猿子城山 槇尾山、卒塔婆峰、兜卒岳、焼山(大日の日受)周回
2014/10/08
二人

コースタイム
P青少年の家08:35-五つ辻09:45-十五丁地蔵10:50-猿子城山11:12-蔵岩12:50〜13:40-施福寺14:05-卒塔婆峰14:37-兜卒岳14:53-
深タワ15:09-焼山15:30〜15:45-大谷16:20-青少年の家P16:42
総時間8時間7分休息含む

地図について、
古いエアリアマップと新地理院地図、旧地理院地図、各地図をリンクで載せておきます
新地理院地図の歩きよさが一目で分かると思います


14/09/04、にNさんの山歩日記に載る槇尾山、施福寺の八葉蓮華山周回の記事を見てコピー登山を心見たが、雨と読図失敗で下山した
今回同じメンバーでリベンジ、少しコースを変更したが、秋晴れの中リベンジが叶った
所が今回は腰痛がひどく、歩けば治るの話に、両杖で大汗を流しながら痛みと戦った。
信心が足りないショウタンは、仏に試練を与えられているのだろうと思ったが、施福寺では相棒に代参を頼む懲りないショウタンだ 汗
前回と同じ青少年の家前駐車場に車を止めて8時35分スタートだ

施福寺方向に200m程歩けば、永住院手前の十五丁谷にコンクリ道を入る
入り口左側に、地蔵が祭られている

コンクリ舗装は直ぐに終わり、植林の中の川沿いを登ってゆく
手入れの無い十五丁谷コースは、途中で道が荒れた部分も有り、川を渡ったり川中を歩いたりとするが、危険など無い道だ

川沿いには秋の花が美しく咲き、荒れた道も楽しい
尾根が見えるころロープなどが補助された急坂になるが、腰痛で立てないほどのショウタンでもロープなどは要らなかった
尾根に出ると、側川に下る四辻に出る道標があり、今回は道標を重視して歩いたが、地図上のどの位置かを楽しむ読図を真剣に行った
五つ辻に向かって尾根を歩く
途中で現在地を確認するために、小ピークに登り読図どおりの位置であることを確認した。
小ピークには写真の親常会と書かれた石柱が立っていた。北への尾根には踏み跡があり根来谷入り口から登る方たちがいるのだろう
小ピークを下り五つ辻まで登山道を歩く。整備された歩きよい道だ
  
小ピークから下り、あっと言う間に五つ辻に出た。
久々の五つ辻は少し様子が変わっていた。小休憩して読図でコンパスを取り、方向をとる
エアリアマップにはトラ尾と書かれている。
 
途中で腐葉土を拾っている方と立ち話などしながら登ると、前回清水の滝から突き上げた見晴らしの有る所に出た
一ヶ月の間に腰掛が作られている。
 
景色を楽しみ、ヤヤ急な道を前回とは違い、三国山に向かう道標に沿って登った
今日は明るく快晴だ、老眼でも地図が見え現在地を楽しみながら、西国巡礼旧道(西国古道)の十五丁地蔵に出る
十五丁地蔵は713mピーク南下にあり、猿子城山分岐地点です
十五丁地蔵には公式道標は無いが、勝手道標が猿子城山を指す
 
P713mピークを巻きながら猿子城山に向かう。古道は国土地理院新マップにも書かれ歩きよい
山頂には腰痛のショウタンを泣かす急傾斜と感じた。
猿年には賑わう干支の山だろう
 
猿子城山からポテ峠に下り施福寺まで周回も良いが、引き返し、捨身ヶ岳から蔵岩に向かう
少しでも時間短縮と713ピークを超える。
西国古道を下り、桧原分岐の道標にしたがって蔵岩に向かった。
今回は勝手道標のある尾根先からではなく、分岐から少し巻き道を歩き道標のある尾根を登った
 蔵岩の新道標がある

捨身ヶ岳は賑やかだった。少し見晴らしを楽しみ道標に従って蔵岩に下る。
 
蔵岩上で今日も楽しい泡タイム、天気は最高だがクライミングの方は無く、出会う方はハイカーばかりだ

大阪湾や編笠山、一徳坊山、ススキの岩湧山が美しい
50分の大休憩、岩登りが大好きなR女に電話でワイワイと山は楽しい
今日は蔵岩に拘ったのは、前回ここで施福寺に行きそこなったからだ。
地図を眺める
岩の北端の松の木から東に墨破線は走っているが、道は感じられず少し北に下ると小さな分岐道標が有った
新しい物だったが、地図道りよりは下りよい。黄色のポスト際を下るかこの道標を下るかがルートだ
  
