御所市の巨勢山
(高社山)


2021/08/08
単独
 
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奥様を職場に送り、仕事終わりの17時まで車が自由に使える
奥様用の車が壊れ一台を二人で使う。案外不自由だ
かつらぎ町から御所市に走り、大和青垣の山々、奈良山岳会編集の古い本から登る山を決めた
本来なら吉野口駅で下車して、高野街道や付近の見どころを加えるのが良いハイキングになるだろうが。今回は巨勢山を目指した

駐車地を探してウロウロ、ヤット無住だが阿吽寺の駐車場に停めさせていただいた
 

阿吽寺は歴史の寺で村が守っているようで、寺は素晴らしい
歴史は看板に書かれている
ソテツの花も咲き初めて見るその大きさに驚く


無住で駐車の許可は取れなかった。ごめんんさい

巨勢山は巨勢山口神社の参道から取りついた
巨瀬山とは山頂ピークを指すより、巨勢山口神社の裏山山域を指す用だが、大和、青垣の山々にはそのピークが書かれている
またの名は高社山と言われる
その昔、山上には巨勢山坐石椋孫(いわくらひこ)神社が有ったと事から高社山の名が有るという
山上には磐座信仰の石もあったそうだが、それは探せなかった
又神社案内には、巨勢氏の山城が有ったと書かれている
葛城氏等との勢力争いも有ったのだろうか

信号機の角に写真の石表が立つがこれは元葛村立尋常高等小学校、現葛中学校校庭に有った物を移転したとある
  

舗装の急坂を登れば小さな公園が有り、その上右手に駐車場が有る
人など滅多に来ないのだろう散歩中のNOリードの子犬に足を噛まれた
しつけが悪い犬は困った話だ。
チョット傷が出来たようだが、日本には狂犬病はいないというから大丈夫だろう
  巨勢山

直ぐに参道が出て神社謂れが書かれていた
 巨勢氏は南朝方に付き山頂に城を築いたとある

急坂で階段も有り、滑りの有る土質、ユックリと登る
途中で石の鳥居が有り明治の二?年戦勝祈願と有る所から、日露戦争の事かな
神社には直ぐに着いた
  

山頂への取付きを鳥居横の尾根にしようと取付いたが、滑って登れない
 

低山と侮ってローカットシューズで来たが、足の食いつきが悪い
何処かないかな、本殿に登り見渡したが何処も急傾斜、下の休憩所の裏から登れそうだと取付いた
  
登るほどに傾斜が増す。動物道に準じてクネクネと登る
根の強い、木に粘りが有る樫の木の幼木が多く上手く利用できた
三角点も直ぐに見つかった
城跡を感じる山頂は案外と狭い
下りは樫の木を曲げながらロープのように下る
これは木の性質を知らないとポキリと折れる粘りのない木は注意がいる

水平部分まで下り、途中の駐車場に下る
下り尾根は見えにくいが、尾根地形が読みよく一度で尾根を掴んだ
尾根に杣道を感じた
最後の駐車場への30mは激下りでしたが、木をうまく利用できた
  

東屋でユックリと休憩して、暑さをしのいだ
風が吹かないが緑の中は案外と涼しい
  

車に帰り、汗を引かせて、玉手山に向かう
ナビのマップコードを打ち間違ったのか、もう少しで掖上駅に行きかけた
失敗失敗
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