真妻山
真妻山と経平峠
2012/01/30
ショウタン

ロールオーバー↑
大きな地図にはここをクリック
コースタイム
登山口09:00-経平峠10:05-三角点日本花10:30-真妻山12:25〜12:55-分岐13:37-西又滝14:30-車道14:50
車15:40

総時間6時間40分
真妻山は日高川町山野から登られる方がほとんどでしょうが、臍曲がりなショウタンはR425の印南町西神ノ川から経平峠に向かって登り、日高川町と印南町の境界尾根を登った
下山は途中の波線道を下り西神ノ川にでた。登山口まで車道を歩いたが、満足度が高く、スイスイ、
ルートはほとんど踏み後や整備がありルンルンだった
真妻山も一等点人気の山だが、中級者が読図するには面白いコースだろう

阪和道の有田インターで降りR424から白馬トンネルを抜け、R425と入って行く
R425は細く唐尾隧道付近までは動物が道に小石を落としている
真妻郵便局過ぎで県道に入りかけるが、二度目のコース、直ぐに気が付きR425を下る
道路改修中で古い地図は解りにくいが、トンネルがランドマークで、直ぐに西神ノ川に入った
目的の登山口は川が分岐する林道本川西神ノ川基点から750m程度、道の角度で掴みよい
付近は開発中だった???
登山口には、地蔵が祀られ、鉄塔管理道と成った古道はシッカリと残っていた
  
登山口を掴めば後は簡単な登りだ
準備中に若い犬がワンワンと吠えて近づくが、姿勢を低くしてイヌ目線でイヌに話しかける
イヌが私の匂いを嗅ぎ出すと、後は案内犬だ。400m付近まで私の横を走り回って付いてきた
25号鉄塔の案内に従って尾根にはいると直ぐに、真妻小学校百周年記念植樹の碑が出る
道は分かりよく、鉄塔道標が境界尾根まで案内してくれるだろう
  
只、鉄塔は古い地図には場所が違う表記だ。新しく引かれた送電線のようだ
途中で私の悪い癖が出た。標高370m付近で道が分岐していた。関電道標は尾根を指すが、巻き道が古道だろうと巻き道にはいる
これが間違いで、古道には間違いないが見事に抜け落ち、○危が出た
尾根に這い上がろうとするが、滑って登れない。戻るのもイヤだ、動物の道を慎重に向い、支尾根から尾根に入った
古道は巻き道で、経平峠に向かっていたが、たぶん抜けて無いだろう
  
尾根に戻り登ると、目指す鉄塔が見えた
見晴しも良く、印南の海や白浜の平草原まで見える。山襞の重なりは最高だ
 
境界尾根に出た
少し先の経平峠(きょうたいらとうげ)に下り峠を確定した
鉄塔管理道になった道で整備はバッチリだ
峠は山野方面と山越えで旧中津村に抜ける道は良いが、東に書かれた波線道は山肌に伸びていた
林道まで無事有るかは解らない。地図では谷から登る感じだが、急傾斜で素手では登れないだろう
 経平峠に下る道
林道に向かう道↑
尾根まで登り返し、境界尾根に入る。鉄塔まではルンルン
鉄塔からの見晴しも感動物だ
   
鉄塔から次の鉄塔道標まではルンルンで、道標からはウン、思ったよりブッシュかと思ったが、一歩踏み込むと、これ又ルンルン
尾根中央に、三等三角点、日本花が出る
  
三等三角点 日本花
北緯33°53′57″.0058 東経135°18′27″.3140 標高508.02
所在地は基準点サービスに反映されていない
それにしても点名が、日本花 なんて読むのだろう???
尾根はほとんどが歩きよい
途中で測量のテープが出るが、テープに惑わされないように、踏み後が濃いと言ってその方向に引き込まれないように
各ピークや小さな曲がりも、地図から角度を拾い現在地を特定した
途中の471mピーク付近で、思い違いから別尾根に引き込まれ地形の違いで直ぐに気が付いたが、気が抜けない
古道波線道分岐は直ぐに分かった。テープが巻かれ道が補修されていた

