ツタウルシと高野山5座 転軸山、一本杉山、雪池山、楊柳山、魔尼山 2025/06/27 ショウタン ![]() 所属会の山行で少し雑木の中のコースを歩いた リーダーは夏のさ中の暑い中でもグローブを差す 少し考えはっと気づいた。 山歩きは手袋は基本だと教えてくれた先輩がいたことを思い出す 里山登りが多い私のコースは、虫や棘の有る木や触るとかぶれる木などが普通に有った スパッツもその通りで基本はつける方がいいが、付けない事の方が多くなった 茨やハリギリの木を掴んでは失敗を繰り返す私だ 所が皮膚炎症のカブレは最近は無い、有るが気づかないかもしれない 子供のころはハゼの木が一番の敵で、漆は怖いが木は自然に生えていることは少ない 思い出す中にツタウルシが有ったが現物は知らなかった 植物に詳しい隣人にツタウルシは紀泉高原にあるかと聞けば無いと答えるが 高野山には沢山あると場所まで教えてくれた 木の写真と花の写真を見せてくれたがやはり記憶にない グーグルさんに尋ねれば、岩湧山に有る事を知った 出た記事は、これまた私の尊敬するシルバーボーイさんのホームページに乗っていた 兎に角現物を見ようと高野山に走る ![]() ツタウルシの葉 |
ツタウルシはウルシの仲間で強力なウルシオールと言う強い毒性が有ります |
蔓科の植物で木に絡みついたり、岩や擁壁に這う事もあります 詳しいことを書けば長くなり、詳しく知りたい方はグーグルで検索して下さい 葉は三出複葉の三枚葉で特徴があり分かります とりあえず写真を載せておきます ![]() ![]() ![]() |
最初に旧有料道路のR480号の天狗岳遥拝所の下り側6~70mで見つけました ナルホドと、写真に収めて時間もあることから高野山、中の橋駐車場に向かう 気温は低く涼しい ![]() ![]() とにかく早く木陰に入りバリエーションで転軸山に登ろうと中の橋に向かう 中の橋は転軸山を源流に持つ美志頭萬利河(みしずまりかわ)にかかる橋の名です 川横右岸に小道が有ります。谷には手水峡の名が有る少し暗い谷です 通られる方は少ないでしょうが、転軸山のみの周回には利用する小道ですが、予定していた尾根先に出にくいと判断して、中の橋に戻りました (その先に橋が有り左岸に行ける事を忘れていました) 観光コースにはない古い苔むした小さな仏像や灯篭、墓などが古を思わすこみちです ![]() 中の橋横に地蔵堂が有り姿見の井戸の案内がある所から尾根に向かう ![]() ![]() 参詣される方もない小さな墓や地蔵、灯篭などの間を抜けて尾根に取りつくが、段々になった平地が幾つかある 道は分かりづらく、動物道の跡を上手くとらえて登った ![]() ![]() 尾根の形がハッキリすれば中央に薄い道跡が出てそれに沿って登った ユックリと珍しいものが無いかと目を凝らすが、邪魔な倒木だけが目立った |
転軸山の山頂少し手前の女人道に出る その飛び出したところにごく最近の落雷の跡があった ![]() ![]() ![]() 山頂から奥の院道路までひと下りだ 予定では、ゲンジの森から一本杉三角点まで登り、尾根伝いで子継峠に向かうだった 下った車道向こうに林道が目立つ 地形図を広げ見ると、どうやらゲンジの森周回道の尾根横に道が有ると感じたので、林道に切り替え登る ![]() ![]() 林道は新しいが、一か所倒木が有った 地形図にはないが、ゲンジの森コースの尾根横だ 目視で林道を登り、分岐では高い方に取れば良いと判断しながら登れば、林道が終わった ![]() ![]() ![]() 林道終点から、尾根に取りつきよいところまで50ⅿ程度下り、尾根にのれば小道が有るが、その尾根越えてゲンジの森ルートを登った ![]() ![]() ![]() ゲンジの森最高所から道は尾根道に成る 植林内の道で、踏み跡は薄いが道はふつうに有る テープなどは無いが、金剛峯寺の大理石の境界石が適宜にある 一本杉山頂まではまず間違いは侵さないだろう ![]() ![]() 山頂には四等三角点、一本杉が有るが、金剛峯寺の境界石の方が立派で間違いそうだ 三角点は写真の物です👇 ![]() |
アップダウンを繰り返しながら子継ぎ峠に向かう 心持、境界石が少なく感じだすし踏み跡は薄い 途中に雪池山の見晴らしが出る ![]() ![]() ![]() 花類は殆どないがヤマジオウが少し見かけた 急に踏み跡が濃く成れば、子継峠は近い |
子継峠にデーンと倒木が出て、黒河道をふさぐ 日本語の読めない人なら通行止めを感じてしまいそうだ ![]() ![]() 倒木を超えて黒河道を久保小学校に向かってゆく 途中の道標から雪池山にトラバースで登る 登り切った尾根越えの峠は黒川峠と言う名が有るが、黒河道の書き違いと思うのか道標は良く捨てられた ![]() ![]() その頃は女人道方向にはスズタケが生えこみ登れなかった 兎に角、雪池山で小休憩と昼食とした ![]() ![]() 雪池山に、ゆきいけやま、あかがねだけ、せっちさん等の俗称もあるようだ 食後引き返し女人道に出る ![]() |
女人道については多くの記事もある 簡単に写真で紹介いたします ![]() ![]() 山頂のお堂とお堂裏の三等三角点、楊柳山 下ってゆけば、黒河峠の祠に分岐には石柱が残る ひだり、くろこ、みぎ、蕨尾と案内が有り、黒河村にはこちらの道が主流だったのだろう 言い訳案内が有る (;^ω^) ![]() ![]() ![]() |
楊柳山から魔尼山には緩やかに下り登る 先から白人の男女が身軽な格好で歩いてきた ハローのつもりが、こんにちわと口に出る。 女性の方がこんにちはと笑顔がかわいい 魔尼山は素通りだ ![]() ![]() ![]() 魔尼山からの下り込みが今日の最高の疲れだったが、一休みもなく奥の院へと向かう ![]() ![]() 魔尼峠からの下りは水平部分の傷みが有る ユックリと歩いて、指定道から道標に逆らい、近道で下った 奥の院の水行場に向かう 行場の入り口に高野三山の石標案内が有った事を知る ![]() |
奥の院には参詣をせず、今年も咲いてくれるかとツリシュスランを見た ![]() ![]() 極端に数を減らすツリシュスランだが、いく株かは無事だった 開花は先だろうが、又見に来たい気がした 中の橋から駐車場に回ってみた 苔むす中道には墓の横や杉の根元に、名しらずの花が沢山あった どれもミリ単位の物でしたが、ツルアリドウシが目立つほどあった ![]() ![]() ![]() |
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