城ノ段山と稲荷山
2011/09/18
単独

総時間2時間10分
地図を眺め、最短で国木原の集落に向かうつもりが、どうやら遠回りしたようだ、
国木原の集会所横のお寺の軒先で、昼ご飯を食べて、取り付きを何処にしようか、と山容とにらめっこ
城ノ段山から稲荷山に向かうのが、楽チンだと、少し暑さに負けてコースを組んだ、所が
  
紀美野町のふれあい公園に向かう道の、最上部の峠付近に波線道が載っている
ここから取付こうと、舗装されたそれらしい道を、先ずスクーターで入ってみた。ウンウン、ここだと決めて、コンパスは取らなかった所に落とし穴が
道成りに進と、舗装が切れ、古道らしい道に、ここだと早合点、所が道は倒木と大ブッシュ、アララ、まだ信じている登り道
トウトウ、行けない程の大ブッシュ、ここにも古い貯水タンク、古道はUターンで登るが、ブッシュに行き止まる
ここで、コンパスを取る ????、あらら、間違った
 ←段の城山
とりあえず、尾根に出ようと竹藪ブッシュを這い登るが、スッテン、第一歩で転んだ
何とか尾根に出ると、そこは廃農園、行けるか、元農道だろう。進と波線道が出て、城ノ段山が見えた
ヤレヤレ
城ノ段山は、ミカン畑になっている。
後で出会う農家の方に山の話を訪ねると、やはり、山城跡で、小さな石積みが有ると言うが、それは見つけることが出来なかった
 ←山頂
下の農道に畑内を下り、コンクリ舗装の農道を歩くが、風がない、
地図通り道を歩く、小屋で農作業の方に稲荷山と城ノ段山の事を訪ねる
稲荷山はやはり、稲荷神社があると言う。
途中に最高の見晴し場所があると教えてくれた。
  
稲荷山の途中に、馬駈け場があったとか         ↑馬駈け場跡
聞いていた笠松の下から見る景色は、和歌山北部の最高の見晴しがある。生石山をに負けないくらいの美しさだ
和歌山から、野上町、貴志川まで、素晴らしい

景色を楽しんでいると、通りかかった女性が、話しかけて下さった
嫁に来て40年、私と同年の女性は、さみれゆく、農地を嘆くが、彼女の農地は素晴らしい
又、ここに来ると出会えるだろうと、同年の女性は笑顔で景色の場所を教えてくださった
又、稲荷神社の位置も教えてくださるが
  
正面に見える、モノラックから波線道を登るが、頂上付近はやはり、葛のブッシュ
少し下り、回り込んで山頂を踏むと、中央に、三角点稲荷山が鎮座していた

三等三角点、稲荷山 北緯34°10′47″.9567 東経135°19′45″.8701 標高318.72
所在地 和歌山県海草郡野上町大字柴目942
選点明治36年8が26日

さあ稲荷神社を探そうと、ウロウロするが、探し出せなかった
下山は最短距離で戻ろうと、地図通りの農道を引き返す
見晴し場所は、やはり綺麗だ

秋近しと言えども、残暑は厳しい、暑くって大汗を流す
と、農道を下って行くと、パイプから水が出ている
これぞお助け水と、頭から水を被り、顔を洗うが何と冷たい
タンクからあふれるように出る水は、農業用水かも知れないと、飲料をためらった
下って行くと、農夫が畑を耕している。
聞けば、麓民家の飲料水の余りが、出ているとか、夏でも枯れたことがない、山の井戸水とか
知る人度知る名水で、取水に来る方達もいるとか、下山後ペットボトルに水を汲み、呑むと甘い水が喉を潤した
これぞお助け水
 
バイクまで戻り、サア次はと地図を眺める
鷹ノ巣に続く
ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」