金剛山地
不動山の巨石と茶臼塚と神福山
2015/04/04
ショウタン

不動山付近の国土地理院地図にリンク


コースタイム
杉尾駐車場09:00-不動山巨石祠09:27-不動山山頂09:55-茶臼塚10:25-行者杉11:20-神幅山11:52-行動食-金剛トンネル12:30
行者杉12:50-杉尾峠13:10-杉尾P14:05
休憩含む総時間、5時間5分
2015/03/21に茶臼塚、マサコ山と周回したときに知った不動山の巨石を見たく、今回のコースを周回した
天気予報は長期の雨、今日しかチャンスはないと単独で橋本市の杉尾に向かった
開発が進む橋本市、私の古いカーナビは何処だ何処だと遠回りで杉尾に着いた
杉尾集落入り口には巨石の事が書かれた案内が有った
細い車道を入ってゆくと案内があり、明王寺下に、綺麗なトイレと5〜6台が駐車できる駐車場がある
 駐車場とトイレ
写真の位置は写真にリンクしています
不動山巨石に祀られた祠までは急階段が635段あるとか、通りかかった村人に聞くと今日は足元が悪いから滑るだろう
巻き道で上がれと言う。うーん、迷うショウタンだがエーイ階段を上がっちゃえ
直ぐに、明王寺が出る。古刹らしい?
聖徳太子の叔母、継体天皇の皇女、白坂活日媛 庵居跡の建物などがある
 
 
庵居跡の祠の中には肖像画が有り今も大切に祀られている
直ぐ上の階段を見た。これ登るの 急階段が上に伸びる
  
杉の木の半割が階段に敷かれ、湿った木は目茶滑る。
下りなら大変だろう。50段で一回休み休みで登った。
途中に回り道の出会いがあり、そこからは石階段で、直ぐ上に巨石が出た
 
しんどかったが、えっ、もう着いたの??、本当に635段有るのと思った。
日本の音、風景100選に選ばれたとか、岩に掘られたような自然の穴がある
耳をかざすと風が吹き抜けるような音がする。紀ノ川の流れの音が聞こえるとかショウタンには無理だ
綺麗な休憩所などが有る

巖座信仰の流れだろうか。思ったより小さい
尾根をまっすぐに登る。綺麗な尾根だ。自然に不動山山頂についた。
この尾根は前回半分ほど下った
 
暖かい日が続いたのか、モミジが新芽を出して美しい
山頂から東に下り南へと道なりに茶臼塚に向かった。
目的は、松等の倒木が多くあったからソレの整備だ。
このコースを整備したトボトボさんがそうしろと言った気がした。
  
                                                     不動山から東に下る
茶臼塚には山頂から東に下り後は道なりだ。少し倒木を整備しながら茶臼塚を目指した

茶臼塚はマイナーなピークだが三等三角点が鎮座する
三角点山内の点の記

等級種別 三等三角点、点名 山内 北緯 34°22′21″.0339 東経135°38′56″.3642 標高551.94 
所在地 和歌山県橋本市隅田町山内616番地
埋票 明治36年5月20日

茶臼塚から古道に準じて山頂に上らず、山頂を巻いてダイヤモンドトレイルに向かう
 巻き道古道

不動山巨石の案内にウロウロしたのが前回だ
 
道なりに登るが、後1km 嘘だろうと遠く感じる急傾斜だ。
3〜4箇所倒木処理をしながら登った。
ダイトレ出合いにも不動山巨石の案内がある。巨石の事を知らなかった前回はまったく??だった
今日は美しい花が心を和ます。
 
ショウジョウバカマ

行者杉で休憩も無く神福山に向かう。途中に大沢塞跡(城屋敷跡)が有り、ここも南北朝の城跡らしい
千早赤阪城の出城だろうか
 
道なりに歩けば案内はバッチリで、神福山の案内があり、急坂を登ると直ぐに山頂だ
 

山頂にある祠は高天神社と佐太雄神社とか、ここも城跡だとか
 


途中で行動食をかきこんだ。
チラシ寿司は、和歌山の藤本食品のものだ。のど越しがいい
山頂を周回して、金剛トンネルに下り大沢寺道を歩いた。
ピストンが嫌いなショウタンだ

 

                      
下りきってトンネル横から再び取り付き、行者杉に出る
 
大沢寺との分岐↑
前を二人が歩く、小さな小枝を退けながら道整備をしていた。
チャレンジ登山の準備とか、ショウタンには考えられない整備だが、其れなりにありがたい
杉尾峠から杉尾に下るが、最初は未舗装だが、1kmも下らないで舗装がされている
 分岐箇所左に下る

 
地図に載る破線道は先ず通るに大ブッシュだろう。
実線道を下っていった。
野の花や春の恵みが芽を出していた。摘みながら下った

村人は、この古道は千早峠並みの通行が有ったとか話して下さった
年老いたご婦人が、巨石にお参りしてきた事を告げると、ありがたい、私はもう行けないから話しを聞かせてと言う
神福山までお参りしてきたと言うと、目をパチクリとさせ、八朔を下さった。
村人は素朴だ

奈良ナンバー車が私の横に止まっていた。同じコースを歩いたのだろうか
満足度が高い周回だった。
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