音羽三山
音羽山、経ヶ塚山、熊ヶ岳周回
2015/10/15
3人+1人 



 
 退院後一週間で痛みが殆ど無くなり、少し本格的なリハビリに入ろうと音羽三山を選んだ
山仲間二人に協力を願い音羽山取付きの音羽寺参詣者駐車場に向かった
参詣者駐車場は参詣者用で登山者はご遠慮しなければならないが、少しご縁のある住職にご挨拶も有り、マッいいかと停めた
今は、少し下に登山者も駐車できる駐車場が整備されつつある
今日の最大の失敗は、県道37号の下居(おりい) から音羽観音の看板を見て、寺川を渡り南音羽に向かうはずが、左手の北音羽に入ってしまった
言い訳わけではないが、寺川の橋を渡って直ぐ右手、南音羽に入る所に道標が有るが、工事中の看板がそれを隠していたために、北音羽に入ってしまった。
それに気が付くまで時間がかかり、同行のはずの宝来の鈴さんに電話すれば、地図を見なと一言、アララ、で同乗のyamasaharaさんが、携帯で探してくれた。何度も登った音羽山観音寺、アーアッ、老いたねショウタンだ。
参詣者駐車場に鈴さんが待っていた
駐車場上の参道に取付く
  
参道はほぼ舗装路で音羽山観音寺迄約1㎞だが、これが急傾斜、まだ少し術跡に違和感がありフルパワーは出せない
同行二人は歩行を合わせてくれる 。感謝
体が温まれば、違和感も消え見慣れた音羽山観音寺に着いた
  
久々に来てみれば、山門代りに猪除けネット、先ずは本堂に手を合わせ、住職を尋ねれば、寺を守る音羽の皆様やボランティアさん
参詣者と忙しそうでご挨拶は遠慮した。
小休止で、おはつき銀杏下から、万葉展望台経由音羽山と登った
 おはつき銀杏は県の天然記念物で、植物が胞子から種子に進化して行く途中の状態を持つ銀杏の大木で
葉に銀杏の実がなり(全部の葉ではないが)秋の落葉に住職が集めて寺のお守り?にしている
小さな道標から、万葉展望台に向かう
  

万葉展望台には地形図と道が変わる
元々の地形図道は水路のようになり、冬は氷り歩くに困難だし、万葉展望台も整備が成り、急傾斜の階段路だが、今は主流の道だ
この道のコースはを選んだ時にいささかの縁を持った鈴さんと私、後に村人や、コロナが蔓延するまでにいた副住職やお手伝いのマッチャン、そして
村人たちがコツコツと完成させた
  万葉展望台
副住職やマッチャンのイラストが今も残っていた
万葉展望台から直登で音羽山に向かう
このルートも地主さんに許可をもらって簡易に道を開いた事にかかわった
先ずテープで道をしるし、間伐材を道順位置き踏み跡を残した
今は主の登山道に成ったようだが、ヤハリ傾斜に汗を流す
  
村人が作ったのだろうか綺麗な道標が有るし道は濃い
破線道に出会えば道標が有りました

破線道は濃い道でモウ道迷いなどはなさそうな登山道だ
 

音羽山は三頭三角点が有る
基準点名 つまり点名は音羽で、少し点の記を書いておこう
基準点コード TR35135577001
ICタグ(ucode) 00001B0000000003097832A552907FC1
等級種別 三等三角点
冠字選点番号 賓13
電子基準点観測点番号
基準点名 音羽
 
経ヶ塚山に向かう
道はハッキリと有るが、経ヶ塚山に 登る傾斜は、浮き根で急坂、モウフー、頑張った
  
経ヶ塚山までに大宇陀本郷や又兵衛桜への道標が有る
私の経験から、ヤマレコやヤマップの他人の軌跡を頼る事しかできない方は少し迷えば困った事に成るかもしれないコ-スです
シッカリとした地形図、又は地図類を持つほうが良いでしょうと感じる
チョットアップの写真は不鮮明ですみません

経ヶ塚山への登りはフー
山頂でユックリと休憩と昼食、まだ密には座れない

山でしなくても良い話を喋るショウタン、
久々にイナリ寿しでお腹を満たした
体調も良いし、大峠から針道、不動延命の滝、百市と周回をしように成った

一人の女性が登って来た
地形図を見るではなく、分県ガイドの本の簡易地図を見ていた
声をかけた。
対応からこれから山に向かおうとする姿勢が見えた
マタマタ、おしゃべりが過ぎたが、今回は女性陣もいる。話が弾んでいた
ここから熊ヶ岳、大峠、音羽山駐車場まで同行する事に成った

  

道は分かりよいが、少し以前までは笹が生えこんだルートで迷い者が出たことも有る
又、途中に宇陀方面への道標が出る。
このルートは知らない
又、熊ヶ岳は地形図が書く位置と山上の看板が有る位置が一ピークずれている
これに気が付く人が何人いるのだろうか?などと鈴さんと地形図を見た
マア、地形図が正しいとは限らないが、904mの表記が間違いを意味している
マッいいか、良い教材だ
次の反射板ピークに四等三角点、熊ヶ岳が有る
熊ヶ岳とずいぶん離れた所にある
点名の意味を知れば別に問題は無いが、地理院の考え方が私には分かりにくい
私なら、反射板なんて点名が良いかな <m(__)m>
  

反射板手前から青山高原の風車が見えた
この反射板位置で尾根間違いが多いのか、大峠側と東向き側の尾根道の踏み跡は同レベルだった
ウッカリすれば、引きこまれそうだ
 
道標も有ったが朽ちた道標には注意がいるだろう
大峠側に下る
踏み跡も濃く少し倒木は有るが、道はうまく倒木を外す
大峠に出た
大峠は女坂伝承の地の石碑とお地蔵様?石仏の祠が有るし大宇陀の宮奥ダム方面、竜ヶ岳や細峠、竜在峠等への分岐 でもある
細い掘れ込んだ道を下る。
ワイルドだ
  

女坂については、他のページに書かれていた物をコピーしました

神武東征の砌、神武天皇即位前紀9月5日八十梟帥(やそたける)を伐つために女軍(めいくさ)を配置した女坂(めさか)です。それを記念して、紀元二千六百年(昭和15年)11月奈良県奉祝会が碑「女坂傳稱地」を建立しました。

荒れ気味の道を少し下れば舗装林道に出る
ここは、道の上に水が流れ、苔が滑りやすい所で、私も鈴さんも失敗して痛い経験をしている
針道まで慎重に下る
  
正面に御破裂山を見る

県道に出る手前に不動延命の滝などが有る

県道に出れば下居から駐車場に行くのが良いが、経験から百市を林道で抜けるのが近い
所が、地形図に載る橋が工事中で、アレあれ道が無いとうろついていると、工事者のトラックにクラクションを鳴らされアララ、パニック
別道から行こうと更に下り、少し村人に道確認をして、駐車場に戻る

途中のバス停で鈴さんを降ろして、道をグーグルで探っていると、降ろしたはずの鈴さんが後ろから追い付いてきた
車に忘れ物をしたとか、慌て者だ

で、途中同行の方は鈴さんの帰宅方面とかで、車に同乗させていただいて帰るとか
世界を相手に仕事なさる方のようで、私と同じバックパッカーでネパールやその他を旅する方だそうで
爽やかな方だった

なんやかんやと10㎞越えの歩きが普通にできた
後は仕上げの入院んで完全回復のショウタンだ
もう少しの間頑張れそうだ。嬉しいね
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