天理市
山辺の道から竹之内峠、竹之内山、竜王山北城
下山は萱生道南谷




ヤマレコ記事の埋め込み


フェイスブックでホローしているしまもとすえみさんが竹之内峠から、地形図に載らない山道を竜王山北城まで踏査されたことを知る
しまもとさんにお願いして、同じコースの再踏査をお願いして、直ぐに集まる仲間3人をお誘いして歩いてみた
しまもとさんが登頂していない竹之内山を加え、下山を超マイナーな谷を下り中山道に出て、山辺の道を帰った

記事を書くに再度私の資料の、大和青垣の山々を読み返せば、挿絵にその道が書かれていることに気が付いた
しまもとさんも同じ資料を持ち大和青垣の峰々を尾根繋ぎしているとか
楽しいバリエーション好きな山仲間は各クラブで活動するが、今回も呼びかければ賛同してくださるいい仲間だ

大和青垣の山々に載る挿絵

 

天理市長岳寺の竜王山登山口下の天理市無料駐車場に集合して、早朝の7時30分から登山を開始した
山辺の道を北に環濠集落まで歩く
気温は今期最低記録を出すほどの低温で山辺の道も凍り付く寒さだ
  

環濠集落の竹之内から竹之内峠を目指す
この山越えの道は竜王山東下の集落とを結ぶ重要な生活道だったが、車が発達して段々と通行が無くなり荒れ果てたそうな

今も道は残るが峠越えはハイカーや古道歩きの方がたが細々と通っている
  

峠に出れば立派な地蔵が朽ちかけたお堂でヒッソリと人の通るのを待っているようだ
   
竹之内峠から竹之内山へは、地蔵様の後ろから尾根に取付き登る
なかなかの急傾斜だが案外登りよい
尾根には薄い道跡が有り、少し前に石上神社の布留山から登り竹之内峠に来たことが有る
その時よりはテープが増え少し賑やかだ

  

倒木や笹が生えこんでいるところも有るがこれは又面白い
バリエーション好きな5人だ

山頂の三等三角点大谷は美しい点で、少し前に来た時とは違う山名板が有った
三角点名を書く方は少ないが、これしか書かない宝来の鈴さんは今日も点名を記す
 

来た尾根を引き返し地蔵様正面の尾根から竜王山北城を目指す

  

昭和48年初版の45年前の地形図にはマダマダ道が残り地形図にも反映されていたのだろう
登山者も登ったのかもしれない
大和青垣の峰々には道が書かれている

取付きの急傾斜を登ればわずかに道跡らしい物を感じる

今日は読図を楽しもうと、コンパスを胸前にぶら下げこまめに尾根を追った

  

尾根を越える破線道が書かれている所で、しまもとさんに尋ねれば、これも萱生道だとおっしゃる
北側の萱生道と呼んでおこう

道を感じる所は道を歩いたが、437mの測量点のピーク登りは直登だと汗を流す

道だろうと感じる所も出るが地形から道ではないだろうと感じれば、堀切 ちゃうなんて関西弁が飛ぶ
なるほどそうだ。ここは十市城の一角なのだ
  

南の萱生道に飛び出し、土塁から北城を目指す
ここは、読図より経験が物を言う
今年も150回の竜王山を登ったしまもとさんが道を案内してくれた
私はチョットこだわって道から登ろうとしたが失敗だ

 

気温も低い
てきぱきとお腹を満たし
この山に詳しいしまもとさんに面白いルートをお願いした
これが谷で倒木は無いが、急傾斜で面白い
古い杣道跡は残るが、略直下で下る
  

左手の尾根は中山道が有る
右手上は萱生道でその真ん中の谷だ
倒木は無いが小枝に注意だ

沢状態の中を下れば工事の時の道が残る
二つ目の堰堤から道に成り、後はルンルン

   
道は舗装路に成る
桜の森の下を通る
この桜の森は90歳代の方が開いたとか
今は古木のように大きい
ワイワイと下る
  

萱生町との堺に下る
通りかかりの老女に、ここは中山道ですかと尋ねれば、そうだと教えてくださった
とおった経験がおありとか、

山辺の道に下り、通った尾根が見えれば、あの谷を下った
あれが萱生道、手前が中山道、アノピークが北城と同定も楽しんでとトレールセンターに向かう

   

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