田辺市本宮町武住

大洞山
おおぼらやま
から天害森山、要害森山尾根縦走

2013/02/09

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往路 P08:25-大洞山10:14-林道11:45-天害森山12:16-要害森山13:00

要害森山13:30-天害森山14:12-P15:40

総時間7時間15分
要害森山は名の知られた山だが、同じ山域にありながら大洞山と天害森山はマイナーな山だ
この三つの山名が気に入り、登りたいどが高い山だった。ナカナカチャンスが無く、仕事が暇なこの時こそと三山を縦走した
限界集落の田辺市本宮町の武住は、谷間の集落だが綺麗な所だ
小学校跡は広いが、その先の凸ちに路駐して、小学校前から川を渡り、コンクリ階段を登って行く
  
コンクリ階段最奥に最近まで住んでいたのだろうか、民家が出て、その横から古道に入る
この道は、武住から中学生が6kmの道程で中学校に通った道だ
小道跡はハッキリと有るが、ヤヤ羊歯が生え込んでいるが、通るに問題はない
  
本宮町は暖かいのだろう。バイカオウレンが綺麗だ
道成りに登れば、武住峠に出る。武住峠には立派な地蔵と、巨大な杉が有り歴史を感じる
  
武住峠から道は急に良くなり、ルンルン気分だ。炭波線が三辻で分岐する所にも地蔵があり、目的道は回り込み細いが、四つ辻に向かうルートは広い。此処でタブン古道を外したのだろう。読図すると尾根が見える所に道が有るはずだが、100mも下を歩いている事に気が付くが、マッイイカ、道が有る。
大洞山下に突き上げる尾根を登る予定だ大差ないと感じた
  
所が誰が付けたか、印が道沿いにあり、ツイツイそれに引き込まれて、取水口のある所で道はなくなった
正面は目的尾根、少し○危な斜面を登ったが、やはり下にマークがあった。何のマークだろう。百均紐が適度にぶら下がっていた。尾根に出ると予想通り、羊歯が行く手を阻んだが、動物道を探して這い登るが、直ぐに羊歯が無くなった
  
大洞山下に出て服装調整だ。なんだか暑い。
一登りで大洞山だが、山頂にはテープが一巻きしてあった
  
                                 山頂            
チョット遠回りしてしまったが、武住峠から尾根を歩くのが最適だろう。ショウタンは羊歯を恐れた。反省

大洞山から、簡単にコンパスを合わせて下った。此処で又尾根を外し、目的尾根にトラバースで修正した
道跡につり込まれないでキッチリコンパスで尾根を下ろう。
ここからは、何のマークもなく、道跡が出たり、薄くなったり、木がジャマした通りにくい所もある
マア、読図としては初級の上といった所か
所々で景色が綺麗だ
  
ジュンさん、バイカオウレンですね (^o^)
 
突然林道が飛びだし、地形から此処だと確定したが、少し手前で山が抜け落ちているのが見えていた
ナナ何と、天害森山が半分深層崩壊で無くなっている。

                 
マダマダ熊野の奥地は手つかずのままだ。大水害の跡は痛々しい
道成りに吊り尾根に出て、要害森山から下山ルートに天害森山を通ろうとしたが、天害森山を越して行くしか手がない
  

 
要害森山↑
梯子が作られている。登ると炭波線道が出るが、直ぐに崩落している。
下部は未だ山は口を開けた部分があり気持ち悪い。
大きく巻く格好で、山頂を目指すが汗がした立つ傾斜だ
山頂には、紀州わらじの会のふくろうがタダ一人立っている
 
等級種別 三等三角点 基準点名 道湯川
北緯33°50′18″.4367 東経135°41′56″.4024 標高742.75
所在地 和歌山県田辺市本宮町平治谷字宇井谷740番地
選点日 明治36年6月1日
吊り尾根は林道に削られているか、崩落していると見て、大きく下を巻くルートを取った
これが悪かった。小さく打たれたテープに誘われたが、読図すると熊野古道から直登した物だろう
適当にトラバースだ。林道に出た。予想通り林道に削られて登れそうにない
林道沿いをテクテク、これじゃ時間切れと引き返すと、アララ、尾根先は林道に出る事が出来、吊り尾根には階段がある
時間が未だある。吊り尾根から要害森山を目指す
 
最後の急登は足に応えたが、這い登りアラモウ山頂と距離はない
  
山頂は綺麗で、フラットな尾根状ピーク、図根点や古い測量石がある
景色もマアマア綺麗だが、要害森山、もっと険しいルートを想像した
思ったより時間が係ら無かった。
チョット傾斜の厳しい所を選んで、補助ロープの扱いを練習してみた
ダイニーマロープは軽くて強い、補助ロープに最適と7.5mm25mを持っている
階段を下りて、正面尾根を登り返すが、スケベなショウタン、崩えた下をトラバースできないか覗くが、まるで無理と諦める

天害森山を登り返すが、ふー、新宮方面の方達の道標が見える
  
天害森山のピークから尾根を大きく廻る道が有るようだが、斜面を適当に下ったが、傾斜はきつい

往路に見ておいた下山場所に下ったが、山肌を削り取った道は下れる場所を少なくしている
  
尾根先                   往路で此処に飛び出す            綺麗な集落

林道をテクテク、大洞山1山だと西に馳せる尾根は登れるだろうとか、天害森山と要害森山ならこのコースなんて、考えながら歩くと、林道歩きもあっという間だった。
集落の写真を取っていると、モウ三軒しか住んでいないと話しかけられ、限界集落を目の前に見た。
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