信達葛畑から梵天山 2019/03/18 |
距離 8.3km 時間 約5時間 標高+ 約530m |
25歳の頃信達葛畑からバイクで山を越え鳴滝不動まで走ったことが有る。 記憶ではそれ以来信達葛畑を訪れていない 私は仕事で参加しなかったが、尊敬する才女の川上新道縦走を見送ったさいに、ショウタン地蔵は無いの?との一言の質問 古い道は分岐はするが、地蔵は無い。 何処かにコノコースを記した地蔵は無いかと少しの時間付近の地蔵を探索した 古い街道の樽井 岩出線に大正の境界石とさらに古い地蔵が有った 境界石は大正時代のものだが、其の先にあった地蔵台座には、つづら畑、きしゅうの道案内が有る 地形図から探れば今回登ったコースは、徒歩時代付近の集落や街道と結んでいた一つの生活道だった事をコノ地蔵が語っている 山中に有る信達葛畑集落から犬鳴山や根来寺に尾根越え道が開けていたのだろう |
根来さくらの里道の駅から梵天山(ここではボンデンとにごる。)に痛めた足のリハビリと、歩き良いコースのみでと思っていたが、 村人に下山コースの状態を尋ねれば通れない道だと言う へそ曲がりのショウタンは、それは面白いと足の痛みをすっかり忘れて帰路に谷道を下った。(湯口谷) 道の駅前の信号を渡り、歩道を北に向かえば、金熊寺川にかかる橋が有る。 其の右岸に大正の府県境界石が有る。 大正の立派な物だ。 其の先に名はわからないが、立派に祭られた地蔵が有る 其の台座が上の写真だ 信達葛畑方面には、古道が残っているが少しで大ブッシュ、車道を登ることにしたが、古道は多分だが金熊寺川沿いを登り、途中から葛畑に直登道が有ったのだろう。 地形図にも破線が残るし、車道沿いに其の跡が見受けられた 集落の入り口に立派な地蔵となにやらの石仏が祭られていた よく有る道祖神で村に悪霊が入らない用にと祀られることが多いものだろう 入り口までの山肌に六地蔵が祭られているが、これは火葬場か土葬場のものと推測した |
村中に入れば、山斜面に神社らしい巨木が見え、村人に尋ねれば神社と教えて下さる 神社は八坂神社とかかれ、新しく立て替えられたり補修されたりと信仰が厚そうだ 神仏習合時代が有ったのだろう、巨木の楠木に巻き込まれそうに梵字の石が二つ有って、ショウタンが読めそうなのはキリークつまり(阿弥陀如来・千手観音・如意輪観音)だが??メチャ頼りない (高野山ホームページから) |
読図では八坂神社上に道が有る、社裏から尾根に乗ろうとしたが動物囲いが有り諦めて下り、下写真の路地から尾根に向かった 先日、初めの地蔵付近で出合った野良仕事の奥様に、葛畑に秀吉が積んだ石垣跡が有ると聞いていた 出会う老人に片っ端から尋ねたが、全員知らないといった 又、道の駅の谷間より葛畑は暖かいとおっしゃった通り、我が家の和歌山市より多くの野草が咲き綺麗な花の集落だった |
読図で尾根に登れば途中に地蔵や墓が有り、地蔵も墓も綺麗にお花が添えられた物で集落の皆様の話などから心温かい村なのだろう 川上新道の尾根↑ 尾根の手前に地蔵が↓ |
尾根に載れば、大阪労山の60km縦走路看板が出た。 古いコースは尾根だったのだろうが、ハイキング道は少し違っている(地図道標の有るところ) 道は整備よく、オフロードバイク(モトクロスバイク)の跡や轍が有る。 |
現在地特定は難しいコースだが案内はバッチリだ 電波塔が見え出した。電波塔下にワイワイ村の分岐が有る コンパスを取らないと方向が??と成ってしまいそうなややこしい所だ 道標にしたがって展望台に向かう 展望台は最高の見晴らしで、紀泉高原の主な山々や、大阪湾、神戸、大阪、和歌山の山々と見張らせ最高だ コノ展望台は何度も来たが、ボンデン山は素通りが多い 展望台東屋と展望台 和歌浦湾が見える 遠くは泉南飯盛山、雲山峰、大福山、俎石山、関西空港と大阪湾 |
景色を楽しみボンデン山に向かうが、展望台先のU字道先から三峰山、城ヶ峰に向かう道が有るが道標が痛みわかりにくかった 落ちていた道標をくくりつけたがさて何時まで持つか |
電波塔から根来側100m程度でボンデン山(梵天山)の取り付きが有るが、山頂三角点までは50mも無いかもしれない 梵天と書いてボンデンと言うが、間違いでは無いようだ。 梵天とは宗教語だが詳しくは検索して下さい |
三角点の記 三等三角点 点名 今畑 標高 468.50 選点 明治36年5月26日 所在地 和歌山県紀ノ川市今畑字後谷587−1 |
下山は谷道の湯口谷に入った 途中に濃い踏み跡が有り、一巻きのテープに下山可と有った 下ってみるとオフロードバイクのコースが有り山を走り回っていた。 個人の山だろうか 轍を下れば林道に出会う。 往路に続くようだが、そこから湯口谷に入った 初めはソマ道を感じながら谷沿いを下る これならゆけそうだと慎重に下るが甘かった 大倒木と山抜けだ 大きなショウタンはリュックを外しホフク前進でリユックを引きずる 低い高さの隙間に動物も通っていない 何とか抜けた 抜け切ると6尺道に成ったが、マタマタ倒木、よりひどい状態だ 何とか抜けた。 抜けると道が広くなった。モウ大丈夫だろうと思うが甘かった 少しダートだが状態が良くなった 尾根から下って来る道に出会う(下から登る道) 尾根にも道標が有った 道が舗装に成りヤレヤレ、村人の話を聞けばよかったが、これが好きなショウタンだが、人が見ていれば馬鹿丸出しだろう 村手前で裸に成り小枝や土、葉っぱと払い落とした 暖かいつづら畑集落、地元では高畑と呼ぶのだろうか、水道設備が二ヶ所あったが高畑と書かれていた 暖かさの証明だろうか、自然に自生したムスカリや他の花々が美しい集落だ 目的の秀吉石垣は見れなかったが、楽しいハイキングに好きなバリエーションを楽しんだが、足の完治は遠そうだ 又機会を見つけてカシミール地図に載る古い遊歩道や、付近の山々を歩いてみたい 距離や時間を競う風潮が有る昨今の登山 ユックリ派には最高のコースだろうが復路はお勧めできないバカタレコースだ |
土日の道の駅は混雑する 写真の所の山裾に50台は置けそうな凸地が有る 欠点は、中央分離帯が有り、大阪側、和歌山側から来ても往路か復路かどこかでUターンが必要な事だ 電車利用なら、南海樽井駅からバスが有る 道の駅に有った時刻表を参考にしてください |
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