御船山と御船の滝落ち口探索
2016/12/05
3人

距離7.9km
総時間6時間30分
平均速度1.2km
累積標高プラス700m
 マイナス680m
休憩はユックリと
何度か訪れた御船の滝だが御船山は一度ピークを踏んだのみ、良いルートがないだろうかと思っていた。
ふと宝来の鈴さんが描いたコースを歩いてみたくなり、ご近所さんとその友人を誘ってズート気になっていた林道から取り付いた


取り付きは、御船の滝入り口から更に林道を登り、U字状に曲がった地点から大谷峠の破線道入り口のダートな林道に入り、直ぐの廃小屋裏の林道から取り付いた。

  
林道の状態が良く、林道なりにクネクネ登れば軽トラが捨て置かれた軽トラ峠に出る
   
軽トラ峠で読図をすれば、足の郷から大谷峠の境界尾根に出ることが出来、地主の松本林業さんが井光山への案内がある
分譲地の看板がほほえましい案内だ
  
(松本林業さんの山内は、いろんな字で区割りされている。この付近は二でしたがハとか、ロとか、地名とか)
軽トラ峠から林道を下れば谷が5方に分かれたタオに出て、そこに小さな避難小屋が有る
 
避難小屋の南谷に(御船の滝本流)もう一つの少し大きな小屋が見えていた
覗いてみたい気を抑え、避難小屋西の丸い尾根を1107m測量点に向かって登り始めた。
小さな馬酔木や間伐材が邪魔をする尾根だが、馬酔木は実生でマダマダ膝下だ
ふうーと一汗流せば1107mの松本平に登る。一休みだ
相棒達は若い、ショウタンはふーとブツブツ、
 
直ぐ先の境界尾根に出て、御船の滝方面に小さなピークが有るはずと見つめるが其れがない??
何故だどうして、首を捻るばかりのショウタンだが、親戚さんが、アラよく見ると窪地マークだと真逆の凹みである事を読み取った

尾根を御船山に向かって歩けば、見晴らしが最高な尾根になる
  

 
白屋岳、大和葛城から二上山、音羽三山にと見晴らしが最高だったが、完全に晴れてはいないのが残念だ
  
地形図通り歩くが、二箇所で同じ地形の角度と尾根を持つ所がある
幾つ目のピークかを覚えておこう
双耳峰から真南に下る地点は、険路な下りで、浮石や小岩の注意傾斜だ
  
下って又又登り返すと御船山だが一汗流すだろう
 
思ったより気温が上がらないが、山好きの読図談義やコース取りの話はそれを忘れさす
ユックリと昼食を楽しんだ。
下山は、往路に見ていた林道を周回する形で激登り地点のコルに出た
途中に、白屋岳が見張らせる地点が有った
  
帰路の難所は急傾斜の登り返しだ
  
兎に角落石注意の急傾斜だ。
後少しでピークと言う所で獣道を見つけてトラバースだ。ふー
尾根で一休みだ
 
目的尾根は地形図よりは痩せ、少しだが岩の所もあるが、通行には問題は無い
読図から一番やさしいだろうコースで下り、細い枝沢を越えれば状態のよいソマ道に出た
  
御船の滝の本谷に出合い落ち口方面に下る
御船の滝下で見るよりは谷は小さく水量は無い
沢右岸にソマ道が出る
  
橋が出て左岸に渡り道が無くなり右岸に戻り下れば石積みが出て橋が完全に落ちていた
渡渉して左岸に上れば又状態のよい作業道が出るが、道が抜けかけた部分もあり落ちればアウトの所も有る
 切り立った道
慎重に進めば道が無くなり広い地に鋼索の跡が出て作業道だったことが分かった
 
その丁度下が、御船の滝落ち口で、ショウタンが単独で落ち口に下り、一枚写したが、迫力は無い
 
瀧口から登り返せば、二人は尾根を越えての帰路選択をしていた。
小さな小岩越えが二箇所予想できた。
簡易ハーネスとロープにカラビナ、テープを用意して小岩に取り付いた
 
少し登れば御船山が望めたが、等高線が二箇所で混んでいる。
これは岩だろうと見ていた二人は、岩が出たと喜ぶ始末で、今日の二人には困った物だ
先ず用心のために補助ロープを設定したが、ルンルンと登る二人だ
それと猛烈な馬酔木に閉口するショウタンだ
(植林内を登る事も可能だが、間伐材が登りを邪魔をしている。尾根の方が良いだろう)
 
岩場はたいした問題もなく登りきり、簡易ハーネスを外した
フラット部分から両仏山や峰山が望める
 

平地の尾根を二箇所登りきれば、軽トラ峠の真上に出た
後は、往路を下れば良い、
楽しかったを連呼する二人、もうショウタンはふーと、二度も転んでしまったが、それでも楽しかったの連呼は止まらない
 舗装林道に出るところ
マタマタ行きましょうとお誘いを受けるが、大汗を流すショウタンだ 笑い
御船の滝の落ち口から、滝壺までは60mと分かった
御船の滝は三段、60mだろう
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