事故例から、最近の下降方を会員に指導するリーダー達
今までの経験と少し形が違うと戸惑う人もいたが、私も今はLeoさんの指導を守っている

高巻いた長淵二段の滝は、超初心者たちが泳ぎや飛び込み、懸垂下降でドボンなどを習得したと言う

その経験を、炉端山友会の会員専用掲示板に寄稿した方の記事を抜粋してみよう
炉端山友会の指導者、Leoさんの指導法が読み取れるだろう

 
今日は予想しなかった展開に、途中から声も出なくなった私ですが、参加させていただいて本当に感謝しております。

この内容を初めからお聞きしていれば、びびって参加はしなかったと思います。「なんで水遊びに下降器とかいるんかな?」とちょっと気にはなるところでしたが。

私みたいな全くの沢初心者に、こういった経験をさせていただけるところは他にはありません。突然の懸垂下降や滝壺ドボンには半泣きでしたが、私にすれば最初の大きな一歩となりました。

Leoさんに説明していただいたことを頭では理解できても体では実行できないことばかりでした。
教え甲斐のないデキの悪い生徒ですが、またよろしくお願いします。

M子
初めての経験尽くめでした。
懸垂下降で滝壺に降りて,そのままロープをすっぽ抜けさせて泳ぐなど,なるほど,と妙に納得してしまいました。
ライフジャケットという言葉が飛び交い,何で,と思っていましたが,
あのドボンはライフジャケットがないと,とても飛び込む勇気がもてなかったと思います。
流れの急なところでは,片脚に全体重をかけたほうが安定するので素早く体重移動をするなど
基本的なことをいろいろ教えてもらいました。
充実した,今となって思えば,楽しい一日でした。
ありがとうございました
J子
皆様、お疲れ様でした。
随分楽しまれたみたいでよかったですね。
私達幼稚園組みも園長先生の厳しい教えで生徒も随分しごかれてました。
私用務員も唯々スパルタを見守るだけでした。
でも生徒は皆さん満足されてました。
M様なんかは本当によくやったと思います。
又お願いします

会長
こまめにメモを取った方のもいた

「大人の遠足〜水遊び」の文言に釣られて、
おお、私にピッタリ!と参加したものの、
あまりの内容の濃さに鼻血ブーでした。(笑)

今日学んだことです。
聞き漏らしたことは、どなたか補足お願いいたします。

沢遡行の重要ポイント
・岩登りと異なり、足のフリクションで立つ。
・腕は極力使わない。
・水中を歩くときは、歩幅を小さく探りながら歩く。
・寒いときは低体温症のおそれ→中から温める。カッパが役立つ。
・滝壺に落ちるときは、壺の中心を外す。
・岩のへつりは爪先にフリクション利かせて立ち、体を離して次の足の場所をしっかり見る。
・なめ滝は、流れの中央(コケのないところ)を歩く。
・V字の流れは両足を開いて立ち、ペンギン歩き。
・浮き石のありそうな場所は足先で動かないか確かめてから体重を乗せる。

岩、沢共通
・バランスが大事、腕に頼らない。
・ロープが足りないときは、末端の手前で立つ。→通常は末端を結ぶか輪にする。
・安全な場所はさっさと移動し、危険箇所からは慎重に足を運ぶ。
・降りる前にしゃがんで、下降器が機能しているか確かめる。
・ロープ送りは手を滑らせるのでなく、トントンと送り出す。

などです。
遠足というより、沢の学習会でした。
ほんとにためになりました。
ちなみに、今回のメインは
二段の滝の10mの懸垂下降→滝壺泳ぎ→滝壺飛び込み→7m淵の泳ぎ
で、ものすごく濃い内容でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

N子
会員それぞれが楽しめたようだし、技術アップが出来たようだ

初心者ぐるーぷ抜粋。

リーダーさん、RIさん、ZUさん、参加の皆様お世話になりました。

2年ぶりの沢登り、とても楽しかったです。

健脚揃いでhigh speed!付いて行くのがやっとでした。
沢はいいな〜〜(^ ^)

ショウタンさん、早々に写真UPして下さりありがとうございました。

・・・沢用のザック欲しいな〜
K子
リーダーさん、RIさん、ZUさんお世話になりました。

初めての方と一緒に行く緊張感もあるのですが、それ以上に歩く速さについて行くのに必死(汗)
沢を楽しませてもらいました。

皆さまありがとうございました。
(明日はきっと筋肉痛・・・)

Kt子
参加の皆様ありがとうございました。

今回のメンバーは皆さん健脚揃いで、沢を飛ぶように歩かれて追いすがりながら付いて行きました。
緊張する場面も多々ありましたが、楽しかったです。

ショウタンさんのUPして下さった写真(ピカサ)を見て、そうや!あんなトコこんなトコあったなぁ〜〜としみじみと見させて頂きました。(^_^;)

行動時間がそんなに長くはなかったのに、妙に気だるく疲れたモードだったのは気の抜けない個所も結構多かったので、そのせいだったのだと改めて思いましたわ。(^_^;)
岩稜を歩くのとは違った緊張感でした。

日差しがあれば水も緑ももっと映えて綺麗だったでしょうに、それがちょっと残念でした。
なかなか沢に行く機会の少ない私ですので、大いに楽しませて頂きました。
S子

参加の皆様お疲れ様でした。
私は多人数でのハイキング経験が、会に入れてもらうまでほとんど無く、不安でしたが、一歩踏み出す勇気さえ有れば山は裏切らない、なんてね。
沢で多人数はヤバいやろ!なんて思いも、今回参加させてもらって、どこえやら消えさりオモロイやんへと変貌しました。
山への意識、スタイル、色々な勉強が出来る環境が整った炉端山友会のモデルのような山行会に参加させていただき、有り難うございました。

左のお尻、まだ痛くて腫れてます。洗濯板みたいな滝滑りでぶつけたようです(^^;

Z男
超初心者の講習の様子
  

 
最後に炉端の沢好きK子ちゃん

滑も多く 沢楽しませていただきました。
ハイペースでしたが参加の皆さん 健脚ぞろいで心地よい疲れ加減で良かったです。
いつも写真ありがとうございます。
帰ってからも楽しませてもらっています。沢はいいですね〜


楽しく安全にをモットーに山行を重ねる炉端山友会、ハイキングからクライミングまで、超上級者からウルトラ初心者まで、炉端山友会は幅が広く楽しいが、技術の向上目指しています
戻る