下りルートは慎重に下った。
ナカナカの急斜面で浮き根がすごい
古い用水設備に出て道なりに下る。古い家上に出て、ダイヤモンドトレイルの道に下るには、3m程度の急斜面だ
木の根を持って下れ、問題は無いだろう
道成りに施福寺に出て、寺前で休憩も無く、ショウタンは相棒に代参を頼んで、腰をさする。
 
トイレ横から林道風古道を下る
古道を広げたものだろう。地蔵が一つ二つ埋もれかけ寂しい
 
最初の道標から卒塔婆峰に尾根を登る
 
尾根に登りきって直ぐにバリエーションで卒塔婆峰に登ろうと一歩二歩入るが、急傾斜を見て逃げた
古道を素直にフーフー、腰が足が痺れだし、オッ痙攣か、左足が痛い 阿呆なショウタンだ
次の勝手道標から100m少しで卒塔婆峰だ。ピストンで山頂を踏んだ
 
卒塔婆峰と兜卒岳は同じ高さの双耳峰、九鬼に向かう途中に兜卒岳はある
兜卒岳に曲がる東10mに覚超上人の石碑がひっそりと有る。墓なのだろうか。涸れた花木が添えられていたが、相棒に付近の花木を採ってもらって、一枝添えておいた。
  

兜卒岳は薄暗い山頂だ。
北北東に尾根を下ってゆく。しっかりとした道だが雑木の森は薄暗く、不気味さが感じられた
 
急傾斜を下りこんでゆく、下っただけ登り返しがあるのだと、気がめいるショウタンだ
小岩横をさらに下ると深タワと言うのだろうか、大谷への分岐が有るタワに出る
さあ、登りきれば焼山だ
深タワから先は良く踏まれた道だが、里山独特の羊歯道だ。歩きにくくは無いが夏場はイヤーなコースだろう

次の道標から九鬼に釣り込まれないように、踏み跡道を焼山に向かう
羊歯や雑木が出るが踏み跡は分かりよい。一汗流す山頂に三等三角点、大谷が鎮座する大日の日受、通称、焼山山頂に出る
 
点の記
等級種別 三等三角点 点名 大谷 標高 483.71
北緯 34°24′13″.9450 東経135°30′17″.3478
所在地 大阪府和泉市槇尾山町25-2
選点 明治36年5月7日 設置 明治36年6月25日 観測 平成14年10月12日

焼山は360度の大パノラマ、大阪湾から和泉山脈の北面の山々は素晴らしい景色だ

今日のコースを振り返る
地図からコンパスを取りあれが仏岩、あれが捨身ヶ岳 アレー蔵岩が見えないのかな、あれが正面岩じゃない?
蔵岩は見えないのか、なんて地図から景色を楽しむ山座同定だ
最高の見晴らしの焼山だ
さあ下山だ
大谷に下るには深タワに引き返すか、ブッシュ覚悟で下るかだが、踏み後が無ければ深タワに引き返そうと、尾根先に出ると踏み跡が出た
踏み跡に沿って下ろう。
所が踏み跡が薄い、昨日か?今日一人が登っているようだ
あれじゃない、これかな、時々は鎌跡や古いテープが出るが途中で猛烈ブッシュ、踏み跡をはずしたようだ
右手の方が傾斜が緩そうだと地図を読みトラバース、それらしいものが出るが、踏み跡か動物か不明だが、よく見ると、小枝が切られ鎌跡がある
これだ、下るとはっきりとその跡が出た
久々のバリエーションブッシュ、大谷に飛び出したところに1巻きの白いテープがあった

今、この記事を書くにあたって、三角点閲覧を見ていると、ここに登山道があったことがかかれ、時間は一時間と書かれていた
大谷に降りたところに、青い棒が落ちていたので、白いテープ下に差しておいた
下るに難しいコース取りだったが、登りには汗は流すが間違いは無いだろう
 
林道を下る
腰と足が悲鳴を上げだしているが何とか歩けた。歩いて治そう。
あと少しの車道歩きが、ヨタヨタのショウタンだった
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