一峰山から鏡石山、熊尾寺山、雨の森周回
2011/12/10
単独

1/50000
コースタイム
庚申さん前10:16-一峰山11:43-巽山(海南高原)13:13-鏡石山13:47-熊尾寺山14:22-雨の森14:40〜15:16
別所越し出合い15:42-番川-路駐点17:23
総時間7時間7分
目的は一峰山に登り、海南高原から鏡石山、鯛ノ峰、熊尾寺山、雨の森と尾根を伝い衣笠山に行く計画だったが、何を勘違いしたのか、別所越に向かわず、雨の森遊歩道を牡牛の滝前から番川に下り、車道を大きく周回した.これ又失敗も良い所だが、一峰山を別所から東畑に越える道が多くある事や、東畑から重根の小学校に通った道が残っている事は収穫だった
海南市重根から県道18号線を海南高原越えに向かうと、別所の中程に庚申さんが祀られている。その少し下に路駐出来る場所があり、そこに路駐 
県道18号は道が細く駐車できる所はほとんど無いが今拡幅工事が行われていた。
路駐点から東を見ると、山裾に細い小道が見える。この道が佛道と呼ばれる道に出合い、一峰山越えの一つの道だ
  
路駐場所の少し下から、小道で目的道に下る
ルンルンと登って行くが、廃農園に出会う。コノ廃農園の横が30mばかしススキが生えたブッシュ
それを越えると、測量された小道が上に続く、尾根で小道に出合い、尾根を登ると中程で、又小道に出合う
ここに佛道、左別所と書かれた古い石柱の道標が出る
  
東畑の庄屋、西田政楠が作った物だと、後に出る農家の方が教えて下さった
小道を登ると、籠罠に猪が捕まっていた
直ぐ上で林道に出会うが、尾根に拘り尾根の小道を一峰山に向かう
歩きよい道跡がある。途中で猪囲いに出て、網に沿って進と林道に出会う
  
林道を北に進とゲートがあり、ゲートの奥に無線塔があった
無線塔からさらに北に下り少し登ると、三等三角点伏山が出る。一峰山は伏山の別名があるのだろう
 
北緯34°08′35″.8881 東経135°15′44″.0543 標高329.94 
所在地 和歌山県海南市重根字伏山2004番1
選点 明治36年5月19日
そのまま、林道で海南高原ゴルフ場に向かおうと歩いていると、地蔵様が出た
ここも古道だったのだろう。直ぐ横でミカンの収穫中の農家の方に話しかけると、コノ尾根の事を教えてくださった
尾根越えの道は何本もあり、この農家の方はその道を通って、小学四年生から巽小学校に通ったとか
その道は、千坂道と言い、地形図の新池の横を通ったとか
又道は分岐して、現代の県道18号線にも出られたとか、コノ尾根は賑やかだったのだろう
  
農家の方に、ミカンをリュックに詰めて頂いた。気前の良い方だ
気分良く海南高原に向かう
途中にある四等三角点東畑は、読図の失敗から行過ごし、別のピークに登ってしまった
林道を海南高原に向かう
気がつかなかったが、ゴルフ場のクラブハウス前、道横に写真の古い祠がある
三角点は巽と言うが、東畑から見て巽方向、信仰の山だったのだろうか
ゴルフ場前から18号線に出て、有田川町との境界から、鏡石山に向かう
今日は、ハイキング道から鉄塔管理道と登り、鏡石山に登る
  
鏡石山から、鯛ノ峰を越え、三角点が踏みつけられそうな、熊尾寺山から雨の森へと下って行く

  

基準点名引尾 等級種別 二等三角点
北緯34°07′58″.3507 東経135°14′12″.5921 標高542.94 
所在地 和歌山県海草郡下津町大字引尾字熊ノ尾寺1883番地の1
選点 明治34年7月16日


雨の森の北、423mピークに展望台が作られ、海南市や和歌山市、新和歌浦と、景色は最高だ
雨の森大明神が今も祀られ、雨乞いの森だったのだろう
とにかく見晴しは最高だ
  

駐車場の東角に隠れるようにトイレがある
そのトイレ前から下り道が有り、沢沿いを下る遊歩道が有る(又は駐車場から直ぐの車道から)
この遊歩道は利用者は少ないようだが、登山道としては面白いコースだ

     
沢の横を下って行くが、足下注意の所も多い
途中で別所越しの道に出合いう
ここで何を思ったのか、別所越しに登り、三角点297.8mの衣笠山に行くつもりが、左手に下ってしまった
この道は一度重廣先生と歩いた事がある。なんて思いながら下り
牡牛(コッテ)の滝前に出て、アララ下っちゃダメだ
気付くがもう遅い、登り返すのもイヤだし、エーイ行っちゃえ

  
別所越し出合い                   牡牛(コッテ)の滝         古い道標が残る

 
ながいことながいこと、車道歩きはメチャ長い
マダかマダかと歩くが廃線になった、野上電鉄軌道跡の小道に少し癒されたが
ヤットとの思いで、車に還る。チョットのつもりが7時間7分の大周回に成ってしまった。
とにかく、衣笠山に登らなくては又リベンジだ。 大汗
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」