雨山から高城山を目指して
2018/11/27
5人


八幡神社駐車場08:00-雨山09:40-峠11:15-三角点12:00-松尾山12:55〜13:20-弁天岳12:20-高鍋山14:50-駐車場16:05
総時間約8時間
紀泉高原での支尾根縦走で面白くしかも有名山を歩けるコースの一つに、雨山から和泉葛城山がある
其の途中の雨山から高城山を目指した。
ルートは開けているが、一部は登山者が少なく、しかも台風倒木が多くなり時間の係るコースに成っていた。
燈明ヶ岳まで周回した経験もあるコースだ
先ず、犬鳴山の七宝滝寺の参詣者用駐車場に一台をデポして、登山口側は泉佐野市土丸の八幡神社登山者用駐車場に車を置く
後は、登山標識に向かって歩けば良い。
道標通り歩けば県道を越えた高速橋脚の下から取り付く
 
山裾道を歩き、一つ目の取り付きは鉄塔管理道で、ハイキング道は二つ目の写真の道標が有る所だ
どちらも整備が有るが、今回は城ノ山の城跡を目標にした
  
取り付けば木製階段整備が有り、クネクネと登れば鉄塔が出て、見晴らしが有る
雨山や日根野荘園跡や小富士山が見張らせる
さらに登れば、整備展望台が有り、隣尾根の登山道が見え、時には登山者が登るのが見える
見晴らしを望むなら、隣尾根、(北側尾根)の方が良いかもしれない
 
道成りに登れば、神社が出て、城跡が出る
この山を里人は、城ノ山と言う
城跡の謂れを書いた看板が朽ちかけている
 
読み解けば

土丸城由来
土丸城は天平元年当市、日根野町にいた豪族日根野氏によって築かれたと考えられる。
同三年高○泰に吉野の行宮おかすにあたって日根野時盛にこの城の警固を命じた
同八年、楠木氏一族、橋本正督時盛をおってこの城に入り尾根続きの雨山に縄張りを広めた
いわゆる雨山城である。
城ノ山は古城跡とかかれている。
城ノ山から雨山に向かう。道は良い
途中の見晴らしも良く、雨山の山域の険しさが見え隠れするルートだ
景色から山座を同定しながら登れば、途中に古井戸が出て城が大きかったことが伺える
  
脚を痛めて、山姥のスピードについてゆけない分、近道で後を追う
雨山山頂に主城が有ったのだろう。
今は祠と休憩所だろうか広い小屋がある
小屋裏から大阪湾が見張らせ、遠くは神戸まで美しい
  
雨山は熊取町指定文化財と有り看板には熊取町の名勝と指定されていると書かれている
山頂の祠は雨乞いの雨山龍王社が祭られているなどと書かれている

途中に早速大木が倒れ小柄な山姥は足が足りないなどと面白い
千畳敷跡、月見亭、と通り雨山西ハイキング道を下る。
振り返れば城ノ山の険しさに低山ながら名峰の山域だ
  
場所特定をワイワイ
景色に見とれる山姥は姦しく後の時間を忘れている
  
峠名は知らないが、東に下りこみ峠から245mピークを越える
  



峠から245mピーク越えには踏み跡程度の道だ
  
ピークを越えれば林道が出て、救助場所名の板が有った所から尾根に取り付き三角点高城を目指す。
この付近からワイルドなルートだ
  
三角点高城は以前はハイキングルートが整備されていたようだが、今は踏み跡もほとんど無い
  
一休みして
三角点から吊尾根に尾根を下るが、このルートは難しい
小さなテープが打たれていたが、私の知る方達はほとんど一度で尾根に乗れない
今回もコースリーダーのSkoも頭を悩ましながら、羊歯の中に踏み込んだ
 
この付近から、今年の20号21号24号と強風台風に倒された木が増える
コース読みに倒木を避けながら歩く山姥達、遅れながら私は登った
  
少し遅くなるが松尾山でお昼を楽しんだが、少し時間が遅れている
目標の高城山に行くと時間オーバーが見えてきた。
食事タイムに話ながら、弁天岳分岐で14時なら高城山を捨てて、古津喜谷を下ろうと時間を読んだ
松尾山からも倒木が多くアップダウンも厳しい
思ったより時間が係る
道に巨木が倒れ尾根を歩かざるを得ないところも出た
山姥はドンドン歩くが、ショウタンは遅れてスロー歩きだ
弁天岳分岐で合流して弁天岳に向かう
時間は14時だったが、この時点で高城山を捨てた
 
弁天岳コースはマークが多いが倒木が多く、弁天岳山頂の弁天様の象上にも倒木がかぶさりっていたので切り取った。
 
犬鳴山も八葉蓮華山の登山を薦めている

八葉蓮華山とは弁天岳、高鍋山 高城山 大天井山 小天井山 経塚権現山 燈明岳 天狗山を言うのかも
弁天岳から最短で高鍋山を目指す
後で気がつくが、林道に引き返し、高鍋山に行くのが良いようだ
高鍋山は何も無い植林ピークです
時間も迫り、コースリーダーはコレマタ高鍋山から尾根を直接下り、古津喜谷に下る
最後の下りは急傾斜で用心がいる。
  
古津喜谷に下れば驚くばかりの倒木で、大きな体のショウタンは通り抜けに一苦労で、リーダーはコース読みに苦労する
  
  
ヤレヤレ林道に出た。
しばらくは古津喜谷コースの通行は厳しいだろう
個人で整備できる状態では無い。通行するなら小枝を切り取るん鋸持参をお勧めしたい

林道からと参道からと分かれて駐車場に行ったが、参道からの方が圧倒的に早い
今日も、バリバリショウタン達はワイワイと山を楽しんだ
  

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