和歌山かつらぎ町
飯盛山~小飯盛山まで倒木整備
2023/03/19
単独



和歌山紀ノ川市の龍門山田代峠からかつらぎ町の小飯盛山までの倒木は激しいものが有った
和歌山の登山クラブや個人が、ボチボチと倒木整備していたが、個人が通られればマークを打ち、捨てテープも多くコースは難しかった
そんな事では迷い事故も有るだろうと鋸を待って這潜る倒木地帯を整備しだしたのが3年ほど前だが自分自身が体調を崩していた
折あるごとに少しづつ倒木は撤去していた所、和歌山の登山クラブ二組が整備をはじめ、多くのテープが打たれてコースも分かりよく成っていった

二回目に入ったのが2022年でした。
この時は小さなチェンソーを持って行ったが、田代峠~小飯盛山のたち打ち出来る太さの倒木のみでした
三度目は、かつらぎ飯盛山の山頂の草や雑木を刈り取った。応援は和歌山労山のクラブ女性二名が参加してくれた
そして、古い大きなチェンソーを整備して比較的太い倒木が多い小飯盛山から飯盛山方面を撤去してみた
 

一回目と二回目は田代峠から入ったが、今回は飯盛山側から入った
車は麻生津峠から飯盛山に向かう尾根道から取付くが、飯盛山ホテルが有った頃は道も良かったが、今は荒れている
出来れば四輪駆動が望ましいが私の車は二輪駆動です
前日の雨で麻生津峠からの急坂はタイヤが空転する程の傾斜を登る。
若き頃の運転技術が空転を抑えつつ登り切った (^^;)
飯盛山城から先は私の車ではもう無理だろうと判断した

 

往路は小飯盛山に行き復路で整備しながら帰る計画だ
行きは林道を通る
一つ目のゲート先に林道が分岐、右手林道に入る
わずかにタイヤ跡が有った

道成に歩く、少しぬかるんでいるが問題は無い

林道と並行して飯盛山に登る登山道と出会う
途中3ケ所にテープと道標が有る
帰りは此処を登り飯盛山に出る予定だ

と前から登山者が来た。相当早くリ竜門山を出たのだろう
地元の方の様だった。二言三言話した

 

桂峠からは尾根コースと林道コースが有る
尾根は鉄塔道です
長らく通っていないから状態は知らないが、テープがこまめに打たれているようだ

林道を行く
 

正面に小飯盛山のピークが見えだした
その先の垰に赤沼田とい飯盛山頂の道標が出る
雄桂、雌桂から旧道で登ればここに出る
垰(峠)の名は知らないが地形図では峠の道が出る

ここから斜面の道だ

テープを探しながら小飯盛山を目指す
倒木が出来るまでは略尾根中央に道が有ったが、今はテープを頼って踏み跡が道だ
地形図の道は倒木と雑木が生えこみ通れない
テープを追ったが慎重に歩いた

 
山頂には四等三角点 小飯盛山と大正三年?と彫られた石柱が有る
木には山名板が有り、この山名板の会がテープ打ちとか倒木を整備しているグループのひとつとか聞いた
チームカツラギの山名板

一休みするまもなく作業開始した
ここで大きなミスを犯す
チェンソーのガソリンタンクとチェンオイル場所を間違い、ガソリン側にオイルを入れてしまった
直ぐに気が付き抜き取ったがこれでオイルが足りなくなれば作業時間は短くなる
持ってきたオイル缶に戻したが、少しガソリンが混じった。

ガソリンを入れなおし循環ポンプでキャブレター内をガソリンを循環させてみた
2サイクルエンジンだ。少々粗悪ガソリンでもかかるはずだ
エンジンは始動したがガソリンは粗悪な状態だ 😢

 
三角点周りの倒木を撤去した
前回はここで一本切ってガス欠で作業を終わっていた
少し他のグループが作業した様子がうかがえたが、通行には邪魔な木を切ってみた

飯盛山側に倒木を切りながら進む
最大30cm程度は切り取れるがそれより太いとチョットしたコツがいる
ケガが恐い、急がず慌てず、慎重にだ

最悪の場所は写真のようだ 
 最悪の場所は素人では難しいだろう
丁度破線道の上に乗っている

この付近はテープマークの道の倒木を撤去した
又時間をかけながら破線道の倒木を撤去できればしてみたい

跨ぐ所や、潜る木など慎重に切り取ってみた
少しコースは破線からそれているかもしれないがずいぶん歩きよくなったと自己満足だ
 

切り取った場所の写真は無い
燃料が無くなって終了とした

帰路は元の道を探りながら歩いた
コースはずれているが、テープマークが道を記している
踏み跡が固定されれば良いのだろうが、近畿自然歩道だった時のコースに準じれば良いのだが

林道に準じて飯盛山に向かう
途中に林道から雄桂、雌桂に向かう案内が出る


このコースで雄桂、雌桂には道標を信じて行けば出る
林道は大廻りです
ただ林道は空木がブッシュです
旧道に入れるが、その場所を掴むのが難しいかな

林道を引きかえす

一番最初に出る道標から尾根直登道を登るのが登山コースだが、私は林道と尾根コースが最接近する所から、飯盛山直登道に入った

 

左側が最下部の取付き👆
右が最接近の所

最接近の所には小さな道標が有る

一汗流しながらヨタヨタと登った
後少しの急傾斜は流石山城跡だ
山頂はつい先日山仲間たちと雑木と草を刈り取った
スミレや山ラッキョウ等の花が復活するだろうし、休憩場所にもよくなった
 
二等三角点の点石はチョコっと顔を出す
飯盛山は見晴らしは無いが、少し樹間から顔を出す粉河の街並みは雰囲気が有る

東側に植林内を下る

後は林道を車に帰る

 
東側登山口のトイレを開けてみれば使用は可能だが、水が出るかは不明だ
今日の景色は、飯盛山城前から葛城山が望めただけだ

帰路も道は細い
前から車がこないでと祈りながら走った
  

ヤマップに私が載っていたと写真をくれた
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