大和高原
旧一台峠から塔の森、国見山、城山
2022/03/17
二人

ヤマレコ地図にリンク 
奈良県北部の山々大和高原の一部を歩いてみた
奈良県北部は低山だが山は多くどれも歴史に満ちた山が多い
今回は旧一台峠から椿尾上城があったと言う城山まで歩いてみた

コースは単純だが、現在地や山座同定、古道の有無や行き先等を地形図から見ながらのハイキング
私に、三角点に興味を持たせてくださった宝来の鈴さんと二人三脚で山を楽しんだ
一台峠の水台林道の入り口に車をデポして旧一台峠に向かう
距離は直ぐだが、奈良の林道やさみしい道には不法投棄が目立つ
  
大きくカーブする旧一台峠は林道に成った今回のコースで埋め立てられ、笹が生えこみその跡は無い
以前、水間トンネルからここまで歩き周回したが、旧一台峠は不法投棄で困った困ったで、目標の摩崖仏探しは笹より危険物は無いかと歩くに注意がいった。
今回はのぞき見するだけで、次の目標地点を見る
正面が642ピークと地図を見る
巻きこめば642ピークに登る濃い踏み跡 これ何見に行こうと登れば、茶畑でビックリ
少し前までこの尾根付近は茶畑だったのだろう
次は三角点西田を探すだが、まっすぐに西田に出るを目標に言い交わして地形を読んだ
此処だと5m程笹中を登れば、アレ林道が出た。地図には乗らない
フト見れば小さな板に三角点とある。
この板が無ければ一寸三角点探しに時間がかかっただろう
  
あった有ったで地図を見なかったが、この地点から道が有るようだ
四等三角点、西田 635.1mの所在地は奈良市大字長谷町小字ラザヲ839と点の記に有る
ラザヲの漢字は分からないが尾根名だろう

林道に下りこの破線は長谷町に下れるとか
地図からこの鉄塔はアレとか
アノ山脈はとコンパスで山座のの同定だ
  
666ⅿ三角点と国見山が良く見える

道が分岐する。どちらも同じ距離で日吉神社に出るが、地図を見ていた鈴さん、アレーこの谷は四等西田から来れると地図を見ていた
単純歩きのこのコースは、読図で楽しむ
分岐は古そうな農道だろう道に下った。
廃田が目立つが道は良い
長谷の村が見え車道に出て衣服調整だ
道分岐に日吉神社の道標が出るが、そのままでは単純と破線が書れたコースに入るがこれが廃道で、見事に失敗
それが楽しいと斜面を這い上がる
  

  

這い登れば目標の林道が出る
その先の尾根を越えれば日吉神社とコンパスは指すが、林道を50m程下って日吉神社に行く
広い駐車場横から入る
入り口には石仏が並ぶし塔の森の塔の事が書かれた看板がある

  

少し休憩して、手洗い前から塔の森に向かう
ひと登りで林道に出て、コンクリの急坂を登る
長い階段が出れば塔の森です
森には、お稲荷様と石塔が有り奈良時代の塔とか説明が有る
  

ざっと眺め国見山に向かう

途中に道標やロープ補助などが有る
道はすこぶる良い。笹狩りボランティアが頑張ったのだろう 有難うございます

  
ゴルフ場分岐と666m三等三角点長谷(ながたに)、
私に三角点に興味を持たせてくれた鈴さんは、三角点周りが大好きだ

   
幾つかの道標を見て、此処は何処でどこに出るとか、この尾根は此処だろうとか地図とコンパスで楽しむ
国見山は見晴らしがよいが、春霞で景色は薄いが、目標の城山は真下だ
ユックリとワイワイ昼を楽しみ、この先のルートを地図で探る
急坂を下りこめば林道で良く整備が有る
破線が書かれていない所に道標が有ったりするが、何処に出るかとグーグル地図で探す
  
春日の宮とある

今、グーグルアースやグーグルマップから地図に無い位置を見て下りよさそうなコースを見ることができる
地形図との併用で見ればコース組みが早い

下の写真から、古道の跡だろう破線に下れば立派な地蔵がある
そこで道跡を探るがどうやら山抜けで道が消えたのか見えにくい
バリエーションで谷を下る
倒木は多いが斜面をへつり動物道に準じれば歩きよかった
  
ここから↑下り 地蔵前から谷に入る

倒木は問題なかったが、道に出る手前の小岩は滑り注意だ

 道から見た出口
正面の残土盛り土を下る
端に少し傾斜の緩い所を下り、上から見える林道終点に向かう
 
林道ゲートから城山に取付く
途中で山菜を見のがさないのが見事だ
  

一つ一つ分岐で方向を探りながら、植林内を登る
城山は椿尾上城の古城跡らしい
アレは城の掘割だろうとしいて険しいコースで登れば石に 左竜王道、右五?みちと彫った石が出た
竜王道は読めたが五?みちはまるで読めない
しかも道はかなと漢字、ショウタンのような気まぐれな字だ
  

山頂に着いて分かったと言う

山頂には五社大明神が祀られていた。これだ
  
高宮 高城 大宮姫大神 光姫 光吉 の五神だが意味は知らない

五神裏に三等三角点が有る
点名 城山Ⅲ、標高528.44
所在地は奈良市北椿尾町1683-2 

引き返し
少し道を変えれば、小さなピークに祠が見える

何だろうと見れば、不動明王の荒神様が祀られている

名は無いか、グールルマップに載っていないかと開けば、竜王鳥居と言う字が見えた
山の下に竜王様が祀られているのだろう
先ほどの石表はこれだと決めた
来た道を下り盛り土下から見れば重機が降りる道が見えそれを登った
 
傾斜もゆるくルンルン
車道を福住別所の公民館に向かう

公民館の手前の双体仏地蔵の泥かけ地蔵を見る
説明書きには、悪い所に泥を塗り、直れば洗いながす
子供を授かりたくば、右が男子で左が女子、いや反対だったかな などの説明が有る 

 
この付近の地蔵様は石笠の地蔵様もこの泥かけ地蔵様も大きくて立派だ
付近には花崗岩が多いようだ
摩崖仏や石仏、信仰が濃い集落だったのだろう
道は、奈良と伊勢を繋ぐ道が幾つかあったようで道行く旅人を励ましたのか
古人の姿が見えるような村中だ
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