  

  
途中に出る見晴しは最高                                    波線分岐↑

尾根は歩きよく綺麗だ

496mピーク手前のピークに登るのは急坂で小さな岩が出るが、クネクネと踏み跡道が続く、少しテープが見られた
登りきると登山者テープが初めて出て、道が整備されていた
たぶんだが、旧真妻村の軍道から登るルートだろうと推測したが、サテ
その先で、薬師如来が祀られた立派な祠が出る
ここは、大滝川森林公園への分岐点だ
ここからは、真妻山ハイキングルートで道は完全整備されている
  
                             496mの手前

  
山頂が見えた
真妻山程綺麗に伐採された山頂も少ないだろう
千手観音の祠と360度の大パノラマは素晴らしいが、まだ誰かの手によって周囲の木が切り倒されていた
山抜けが起こるような傾斜の山頂、モウこれ以上の見晴しは要らないだろう
  
一等三角点、真妻山
北緯33°53′16″.9706 東経135°16′32″.5166 標高523.46
所在地和歌山県日高郡日高川町大字山野字滝谷3066番

一等三角点の有る山だけでも 西山 明神山 生石山 平草原 城ヶ森山 槇山等が山座同定が出来る
双眼鏡でも有れば、烏帽子山、陣ヶ峰も同定できるだろう

真妻山は最高の見晴しだ
 

 
食事を済まし、下山に係る
波線道分岐まではスイスイ
  
下る                         境界尾根を見る                薬師如来分岐

波線道分岐の下り道は整備されていた。しめしめ
途中の波線道分岐は標高から特定した。もちろん尾根で高度計を425mに校正して分岐点の340m付近を探る
尾根を下る波線道は無く、谷道に下る目的道がそのままにある
道に従って下るが、地図とは方向が変ってきた
  
波線道分岐↑

キット林道に出るはずと下ると林道に飛びだした
尾根先だ
目的波線道なら谷にはいるはず、ジックリと地図を眺めると、尾根下り波線道で軍道に向かう道だろうと、尾根先の三叉路を左手、東側にはいると直ぐに谷で林道が終わっていた

 
写真 @↑                             写真 A↑

谷に下るのが波線道と分かったが、整備跡があるがその先で不明瞭に見えた
山に登る道が整備されている。尾根から下れるだろうと上の道に取付いたが、チョット予想が外れ、大回りに成った
  Bの位置
ソマ道は上と東に延びる
尾根を下る道も整備されていた
道成りに下ると、一つ東の谷に出たが、谷は下ればどこかで波線道に出るはずと下る
棚田の跡が出た。よくぞこの山中にと言う感じだ
 

棚田の横の道跡を下ると目的の谷に出た
波線道が山裾に走るが、素直にそこに乗れないショウタン、もっと良い道がないか、ウロウロ 結果それしかなく、無駄骨だ

 

谷には田の跡が続く
山裾を走る波線道は残っているがモウ人は通らないようで踏み跡は薄い
左手に祠が見え10mソコソコの滝が出た
道が抜けていれば、大きな高巻をしなければ行けなかっただろう。ヤレヤレ
この道は当分使えそうだ
 
滝の名前は西又滝と言うのだろう
古い表記板が有ったが字が消えていた。祠に西又滝観音堂と有った
モウ後は道成りに下ればいい
古い550ccのスズキ軽トラ四駆が朽ちていた
ここまで軽四が入ったのか
小道はダンダンと広くなり、今も人が入っているのかワダチが出る
  
民家が出れば、直ぐに西神ノ川への車道だ
車道をテクテク歩く、村人が作業している。西又の滝を尋ねるが、詳しくは知らないと言う
奥様達がお喋りタイム、私も仲間に入れて頂き、情報を仕入れる
村は小さい、私の車が噂になり、真妻山に登った人だろうと言う
一人の方の子供は私の隣人だった。世の中狭い
今日も楽しく真妻山バリエーションが楽しめた

車に向かって歩いていると、軽トラ運転台に、白い案内犬が乗って下ってきた。

  
                                                      登山口の様子↑
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」