白見山 (和歌山県新宮市)

2025/11/24
3人



和歌山県でも和歌山市からは遠い熊野川流域の山々、名前は知ってはいたが登る機会を失っていた
ご近所のKさんにおもしろい所に山があるとラインをすれば24日に時間があると話が進み、健脚なGさんに連絡を入れれば
Gさんも行けると話は2日前に決まる

連休で道の混雑も考慮に入れ和歌山インターから田辺まで高速を利用して後はナビ任せで田長谷林道に向かう
白見山登山口の駐車場は無いのかもと思っていたが道の凸地に看板があり、詰めれば3~4台は止められそうだ
登山口はその上20m程度で分かりよい

  
尾根まで朽ちかけた階段を上るが、雰囲気はよい
いろんな楽しみの有る案内や道しるべで、地形図がなくても自然林内は歩けるような工夫がある
ただ、初めて山に登るような方は経験者が同行することをお勧めしたい険路かもしれない
クイズや巨木に目をやれば周回コースは直ぐに終わってしまいそうだ

  

自然公園内遊歩道下山口は少し険路なようで補修はないように見えた

  

順路15から下るのが遊歩道で、白見山にはここから読図で白見山に目指すことになる

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白見山には尾根を通し登る
踏み跡やマークは薄く、初心者はルートに注意がいるだろう
雑木の切り取りなどもない
  
暗部に下りこむ所に見晴らしが出て、大雲取山だろう電波塔が見張らせた
暗部には馬酔木のブッシュで道はまるで見えないしマークもない
肩につけていたクマ避けの笛が気づけばないほどのブッシュだ
Gさんは上手く踏み跡をぬう

下りきれば斜面登りは急傾斜でふー
登り切れば林道が出る
参考にした記事はどれも林道のことは書いていないがコンパスでは白見山方向に林道はある

  

林道は白見山下まで続いている
尾根を外すように思うが林道を信じ、林道終点から直登はできるが、回り込むように踏み跡道で登った

少し遠回りでマークも少ないが傾斜の緩いように踏み跡道は登る
地形図に出る山抜けが出れば、白見山の最高見晴らし場所だ
 

子の泊山と和気の森が美しく、遠くには弥山、八経ヶ岳が見え、その奥には台高山脈が見張らせる

白見山山頂二等三角点 栂ノ戸 936.2m
山頂には二等三角点が鎮座する
ヒノキを縦割りにして簡易な椅子があった

30分足らずの昼食で引き返す

  

下りは予定の尾根で下ったが、田長谷までオール舗装だった

山王大神が出るまでルンルンの下りです

 

山王大神前は田長谷林道で、谷の沢は滑谷でゆるやかに流れる美しい谷川だ

  

林道歩きは約4Km程度だが道は下りでルンルンだし紅葉もきれいでした

後数百メートルと言うところに林道が分岐する角に新四郎溝の看板が出た
 
一寸読みにくいが20mうえに石の溝があるのが新四郎溝で山向うの田に水路をがあった話だ

余談だが、新宮山彦の山仲間もこの話をご存じで何処かの水路トンネルを探索途中だそうな
ヤマレコに、林道から上の三角点まで踏み跡が濃いのは、水路と関係が濃いのかな
橋を渡れば直ぐに登山口で車に帰る

林道から見える鼻白滝を見ながら、帰路についた

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