姑射山から摩尼山 揚柳山、天軸山、高野三山と 鉢覆山、弁天岳、を歩く
2011/01/22
5人で

中の橋08:10-姑根山(コヤサン)08:40-摩尼山09:13-黒河峠09:47-揚柳山10:06-子継峠10:41-天軸山11:15-女人堂12:20-弁天岳12:50〜14:00-大門14:23 後はバス
トレッキング総時間 6時間13分
五人で高野三山と呼ばれる摩尼山、揚柳山、天軸山と女人道の一部、黒河口女人堂跡と、不動坂女人堂、弁天岳、大門口を歩いた
このコースは、八葉蓮華山と呼ばれる高野山を取り巻く山々の一部で、地図からも名が消えた姑根山(コヤサン)と鉢覆山(鉢伏山)を特定してみた
高野山の八葉蓮華山は、時代と共に呼び名が少しづつ変ったようだが、高野山役場で尋ねた名前によると、
姑根山(コヤさん)、大門山 鉢覆山 今来峰、宝玉珠山 弁天岳、天軸山 揚柳山 摩尼山の九つの名前を教えられた
内八葉蓮華山と呼ばれる山々も有るようだが、順次尋ねて歩いてみたい
そんな意味からこのルートも尋ねてみると、登山と言うより信仰の気持ちが甦るだろう
 


高野町山内は先日の温雨で雪は道沿いに少し有るのみ、初めてご一緒したリョウチャンは雪を期待していたようだが残念だ
車を中の橋駐車場に停め(無料)R371の桜団地北東のトンネル手前から遊歩道に取付く
遊歩道は整備されルンルン、トンネル上付近の峠に古道らしく地蔵が出た
  
予報では、曇りだが天気男はつらいね、時々日が差す
何度も行き損ねていた姑根山(コヤサン)の山頂を踏むべくリーダーの許可を得て、遊歩道から斜面を這い登った
後にリョウチャンが付いてきた。彼女は大学のワンゲルで鍛えたとか、若者だ
あまり姑根山の事は知られていないのか山名版が一枚だ
 
尾根の出合いで3人が待っていてくださった
遊歩道は整備がよい、道横に役行者の小角石像が、時代を忍ぶ
小さく下り込むと、摩尼峠だ。人気の周回コースは道標や案内はバッチリだ
  
摩尼峠には小さな祠が祀られている
登りきると山頂の祠に如意輪観世音菩薩石像が祀られている
優しい女性達は、菩薩に手を合わせる
摩尼山から下り込み、黒河峠に出る
ここは、古道でも交通の要所だったのか祠は大きい
少し雪の積もった歩道を山頂へと登るがナカナカの傾斜だ。
  

揚柳山の祠には揚柳観音が祀られている
祠裏の三等三角点 揚柳山は綺麗だ。北緯34°14′07″.5653 北緯135°36′24″.3096 標高1008.62
所在地 和歌山県伊都郡九度山町北又67番1

揚柳山は高野町ではなく九度山町に所在地を持つ事は知らなかった
揚柳山で道方向にコンパスを取ってみた
地図波線道とは方向が違う。遊歩道は新しい物だろう
雪池山はパスをしたが、尾根からの分岐点を特定して、子継峠に下る
ここにも祠があり地蔵が祀られている
道標に沿って天軸山に向かう
 
天軸山の山頂にも祠がある
ここは、奥の院と女人道コースに分岐するが、女人道コースを下り鶯谷に向かう
各所に道標がある。道が分岐すれば、ユックリと道標を探そう
車道に出る手前のため池は、氷がはり綺麗だった

  

車道から黒河口(クロコ)に向かう
途中の鶯谷集落は風情があり散策するも楽しいだろう
高野町鶯谷倉庫の先を左折して、少し広い車道の峠が黒河口で、女人堂があったのだろう左斜面に黒河口右斜面に女人堂跡の案内がある

黒河口案内 女人堂案内
ここから車道で役場や警察前から不動口女人堂に行くのが近いが、リーダーの許可を得て単独で鉢覆山を経由して女人堂に向かった。
この道が古道で、雰囲気は最高の小道だ
途中で遊歩道も有るように案内があった
鉢覆山ピークに踏み後があったが、写真を撮り忘れてしまった
このコースに入るには下の写真を参考にしてください
途中に案内道標があり、千手院明神から古道に入る
 
車道から小道を入る↑
  
道成りに進めば不動口女人堂に出る
 ここで合流して弁天岳に向かった
弁天岳に登る
緩やかな道だが、いつもこの付近で疲れが出だす
小竹地蔵から登山道が始まる
  
弁天岳の山頂には立派な弁財天社が有り、西の端に三角点が鎮座する

三等三角点弁天岳 北緯34°13′13″.6208 東経135°34′21″.0232 標高984.21
所在地 和歌山県伊都郡高野町大字高野山字谷上115番

祠横の四阿で美味しい雑煮を頂いた。ショウタンの単独登山ではあり得ない
山頂からは南葛城山やその山域が見晴らせ、大門に向かって下れば、長峰山脈や天狗岳、紀伊山脈が綺麗なビューポイントがある。大門までの途中に、大門口がありここに女人堂があったのだろう
現在の町石道とは少し離れているが、ブッシュの向こうに古道らしい物が伺える
 
大門で時間的に、女人口コースを廻りきるには時間が足りないだろうと、次回の楽しみにした
町中を歩くも良いが、5分でバスが来るらしい。
久々に乗る山内のバスに乗車して、中の橋に向かった
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内八葉蓮華山、外八葉蓮華山にリンク
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」